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こんにちは!!!!
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日本初授業をしない塾!武田塾一宮校です。
武田塾ではもちろんですが、多くの受験生に支持されている「シス単」の愛称でも知られている「システム英単語」が新しくなりました!
システム英単語の5訂版です。
システム英単語シリーズの中のシステム英単語Basicも同時に改訂されました。
今回はどのように変わったのかをお伝えしたいと思います。
今回の改訂の目玉ポイント
今回の改訂で何が変わったのかを4点ご紹介したいと思います。
表紙デザインが変わった!
表紙デザインが変わりました!
ポップなデザインからクールなデザインに変わりました。個人的には本のタイトルの文字が大きい前の版の方が好きだったりしますが、みなさんはどうでしょう?
システム英単語
↓
システム英単語Basic
↓
単語データベースが更新された!
これまでのシステム英単語は最新の大学入試の問題を中心に新聞や雑誌などで使用されている単語を分析されて単語リストが作成されていました。
今回の改訂では、システム英単語の改訂に際して作成された公式サイトによると、
大学入試問題延べ10,000題分(25年分)
英語民間試験7種の公開された問題すべて
各種CEFRのWord List
全国の国公立・私立高校入試問題(10年分)
高等学校検定教科書8種(全学年)
中等学校検定教科書6種(全学年)
新聞・雑誌・書籍・シナリオ・ドラマ脚本など約4億語のデータベース
といったところを参考にして単語のデータベースが作成されたとのことです。
教科書や英検やGTECなどの4技能試験などのデータも入れているので、これからの時代の試験に対応しています。
各ステージにCEFRの表示が付いた!
これまでも「システム英単語」には、各章にStageという名前でレベル別に単語がまとめられていました。
今回の改訂では、Stage分けにCEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment:外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠: 「セファール」と呼ばれている)の表示が付きました。各章の扉の部分に文章で説明されています。
Introduction (システム英単語Basicのみ)
100語。改訂前にあった基礎単語のチェックの欄に加え、曜日や月の名前、カタカナ語や簡単な文法事項が追加されています。Speaking/Listeningに対応。
Starting Stage (システム英単語Basicのみ)
350語。改訂前より50増えています。高校の初歩の単語をまとめています。
Fundamental Stage (システム英単語Basicとシステム英単語)
600語。改訂前と変わらず(見出し語は1語1語チェックしていません)。CEFR A2~B1。スピーキングやリスニングでも要注意の単語。
Essential Stage (システム英単語Basicとシステム英単語)
600語。改訂前と変わらず(見出し語は1語1語チェックしていません)。CEFR B2のSpeaking/Listening/Writingの語彙。標準的な入試に対応できる。
Advanced Stage (システム英単語のみ)
500語。CEFR B2の難単語。たいていの難関大学の入試に対応できる。
Final Stage (システム英単語のみ)
326語。改訂前から6語増。CEFR C1以上の難単語。最難関大の入試で差がつく。
多義語 (システム英単語Basicとシステム英単語)
システム英単語は184語。システム英単語Basicは174語。改訂前は両方とも181語。
無料で音声が付いた!
これまでは別売のCDやダウンロードをしないと付いてこなかった音声ですが、ついに無料で音声がダウンロードできるようになりました。
無料ダウンロード版の音声は各単語が別ファイルになっているため、通しで単語の発音・アクセントを確認するのには向いていません(これは別売のCDを使うのがよいと思います。5訂版は未発売)。しかし、ピンポイントで単語の発音を確認したい場合には使えます。
無料ダウンロード版の音声は、
英語(アメリカ式)→日本語訳→英語(イギリス式)
となっています。
これは、学習指導要領において次のような内容が入っていることを受け、共通テストでもイギリス英語が出題されることが明示されているためだと考えられます。
<参考 高等学校学習指導要領(平成21年3月告示)及び解説>
第8節外国語 第3款英語に関する各科目に共通する内容等
3 ア 現代の標準的な英語によること。ただし,様々な英語が国際的に広くコミュニケーションの手段として使われている実態にも配慮すること。(解説 外国語編・英語編)
「第3章 英語に関する各科目に共通する内容等」
3 言語材料に関する全科目に共通する配慮事項
「現代の標準的な英語」とは,現在国際的に広く日常的なコミュニケーションの手段として通用している英語を意味しており,特定の地域や集団においてしか通用していない方言などに偏らない英語のことである。 一方,「様々な英語が国際的に広くコミュニケーションの手段として使われている実態にも配慮する」とは,現代の英語は,世界で広くコミュニケーションの手段として使われている実態があり,語彙,綴り,発音,文法などに多様性があるということに気付かせる指導を行うということである。
そしてこれが大学入試センターから公表されているコメントです。
大学入学共通テスト英語におけるイギリス英語の使用について
現行の大学入試センター試験の英語表記はアメリカ英語を使用。
※試行調査(プレテスト)においてもアメリカ英語を使用
⇒ 共通テストでは現在国際的に広く使用されているアメリカ英語に加えて、場面設定によってイギリス英語を使用することもある。
(補足説明)
○ 高等学校学習指導要領に示された、国際的に広く日常的なコミュニケーションの手段として通用している「現代の標準的な英語」には語彙、綴り、発音、文法などに多様性があることに気付かせる指導を踏まえ、出題の場面や内容にふさわしい英語表記とするため、現在国際的に広く使用されているアメリカ英語に加えて、場面設定に応じてイギリス英語を使用することがある。
◇ リスニングの読み上げ音声については、問題作成方針に示すとおり、多様な話者による現代の標準的な英語を使用する。
※試行調査(プレテスト)においてもアメリカ英語、イギリス英語及び日本語母語話者による英語の音声で出題
こういったことを受けているものと思われます。
改訂されたら買い直さなくてはいけないの!?
「システム英単語」は改訂されましたが、今まで使っていた「システム英単語」の買い換えは必要なのでしょうか?
結論から申せば必要ありません。
確かにこの改訂は魅力的ではありますが、「システム英単語」が改訂されたからといって全世界で使われている英語の長文の意味が変わるわけではありません。「システム英単語」という1冊の単語帳を完璧にすることが一番大切なのです。あなたが使っている「システム英単語」には、既にチェックやマーカーがたくさんついていたりしてオリジナルの「システム英単語」になっているはずです。それに勝る最高の参考書はありません。
今まで勉強を積み重ねて来たものが最高!
そういうふうに受け止めてもらうのがよいかと思います。
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