動詞の語法の勉強をやる目的と効果的な勉強方法とは？ - 個別指導・予備校なら逆転合格の武田塾一宮校

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今回は英語についてです。

皆さんの学校で、「スクランブル」や「NextStage」などの参考書をやっていて、動詞の語法の勉強をやることがあると思います。

今回は、

1. 動詞の語法の勉強が英語の勉強の中でなぜ有用なのか？
2. 動詞の語法の勉強法

の２つについて、あなたにお伝えしたいと思います。

動詞の語法の勉強が英語の勉強の中でなぜ有用なのか？

動詞の語法を勉強する理由は次の2つです。

1. 文法問題を解けるようにするため
2. 構文をしっかりと解釈できるようにするため

以下、もう少し詳しく見てみましょう。

1. 文法問題を解けるようにするため

例えばこのような問題です。

カッコの中に適する前置詞を埋めよ。
The heavy rain prevented me ( ) going out.

　
この手の穴埋め補充の文法問題は共通テストからは姿を消しますが、私立大学の入試では健在です。長文の中で空欄補充問題として出題されることもありますよね。語法を知っていれば、即答でfromが入ると分かります。

また、英語の並び替え問題を考える際にコロケーション（ある単語と単語のよく使われる組み合わせ）から英単語の組み合わせを考えることがありますが、そういった際に大きな武器になります。

2. 構文をしっかりと解釈できるようにするため

ここでいう「解釈」とは、英文にSVOCを振り、これに基づいて直訳をできるようにすることです。

その際に動詞の語法を行っておくと役立ちます！

例えば、こんな英文が出てきたらどうでしょうか？

provide AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA with BBBB.

要するに、provide A with BのAの部分にものすごく長いフレーズが来た場合です。Aには人が入りますが、Aの人物像について長い関係代名詞節や分詞が来るようなケースを想像して下さい。Aの部分が長くなると、英文の構造が捉えにくくなります。ここで、語法のprovide A with Bやprivide B for Aを知っていなければ、provideを見た後でwithやforが後に来るんだなぁということが想定できなくなってしまいます。逆にprovideの語法を知っていれば、前置詞のwithやforを見つけたときにココからココまでが一つのカタマリになるんだなと判断ができるため、英文解釈がしっかりとできるようになります。

つまり、動詞の語法を覚えておいて解釈の準備ができるという面で、動詞の語法の勉強はとても有用であると言えます！