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見方を少しずつ変える
勉強がつらいと感じた人は、何も間違っていません。
にがてでつらいと思う人のほうがほとんどであり、その自分の今の状況を認めてしまうと、心が意外と軽くなるでしょう。
無理に構えないで済むからです。
同じように少し見方を変えてみます。
前回は原因から追求してみましたが、分かっていても、なかなか解決できないことが出てくるものです。
そこで前向きに変えていく方法を考えてみます。
つらいと感じた瞬間、今までやってきたことが、すべて無になってしまう感じを受けます。
実際にそんなことはありません。
やってきたことは、何も変わらないからです。
今までやってきたことは必ず身になっており、無駄になったり裏切ったりもしません。
不安があるかもしれませんが、経験とは積み重ねであり、一瞬で出来上がるものではないからです。
問題は、必要になったときに、その引き出しを開けられるかだけだからです。
勉強してきたことは必ず役立つ日がきます。
経験とは積み重ねだからです。
つらい時期がきたのを認めた、乗り越えていきましょう。
そうなんだと認識してしまうと、意外に楽になったりするものです。
勉強したくない気持ち
勉強したくないという気持ちが先に立っている時があります。
そうなると、つらいと思うのも当然です。
モチベーションといった言葉で表されますが、落ちてくると やる気がなくなり、つらい気持ちだけが先に出てきます。
モチベーションをアップさせる方法はいろいろとありますが、やる気が出ない心を奮い立たせるような ことが起きれば簡単に変わります。
受験の前でモチベーションが高まらない人は、志望校へ行ってみるといいでしょう。
実際に自分が通ってみたい学校を見ると、気持ちに変化が生まれるからです。
今やっていることを続けなければ、ここにこれないと思うだけで、モチベーションは高まります。
特別なイベントをやっていない平日に行ってみると、その学校の本当の姿も見えるものです。
解放されている場所に入って雰囲気を感じると、勉強しているだけでは出てこない、いろいろな思いが浮かび上がってきます。
オープンキャンパスや学校説明会などもうまく利用するのも大切です。
どんなところなのか具体的に理解ができますし、学校のアピールポイントも教われます。
多角的な見方をすると、またモチベーションが上がるのを感じられるはずです。
現状を変えることが必要です。
今の現状だから、モチベーションが下がり、つらいと感じます。
そこで、問題の難易度を下げるのも方法です。
今まで勉強している内容が難しすぎて、モチベーションがアップしない時には、普段よりもレベルを下げわかりやすいものに変えてみると良いでしょう。
基礎問題を中心にしたりするだけで、考え方も変わっていきます。
難易度を上げてばかりいれば、自信がついたりするわけではありません。
成功体験としてとらえれば、いかに問題を解けるかどうかが重要であって、高い難易度を理解するために苦しむことではないのです。
確実にできるという経験を繰り返せば、 それだけ理解度も高まり、自信や達成感もえられるようになるでしょう。
これがモチベーションにつながるのです。
慣れが生み出すマンネリ化
人間には慣れというものがあります。
同じような環境で、同じようなことを繰り返していると、必ず慣れを感じるはずです。
慣れることが悪いわけではありません。
そこには経験則があり、正しい方向も見いだせるからです。
ですが、自分の中で単調な繰り返しになると、マンネリ化していきます。
そのうち、ただ繰り返しているだけという感覚が出てしまい、つらくてつまらなく感じるのです。
なぜこんなことを繰り返しているのかと思うようになり、勉強していてもイラついたり、つらい瞬間が繰り返されていきます。
人間には常に環境の変化が求められます。
ほんの些細なことでも変化すると、それに対応しようとするのです。
これまでになかった行動をとれるようにもなります。
例えば、自宅で勉強をしている機会が多いなら、図書館に行ってみるだけで、雰囲気の違いを感じます。
図書館では、同じように勉強をしている人が周りにいるはずです。
その人の姿を見るだけで、頑張っているなと刺激を受けるでしょう。
この刺激が大きな役割を果たします。
他の人を見る機会があれば、競争心が芽生えますし、自分の改善点も見つかったりするはずです。
環境が変われば、そこに順応させなければと意識が働き、マンネリ化を阻止できます。
逆に学校や塾、予備校などで勉強してばかりなら、人のいない環境を見つけてみるのも方法です。
誰もいない中で集中してみると、これまで感じなかったことを見つけられたりします。
空間が広いと感じたりすることもあるでしょう。
時間の流れも自分のペースだけに変わります。
話題にもなりましたが、 リビングで勉強するというのも方法です。
人が行き交う環境の中で、集中力を養うだけが目的ではありません。
心のどこかで安心感を得られるようになり、勉強に対する見方も変わるからです。
毎日の変化がマンネリだと思うなら、試してみる価値があるでしょう。
悲しさを覚えるようなら
つらいという感情も色々とありますが、なんだか悲しい気持ちを覚える時には、それまで相当我慢してきたものが積もっているはずです。
いくらやってもなかなか上手くいかなかったり、言葉にできないような感情が生まれてきたりします。
時間がなく焦ってくるのも同じような感情が生まれる瞬間です。
理由はどうあれ、気持ちの中でも行き詰っています。
この状態は原因が分かっても、解決しにくい感情がわいてくるのです。
解決策として、まずは誰かと話をしてみましょう。
勉強がつらい気持ちを素直に話せる人がいれば、そのままぶつけるのです。
塾や予備校の講師に話をしてみるのも、解決の糸口になります。
多くの生徒を見てきた講師は、そのような心の苦しみもよく知っているからです。
なかなか抜け出せない時にも、これまで見つからなかったきっかけをくれます。
もっと身近なタイミングとしては、とりあえず勉強を止めて、 何か温かい飲み物でも用意する方法があります。
人間の体は緊張してストレスが溜まると、体温が下がってしまうからです。
温かいものを飲んで体が温まると、気持ちも少しほっとしたのを感じます。
この感覚がとても大切で、 つらい気持ちを改善させる大きなきっかけとなるからです。
受験シーズンとなり、自分だけではなく周りからのプレッシャーで悲しくなることも出てきます。
精神的に疲弊してしまい、勉強の方法や環境の改善ぐらいでは取り戻せない時もある状態です。
早めに気がついたのなら、まず無理をせずに行きましょう。
今までのハイペースを捨てて、ゆっくり取り組んでみるのも方法です。
焦る気持ちも出てくるかもしれませんが、1回勉強を止めてまっさらな状態にしてみるのも良いでしょう。
なかなか勉強できない状態のまま時間を過ごすより、よほど建設的な方向を目指せます。
いっそぐっすり寝てしまうのも良いでしょう。
受験の勉強をしていると、どうしても睡眠時間を減らします。
きつくつらい思いが出てくる場合もあるため、 何も考えずぐっすり寝てしまうのです。
これだけで頭の中に出てくるネガティブな感情が少し治ります。
人間とは、寝ていなければ 、精神の均衡も取れないからです。
そのために寝てしまうのは大切で、心のメンテナンスと思って割り切るのも悲しい気持ちを抑えてくれます。
ツラすぎる気持ちを誰かに話したい!って方はこちら↓
まとめ
勉強がつらいと思う時は誰でもあります。
自分だけではなく、何か不思議なことでもありません。
自分の好きな科目だけ勉強していればいいのであれば、誰もつなぎと思うこともないでしょう。
実際にそんなことはできません。
好きな勉強でもどこかで嫌になる瞬間もるものです。
問題はその時の感情をどのように捉えるかです。
つらいと思ったことの原因をうまく捉え解決のも方法ですし、原因よりも現状を変えて乗り越えるのも対策となります。
勉強を手放してしまい、リフレッシュするだけでも違うことが見えるはずです。
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