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【2021年度版】予備校の模試の選び方・受け方を今から考えよう!

みなさんこんにちは!武田塾神保町校です。

 

実は、もう2022年1月実施の共通テストまで残り300日ほどとなりました。

300日というとまだまだ遠い先のお話のように感じてしまいますが、

1日10時間勉強したとしても残り時間は3000時間ほどしかありません。

3教科受験であれば1教科当たり1000時間

国公立型で受験するなら1科目あたり500時間以下です。

 

今回は、この貴重な勉強時間を費やして受験する「模試」についてお話していきます!

模試は受け方次第で、どんな勉強よりも点数を伸ばすことができる起爆剤にもなりますし、

ただの時間とお金の無駄にもなってしまう代物です。

学校で勧められたから受けるなど受動的な受験ではなく、

せっかく受験するのであれば実りあるものにしてください!

 

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各予備校の模試の特徴や難易度について

東進模試は他と模試の意図が違うから難しく感じる

東進ハイスクール・東進衛星予備校が主催する模試は多岐にわたりますが、多くの受験生が使うのは3つに絞られると思います。

・共通テスト本番レベル模試
・全国統一高校生テスト
・各大学特化型記述模試

これらの模試すべての共通することは、

「すべて本番と同じ難易度・範囲で出題する」

ということです。

他予備校では、高校の進度に配慮して出題範囲を絞ったり、選択問題を作成するなどの措置が行われます。

しかし東進では、いつでも本番レベルの模試を受けることになるのです。

東進の模試が難しいと呼ばれる理由はここにあります。

普通の高校生が受けても、まだ履修していない範囲が出題されたら難しく感じて当然です。

 

浪人生や、高校2年生までに先取り学習を終了している受験生にはオススメの模試になります!

 

学校で受験できる定番 全統模試 駿台(ベネッセ)模試

全統模試(河合塾主催)と駿台模試(ベネッセと共同実施する際には「ベネ駿模試」と呼ばれます)は、

何といっても受験する生徒の多さが特徴です。

全統記述・全統マーク模試は昨年の実績で25~30万人程度が受験しています。

センター試験や共通テストの受験者数は50万人くらいですから、受験者の約半数以上が受けている試験ということです。

(もっと言えば、センター試験や共通テストは目的外利用の受験者が多いので、7~8割方が受けているという計算もできます)

 

東進の項目でも触れたとおりですが、高校の学習進捗に合わせて出題範囲や難易度が緩和される分、

合格までに必要な点数を具体的に把握できない点が弱点です。

その代わり、相当正確に現在の自分の全国順位が分かるところが、大きな強みになります。

 

ちなみに難易度としては、個人的な感想として差はありますが、

駿台>全統>ベネ駿

となっているケースが多いようです。

 

 

模試はすべて受けてはいけない!復習の重要性について

前トピックでは3社の模試を紹介しましたが、他にも代々木ゼミナールなど様々な塾・予備校が模試を展開しています。

これらすべてのスケジュールをカレンダー上に並べると、夏ごろから毎週末模試が続いてしまうのです。

どのように模試を選んで、受けていけばよいのでしょうか?

 

模試の復習日をしっかり確保できる分量で

模試は、今の自分に足りないところを教えてくれる大切な資料です。

復習を十分にしなければ、模試を受けた意味がありません!

 

例えば3教科受験をしたときに、少なくとも1日は復習のための日を作る必要がありますね。

そして見つけた穴を、1科目あたり1日で埋めていきます。

そうすると、自分でスケジューリングして勉強する時間が1週間に2日分しか残りません。

具体的に書くと

 

日曜日:模試
月曜日:復習
火曜日:弱点補強(国語)
水曜日:弱点補強(英語)
木曜日:弱点補強(日本史)
金・土:自分の勉強
日曜日:模試

 

こうしてみると、模試は受けすぎてはいけないということがよく分かると思います。

学校で受け取った模試の案内をすべて受けてしまうと、消化不良を起こしてしまうのです。

 

 

結局どこの模試を受ければ良いの?

機会が少ない特殊な模試は積極的に受けよう

ここまでのお話から大事になってくるのは、模試に優先順位をつけることです。

まず最優先で受けるべきなのは、各大学に対応した模試です!

例えば「東大プレ」や「名大オープン」のようなものが当たります。

これらの模試は実施回数が少ない上に、志望校の形式や難易度そのままの

初見の問題を見ることができる点で非常に貴重です。

 

 

現役生は河合・駿台を受け続けるのがオススメ!

同じ予備校の模試を受け続けることで、前回からの推移が分かるようになっているところが多いです。

またドッキング判定を使って、より正確な判定を出せるようにもなります。

なので、1~2つの予備校の模試を年間で受け続けるというプランが最適だと思います。

特に現役生は学校生活もある分、時間の制約がより厳しいです。

あれもこれもと手を出してしまうと自滅してしまいます。

 

そこで、学校から斡旋されることの多い河合・駿台の模試を受け続ける(他に浮気しない)のがオススメです!

学校から申し込むと受験料が割引されたり、クラスメイトと受けることができる分、模試へのハードルが下がります。

 

 

難関大学志望者・浪人生は東進模試を組み込むべし

難関大学志望者や浪人生は、すでに出題範囲を1周終わっている生徒が多いと思います。

そういうことであれば、いつでも本番レベル模試の東進模試を使わない手はありません。

 

東進・河合の模試を受け続けるのがオススメです!

東進については学校で採用しているところとそうでないところがありますから、

自分で申し込みをしなければならないことも多いかもしれません。

 

 

模試の受験は計画的に

最初にもお話しした通り、模試は受けないのもダメ、受けすぎるのもダメ、塩梅が難しいところです。

その代わり適切に受験を重ねていけば、志望校合格に大きく近づけてくれるツールになります。

4月になってしまったら受験戦争は本格化します。

その前に、自分の型を作り上げましょう!

 

武田塾神保町校では、こんな模試への悩みをはじめ

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