伊丹にお住いの、映像授業塾に通われているあなたへ

皆さんこんにちは！

武田塾伊丹校です！

今日は、映像授業の塾と武田塾

の比較をしていきます。

現在、映像授業を用いた塾や

予備校に通っていらっしゃる生徒さんには

ぜひご覧いただきたい内容になります。

ぜひご覧くださいませ！

はじめに：映像授業の塾・予備校に通うあなたへ

伊丹エリアには、映像授業を提供する

塾・予備校がいくつか存在します。

自前の塾に映像を入れている塾も多く

伊丹市内の塾・予備校における

ファーストチョイスの1つになっている

ようにも見受けられます。

今日はそんな、映像授業系の

塾・予備校に通われている方に

ぜひ読んでいただきたい記事になっています。

映像授業のメリット・デメリット

世の中の塾・予備校を分類すると大きく分けて

集団型

個別型

映像型

の3つに分類されます。

これらはどれがいいというものはなく

生徒様により向き不向きがあります。

ですので今回の記事では、

「映像授業はここがダメ！」

と悪いことのみを述べることは致しません。

映像授業にはメリットもあれば

デメリットもあると考えます。

その2つを私なりにご説明したうえで

この記事を読まれている皆様が

最善の塾選びをできれば幸いでございます。

映像授業のメリット

一流講師陣の授業が全国どこでも受けられる

映像授業最大のメリットは

講師陣の質が保証されていることでしょう。

CMなどでおなじみの一流講師や

参考書を出している有名講師陣は

関東や関西などの都会に集中しています。

都会の大手予備校に通ったとしても

彼らの授業を受けられる保証はありませんし

地方であれば地理的になお不可能でしょう。

しかし映像授業であれば

全国どこでも彼らの授業を受講可能です。

有名講師の授業を

受けたいのであれば

最高の環境だといえます。

いつでもどこでも受講可能

映像授業は、教室に通わずとも

携帯や自宅のPCで視聴可能なことも多く

いつでもどこでも受講が可能です。

塾への移動時間の電車内や

家や学校で視聴が可能なので

スキマ時間も授業にあてることができます。

自分のペースで受講可能

映像授業は、受講完了の期限は

決められていることが多いものの

半年、1年単位であることが多く

細かなペースは自分で決められます。

集団塾や個別塾は授業日が

週に何回、何曜日のいつ、と

決められていることがほとんどなため

学校や部活の予定とバッティングした場合

受講できないということが起こりがちですが

映像授業の場合はいつどれくらいの量を

視聴するかは各生徒に委ねられているため

忙しさに応じてペース配分が可能です。

夏休みは余裕があるため多めに受け

定期テスト前は忙しいので来週に回す

といったような受講ができるのは魅力的ですね。

映像授業のデメリット

映像を見てできるようになった気になりがち＝演習時間が失われがち

映像授業のメリットでもお話しましたが

映像授業の講師陣は、かなりわかりやすいです。

だからこそ「なるほどな！」とわかった気になって

次の授業次の授業と進んでしまいがちです。

しかし、成績が伸びるのは授業中でなく

自学自習をしている時であり、演習中です。

演習量の大切さについては

こちらの記事で書いていますので

ぜひご覧ください。

【伊丹の高校生へ】武田塾は、伊丹で一番勉強する塾です。

例えば、学校の定期テストを想像してください。

授業を必死に聞いてノートをとっても

テスト勉強をしなければ

定期テストでいい点はとれません。

つまり、授業で「わかる」あとに

演習を行うことによって「できる」ようになるのです。

映像授業はとてもわかりやすいため

見ただけで「できるようになった！」

と思いがちです。

だからこそ演習時間が失われ

「できる」ようにはなっていない

というリスクがあるのです。

授業を「とる」ことが目的になりがち

1つ目のデメリットと被る点が多いのですが

映像授業型の予備校はそのシステム上

授業を「とる」こと、つまりは

先の授業へ先の授業へと進むことが

いつのまにか目的になってしまうことがあります。

この授業を見終わったら次はこの授業を…

と、進むことが目的になってしまい

先述の通り「できる」ための演習が

おろそかになってしまったり

自分のレベルに合わない授業を

いつのまにか受けてしまっていると

いう状況に陥ったりしがちです。

積み上げ方式の授業料、いつのまにか…

映像授業系の塾・予備校は

月謝形式でなく（もちろん固定費用で月いくら、はあるかもしれませんが）

1講座当たりいくら、という形式をとっていることが多いです。

1講座が20回でいくら、

それが終わったら次の講座が20回でいくら…

と、積み上げ式に加算されていくため

1講座あたりは低予算だと思っていたのに

結局フタをあけると…ということもあります。

また、複数講座を連続で受けることが前提

（入門英文法を受け終わったら基礎英文法、それが終わったら共通テスト英文法…これだけで3講座は確定…）

になっていることもあるため

とるべき講座の取捨選択が難しく

結果的に大きく積みあがる…

ということには

注意が必要だと思われます。

私の思う、映像授業について

次に、武田塾伊丹校が考える

映像授業についての思いをお話します。

※個別予備校を運営する身、ではなく

過去に受験を経験し、その後も受験業界で

働いてみて感じたこととしてお話します。

箇条書きで申し上げると

・映像授業は、もともと勉強の習慣が身についており

ある程度の学力がある生徒には向いている

・しかし、勉強の習慣が身についていない生徒には

映像を見て分かった気になり、そのまま演習をせずに

次の単元に進んでしまうため、逆に成績があがらない

といったような劇薬になりうる

・もともと勉強の習慣が身についており

基礎学力がある生徒が、得意教科に対して

さらなる上積みを期待して

スポット的に利用するのが有効

・基礎から勉強のペースを

つかむところから行うべき生徒には向いていない

ということです。

繰り返しになりますが結局のところ

成績を伸ばすのは自学自習中であり

授業はそのきっかけにすぎません。

そのため、自学自習の習慣が身についている人

でなければ映像授業のメリットを活かしきることができず

むしろデメリットのほうを色濃く受けてしまうかもしれません。

さいごに、伊丹の方へ…

武田塾と映像授業の予備校は

どちらのほうががいいと

一概に言い切ることはできません。

しかし、はっきり言えることは

この2つは対極の位置にあるということです。

武田塾では、授業をせずに

自学自習の徹底管理をすることにより

演習を徹底的に積ませます。

自分で調べながら問題を解く癖付けを行い

いつ何をすればいいか指示を出すことで

自ら学ぶことのできる生徒に育て上げることが

我々の使命だと思っております。

そのため、授業を重視し、外部の力で

わかりやすく解説を行う映像予備校とは

そもそものアプローチが真逆なのです。

自分（生徒様）のタイプを把握されたうえで

最善の（無駄にならない）選択を

していただけますと幸いでございます。

ここまでこの記事を読んでいただきありがとうございました。