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【新受験生向け】勉強時間の捻出/勉強を始めるにあたって

こんにちは!

武田塾河内松原校です。

本日は「勉強時間」について話したいと思います。

現役生でも既卒生でもなかなか勉強時間が確保できないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

そこで、私が受験生のときに実践していた勉強時間の捻出方法についてお話したいと思います。

ちなみに、私は毎日学校に行きながら授業中の内職の時間を除いても、8時間はしていました!

 

時間は使い方次第でいくらでも取れるものなので、ぜひ参考にしてみてください!

 

勉強時間の捻出方法

現役生で毎日学校に通い、授業中も内職ができないとなると、机に向かって勉強(自学自習)できる時間は大体16、17時~22時ぐらいまででしょう。

24時間のうち、個人差はありますが睡眠時間は7時間として、学校に拘束されている時間が約8時間、実質の授業が約6時間、受験勉強に6時間として、、、

24-7-6ー6=5

こう考えるとまだ5時間も残っているんですよ。

この5時間はどこに消えたのでしょうか。

多くの人は「生活時間」と答えると思いますが、その生活時間のうち本当に何もできないのはシャワーを浴びている時ぐらいじゃないでしょうか。

 

行儀は良くないですが参考書片手にご飯を食べ、湯船に浸かっている時は濡れてもいい参考書を読み、歩いている時は一度解いた長文の音声を垂れ流し、学校の休み時間は単語や文法などのちょっとした復習にあて、昼休みはがっつり勉強し、といった風に勉強の合間に生活をすることを意識してみてください。

この考えが非常に大事です。

 

生活の合間に勉強するのではなく、勉強の合間に生活するのです。

 

最初はしんどいでしょうが、慣れてくるとそれが当たり前になり、逆にボーっとしている時間やスマホ触っている時間に違和感を覚えるようになると思います。

では、難関大学に合格する人は全員そういった生活をしているのかというと、中には元々の生活習慣をあまり変えることなく合格する受験生もいます。

私の場合は、高3の夏から始めたのでそこまで自分を追い込みましたが、2年の早い時期から始めている人はもっと楽に届くかもしれません。

だからと言って胡坐をかいでいる余裕もないですが。

 

勉強時間と関連することですが、今からとても大事なことを言います。

私が半年で偏差値を約30上げたのも、これができたからだと思います。

 

本気で受かりたいなら、後ろ向きな発言で大変申し訳ないですが、「落ちたときの言い訳となるもの」のうち今の自分に必要ないものは徐々に捨てていってください。

 

たとえば、SNSやスマホのゲーム、学校での友達との会話などなど。

スマホを解約するのはさすがに不便で帰りが遅くなると親御さんも心配されるでしょうから持っていてもいいと思いますが、SNSは絶対に必要ないでしょう。

そんなもの受験が終われば嫌と言うほど見れます。

 

もし受験が失敗で終わった時に、

「あの時SNSを消していたらどうなっていたんだろう」

「学校で友達としゃべっている時間を勉強にあてていたら……」

そんな馬鹿げた後悔を残さないためにも、「合格に不要なもの」は一切捨てるぐらいの覚悟で臨んでほしいのです。

 

事実、私は地元の友人と縁を切り、彼女と別れ、休み時間に友達にしゃべりかけられても無視し、時間がもったいないからという理由から半年間一度も髪を切らず、ラインも消しました。

「こいつめちゃくちゃメンタル強いやんけ……」

と思われた方、安心して下さい。

私のメンタルは軟球で粉々になるほど脆く、泣きながら勉強していたほどです。

参考書をビリビリに破いて兄に怒られたこともありました。

センターの黒本を破こうとしたものの分厚すぎて破けず、それが原因で怒りに拍車がかかり、壁を殴り続けて兄に怒られたこともありました。

こんな情緒不安定だった私でも最後まで走り切れたのです。

※あくまで若かりし頃の私です。現在の私はマイナスの感情を表に出すことはほとんどありません。

 

要は、最初の数週間、あるいは数ヶ月耐え抜いて習慣化しさえすればいいのです。

私も情緒不安定期が過ぎ去ると何事もなかったかのようにまた勉強に戻っていました。

その過程に「さあ、切り替えて勉強するぞ!」なんて意気込みは一切なく、そうすることが当然かのように極自然に動いていました。

僅か数ヶ月で培った習慣化の恩恵です。

頑張る人

 

7月で偏差値39から受験勉強を始め、関大(特待)、立命、同志社に受かったという話をすると、多くの受験生に勇気や自信を与えられると共に、油断も与えてしまいかねません。

これを読んで不安になった受験生もいるかもしれませんが、ただ夢のような理想だけを話していても意味がないので、非常識な逆転合格の裏には往々としてこのような努力があるということを伝えておきます。

裏を返せば、それだけの覚悟があるなら(私のようにしろと言っているわけではありません)、今から本気で取り組めば選択肢はいくらでも広がると思います。

振り出しに戻りますが、その覚悟ができれば自ずと無駄なものを排除し、勉強時間も増えてくるのではないでしょうか。

 

今回は以上となります。

 

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