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最近よく耳にする”リベラルアーツ”とは?どんなことを学ぶの?

こんにちは。

武田塾いわき校です。

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「リベラルアーツ」とは何か知っていますか?

言葉だけなら聞いたことある!という声も最近よく聞きます(^^)

日本語では「教養課程」とよばれるものですが、”ちょっとその訳違うぞ!”なんて言われていたりして、そもそもどんなことを学ぶのか、結局いまいちわからないまま。。という方も多いみたいですね。

本日は、そんな「リベラルアーツ」についてご紹介したいと思います。

リベラルアーツとは一体何のことなのか

リベラル・アーツ(Liberal Arts)の元々の意味

Liberal=自由な

Art=技・技巧

 

「リベラルアーツ」という言葉は、ギリシャ・ローマ時代の「自由七科(じゆうしちか)」を起源としています。
「自由七科」とは、「人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本」のことであり、「算数」「幾何」「天文」「音楽」「文法」「修辞学」「論理学」の7つを指します。奴隷制のある時代に自由人として身につけるべき素養だったのです。

「Art」は「アート」という日本語に当てはめると、絵画や工芸品が思い浮かぶかと思いますが、そのような作品にとどまらず、「熟練の技」「専門的な技術・技巧」といった意味を持ちます。

現代においては、大学の学士過程において、「文系・理系の垣根なく様々な分野を幅広く学び、基礎的な知識を身につけるプログラム」という意味合いで用いられています。

 

リベラルアーツが盛んなのはアメリカ

アメリカの大学と聞いてイメージするのはおそらく「総合大学」=「University」じゃないかなと思います。

それとは別に、「リベラル・アーツ・カレッジ」と総称される大学があります。

(ちなみに、2年制大学は「コミュニティ・カレッジ」といいます。)

総合大学は専門性を身につけるのに対し、幅広い知識を小規模・少人数制で学ぶのが特徴です。

 

・問題解決能力

・考える力や論理的思考力

・物事を多角的にとらえる力

・コミュニケーション能力

 

上記のような点を重視し、次世代リーダーの育成に力をいれています。

また、卒業後は大学院に進む人が多く、大学側も推奨しているので、広く学んで終わり、というわけではないのです。総合大学においても、ほとんどがリベラルアーツを学ぶことに力をいれていて、アメリカではいかに教養課程に重きを置いているかということが伺えます(「教養」とは何か?という話になると主旨がずれてしまうのでここでは論じませんが・・)。

リベラルアーツカレッジを卒業している著名人も多いです。バラク・オバマ、スティーブ・ジョブズ、ヒラリー・クリントン、内村鑑三、津田梅子などなど・・・その他、超一流企業に就職しているエリートもたくさん。

日本におけるリベラルアーツ

日本でリベラルアーツが注目されている理由

日本語で「教養課程」と言ってしまうと、「専門的な分野を学ぶ前の一段低級な内容」「浅く広くいろんなことを学ぶんでしょ」というイメージが先行してしまいがちなのでしょう。ことばは間違いではないものの、認識に誤解がある。それで、「違う」なんて言われてしまうんだと思うんですね。

では、リベラルアーツの本質は何か?

それは、「知識」を得ることのさらに先、「人材育成」なのです。

 

日本は一昔前まで、「ジェネラリスト」主義でした。その業界において広範囲な知識をもち、企業の「総合職」つまり「なんでも屋」ができる、「器用な」人が重宝されていました。

それが時代の流れとともに、「スペシャリスト」がもてはやされるようになりました。特定の分野について高度な専門的スキルを持つ人です。スペシャリストとして専門性を高めないと仕事はないなんて言われたりしました。

そして現在、じわじわと流れが変わってきています。それは、話題となっている「2020年の教育改革」や、「リベラルアーツ」という用語の浸透、「早稲田文系で入試に数学を課す」といった動きからも見て取れると思います。

 

先進国の「モノ」や「経済的豊かさ」を求めてきた時代は飽和状態となってしまいました。今までの価値観を打破しパラダイムシフトを起こすには、分野を横断したインパクトがないといけません。

いずれにせよ、「文系」「理系」という草分けは時代遅れとなるでしょう。

例えば、歴史学者もAIの活用が必要になる。
科学者は合理性と効率だけでは行き詰まる。

多方向からのアプローチができるような、豊富な知識と柔軟な思考を併せ持った人材が求められているのです。

 

ところで、少し話がずれますが、現在日本では、今までの教育は暗記一辺倒でだめだ!なんていう批判の声があったり、グループワークやディスカッションにベクトルを向け教育改革をすすめたりしていますが、では、日本の教育はだめだったのか?欧米型の教育を目指すべきなのか?その点も踏まえて、うわべだけの仕組み替えではない、本当に子どもたちのためになる教育改革となることを願っています。

 

日本でリベラルアーツが学べる大学

日本において、リベラルアーツに力を入れている大学を挙げます。

国際基督教大学(ICU):「THE世界大学ランキング日本版2019」にて私立大学総合1位を獲得

立命館アジア太平洋大学(APU):経営学、社会学、国際関係学などの社会科学に特化している

早稲田大学の国際教養学部(SILS):最高峰の大学でグローバル人材としての教育を受ける

 

その他にも、上智大、青山学院大、法政大などなど、日本を牽引する主要大学がリベラルアーツを重要視しています。

また、近年人気が高まっているのが桜美林大学リベラルアーツ学群です。偏差値が上記の大学ほど高くないことと、早くから英語教育とリベラルアーツに着眼し改革をすすめてきた実績があることでオススメの大学となっているようです。

 

リベラルアーツ教育に向いている人

今、注目されている分野なだけあって、進学先として「気になる」「候補に挙げている」方も多いはず。

では、どんな人に向いている学部なのでしょうか。

 

・まだ専門的に学びたいことが決まっていない人

・自分に向いていることが何かわからない人

・幅広く様々な分野の知識を身につけたい人

・英語で学びたい人

・ディスカッションやグループワークをたくさんしたい人

・次世代のグローバルリーダーとして活躍したい人

・留学に興味がある人

・コミュニケーション能力を高めたい人

・自分で考え自分で行動できる人になりたい人

・起業したい人

・少人数制で教師との距離が近い大学で学びたい人

・リベラルアーツに興味がある人

・いろんな価値観や多様性を大切にしたい人

・教養のある人間になりたい人

・etc...

 

うーん、枚挙にいとまがないかんじになってしまいました(;^ω^)

つまりは、リベラルアーツに”向き・不向き”はない!

 

意欲がある人はウェルカム!

得意分野や才能を伸ばせる。

将来に役立つ人脈ができる。

 

リベラルアーツについて少しでも気になっている方は、ぜひぜひ、資料請求をしたり、オープンキャンパスに行ったりしてみてはいかがですか(^^)/

 

私から最後に1つお伝えしたいこと。

 

リベラルアーツを謳っている学部へ入らなくても、

将来、サラリーマンになっても自営業でも、

海外に行っても行かなくても、

どんな道に進んでもいいから、

 

人に使われるだけの人生より、自分から発信していく人になろう!

 

その方が人生100倍楽しいです(#^^#)

 

 

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