みなさんこんにちは！武田塾神保町校です！
今回は、これから始まる各予備校の模試ラッシュへの備え方についてお話していきます！
夏休みも終盤、お盆休みも有効活用できたでしょうか？
その成果を発揮するための場として、
8月末から9月の初めにかけて多くの模試が実施されます。
この絶好の機会を逃さない手はありません！
しかし、模試は成績を伸ばす道具であると同時に、
使い方を間違えるとただの時間の無駄にもなりかねません。
夏休み終わりの模試ラッシュを有効に使うための心得を、3つ紹介します！
模試活用の心得①：復習する余裕を作れ
模試は成績を一気に伸ばすツール！
ただ問題を解くだけのように見えますが、模試は成績を伸ばすための相当大きいツールです！
模試を受けて、成績はいつ伸びているのか？
というと、2回伸ばすタイミングがあります。
模試を解いている時間
模試となると、皆さんはいつも以上に気合を入れて問題を解くのではないでしょうか？
普段であれば諦めているような問題にも果敢にアタックしたり、
細かいところまで見直しをしたりするはずです。
これが、成績を伸ばすポイントです！
緊張感の中問題を必死に解くと、どのように食いついたら良いかを学ぶことができます。
復習する時間
必死に問題を解いても、まだまだ間違えることはあります。
それを復習しているときに、成績が一番伸びるのです。
「どうしてあの時の自分はこのように考えたのだろう？」
と思い出しながら復習することによって、成績は一気に伸びるのです。
暗記量が少なかったのであればこれから増やせばよいですし、
計算ミスをしたのであればその予防をすることができます。
模試の後の学習の、大まかな方針を立てることができるのです。
模試ラッシュがゆえに……
8月下旬から9月上旬にかけて、各予備校が模試を固めています。
夏休みの成果を発揮してほしい顕れです。
しかし、その数があまりにも多すぎるばかりに、すべて受けていると勉強の効率が大きく下がってしまいます。
模試を復習する時間が無くなってしまったり、模試の復習に追われて本当にするべき学習がおろそかになってしまったり、
本末転倒な状態で勉強を非効率にしてしまうのです、
受けようと思えば毎週末受けることができる模試ですが、
2週に1回にしたり、復習を計画的に行ったりしないといけません。
申し込む際には、復習期間のことまで考えて申し込みましょう！
模試活用の心得②：本番と同じルーティンを実践せよ
本番はおそらく前日から緊張で寝れないことでしょう。
長い休み時間をどう使えばよいかも、その場では思いつかないものです。
模試などの練習では、ここから本番を想定して訓練をしておくと良いです。
普段からのルーティン
共通テストの本番は、社会2科目型であれば9時30分から、社会1科目型であれば10時40分からスタートするのが恒例です。
9時30分に試験開始ですから、遅くとも1時間前には着いていたいものです。
（試験会場にもよりますが、8時から開いているところが多いと思います）
8時30分に試験会場に到着するには、何時に家を出ていなければならないでしょう？
おおよそ高校の近くの大学で受けることになる人が多いですから、計算しやすいと思います。
仮に7時半に家を出なければならないとして、そのためには何時に起きていなければならないでしょうか？
そして、その時間に起きるためには何時に寝ている必要があるでしょうか？
このように、本番を想定すると早寝早起きがとても重要であることが分かります。
本番の時だけこの時間の動きができるはずもありませんから、
普段からこれを意識した生活習慣を実践する必要があります。
みなさんは最近何時に起きていますか？
夏休みだからと言って、寝すぎたりしていませんか？
休み時間のルーティン
共通テスト本番は、科目と科目の間に30分以上の休憩時間があります。
この休み時間、使い方を決めておかないと、相当もったいないです！
模試の休み時間はそこまで長くないですが、本番を想定してできることをやってみましょう！
思いつかない人は、例えばこんなことをやってみてはどうでしょうか？
・これと決めた参考書を一冊流し見する
・水分や糖分を摂取する
・少し歩き回って気分転換
逆にこれらは絶対にNGというものもあります。
・友達としゃべる
・答え合わせをする
・寝る
自分なりのルーティンを作って、実際の模試に活かしましょう！
模試活用の心得③：自分の癖を見抜け
人間誰しも、必ず癖があるものです。
特に試験中は自分の世界に入って集中する分、どうしてもその癖が出がちです。
この模試ラッシュの期間までに、自分のやりがちなことを見つけておきましょう。
実践的な例でいえば
・数式の＋ー間違えが多い
・正しいものを選択するのか、間違えているものを選択するのか見落とす
・開始40分を過ぎると集中力が途端に切れる
などが多いでしょうか。
他に試験に関係なくても、当日障害になりそうなことは排除しておきましょう。
・忘れ物が多い
・遅刻や寝坊をしがち
自分の癖が分かれば、対策がとてもしやすくなります。
自分は忘れものをしがちだから、持ち物は必ず前日と当日で2回チェックをする！
など、自衛を徹底しましょう！
1つも無駄にしない模試ラッシュを過ごそう！
この夏休み終わり、何も考えずに模試を申し込んでしまうと、
毎週末模試が行われるような状況に見舞われます。
まずは、どの模試が自分にとって必要なものなのかをしっかりと見定めましょう。
その上で、上記に挙げたようなポイントを考えながら、
「ただ受けるだけ」で終わらない模試にしてください！
インプット学習をしている時間よりも、
極限状態でアウトプット学習をした時の方が圧倒的に成績が伸びます！
