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昨日の記事で、夏休みの終わりに差し掛かっている今だからこそやるべきことと題して3つの内容について書きましたが、その中で過去問を見よう！ということを述べました。
今日の記事ではそれをもう少し掘り下げて考えてみます。
なぜこの時期に志望校の過去問!?
昨日の記事にも書きましたが、それは秋以降の勉強の方向性を定めるためでした。
一般的に「早慶上智」とか「GMARCH」とか「関関同立」とか、同じぐらいのランキング（偏差値）の大学をひとくくりにして話されることが多いですが、実は各大学、もっといえば関東の大学は学部自治が進んでいるので大学の中でも学部ごとによって、問題の傾向が異なるからです。それに現在の自分の状況とそれに基づく今後の予測を立て、秋以降の勉強の方向性を決めていくのだということでした。
具体例 - GMARCHの中の明治大学の英語と立教大学の英語の傾向と対策
明治大学の英語と立教大学の英語の傾向
GMARCHの大学に明治大学と立教大学がありますが、英語の問題では2つの大学の傾向はこんな感じで大きく違います。
明治大学
問題の難易度：MARCHの中では高
問題の量：標準
立教大学
問題の難易度：標準（合格最低点が高い）
問題の量：多
明治大学の英語と立教大学の英語の対策
それでは今後どのような対策を立てていったらよいでしょうか？
明治大学はGMARCHレベルの大学の中でも問題の難易度は高いです。したがって難しい問題にも対応できるようにしていかなければなりません。したがって、MARCHがレベルの参考書が終わったら早慶レベルの参考書も取り組んだ方がベターです。
一方の立教大学は問題の難易度は明治大学と比べてもそんなに高いわけではありませんが、合格最低点が高いです。また問題量が多いのでスピードが求められます。したがって、早慶レベルの参考書に手を出すよりもMARCHレベルの参考書の完成度を高めていき、問題に即答できる能力を付ける必要があります。
だから過去問は夏の間からやるべき！
このように見ると、受験する大学によって今後取るべき戦術が異なってくることは分かって下さると思います。
こういった問題の傾向に加え、配点（科目間、国公立大学の場合はセンター:2次試験の比率）の情報も得ておきます。
秋以降の勉強の取るべき戦術を明らかにするためにも過去問に目を通しておくことは大切なのです。
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