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【高校1・2年生】模試の種類と受け方を詳しく解説します!

皆さまこんにちは!武田塾ひたち野うしく校です。

高校1・2年生の皆さんは、高校に入ってから模試は受けましたか?

河合塾、駿台など、名前の聞いたことのある大手予備校が主催していることもあってどこの予備校の模試を受けるのが一番いいのか、気になるところではあると思います。そんな皆様に今日はどの模試を選ぶべきか、お伝えしたいと思います!

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予備校ごとの特徴

進研模試(ベネッセ)

一番受験者数が多いです。その理由は、高校で一括申し込みすることが多く、中には大学受験をしない生徒も含まれているからです。また問題も他の予備校と比べるとかなり簡単にしてあり、多くの生徒が解きやすいようになっています。

ちなみにあまりにも簡単なため、河合模試で偏差値60だとすると進研模試では70くらい出たりします。(浪人生や上位層は受けないことも影響しています)

よって進研模試の偏差値は参考程度にみておいたほうがよいでしょう。

 

全国統一模試(河合塾)

難易度は高くもなく低くもなく、内容も標準的なものが多いので、実力を測るには最適だと思います。受験者数も、大学受験を考えている層が大部分を占めているので偏差値も信憑性があります。(河合塾の生徒はほぼ受けさせられます)

河合模試の問題は「ちょうどいい」難しさなので、ここで解けなかったものはきちんと解けるようになるまで何度も復習しましょう。

 

駿台全国模試(駿台)

難易度は一番難しい模試だと思います。最上位層は高校3年生の春までは駿台模試のみ、なんて人が多いと言われているくらい、上位者向けの模試となっています。(駿台の生徒はほぼ受けさせられます)

河合模試で偏差値60だったら、駿台模試だと55-50くらいに下がってしまうことも珍しくありません。

難しいとは言われていますがむちゃくちゃな問題が出されているわけではなく良問も多いです。解説も丁寧で復習しやすいので、きちんと復習をすればより力がつくと思います。

「難しすぎて受けない」としり込みするのではなく、「入試にはどんな問題が出るのかわからないから受けておこう」と前向きにとらえてぜひチャレンジしてほしいものです。

 

東進ハイスクール

・大学別本番レベル模試(国立大学)

・早慶上理・難関国立大模試

・共通テスト本番レベル模試

など他にはあまり見られない模試がたくさんあります。

また受験した校舎によっては返却時に様々なアドバイスもいただけるようなので、勉強についての相談事がある時はいろいろと質問してみるとよいでしょう。

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模試の種類

マーク模試(共通テスト)

マークシートを使用した選択式の模試です。共通テストを想定して作られている問題が多く、共通テスト対策にぴったりです。

共通テストに似せて作っているため、予備校別の難易度は、さほど差がないように思います。(でも若干、駿台のは難しいかもしれません)

マークシートとは言え、数学・物理・化学などの計算は数値を選択するのではなく塗りつぶすのである程度丁寧さも求められます。

この模試は難易度よりも分量で差がつきます。つまり、制限時間に対して問題数が多いため、いかに速く正確に処理するかが求められているので、試験慣れするためにも開催されるときはなるべく受けておいたほうがよいでしょう。

 

記述模試(国公立大学個別試験・私立大学)

河合塾や駿台で開催されている模試で、記述式の入試を受ける方は絶対に受けておいたほうがよいです。ただ、マークシート式に比べて問題の難易度は高くなっています。その理由は、「国公立を受ける=常日頃から学習している人が受ける=上位層が受ける」ということと、マークシートでは出せなかった難しい問題をこの記述で解かせて力試しをしよう目論見があるからだと思います。

記述式は部分点も多くもらえるので、思っていたよりは高得点が出るかもしれません。解説も詳しいので、ぜひ受けることをお勧めします。

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大学別模試(冠模試)

大学別の模試とは、東大、京大、大阪大、東北大、北大、九大…などの難関国立大学や、早稲田大学、慶應大学といった難関私立大学の入試問題と同じ形式の模試です。自分の志望する大学の模試があれば、実力を測るのにぴったりなので絶対に受けておいたほうがよいでしょう。

この模試に関しては予備校ごとに問題の差はないので(入試問題に即しているため)どこを受けてもよいのですが、母数が大きいのは駿台、河合塾あたりなのでそちらを受けたほうがより正しい判定が出ると思います。

しかし年に2回くらいしか開催されないので、場慣れするためにも日程的にあえば両方受けてもよいかと思います。

 

結局、受けたほうがよい模試はどこ?

これはあなたが

・どこの予備校に通っているか

・受験する大学の難易度

によって変わってくると思います。

(1)予備校に通っている場合

予備校に通っていれば、そこの模試は半ば強制的に受けることになると思うので、それ以外は受けに行かなくてもよいかと思います。予備校の模試で「マーク模試」「記述式」が定期的に行われるので、いくつも「模試対策→模試→復習」を繰り返していたら通常の勉強が疎かになってしまうので、あまりお勧めしません。

(2)駿台以外の予備校に通っている上位層

東進や河合塾に通っている上位層の生徒は、早いうちから駿台の模試(記述式)を解いておいたほうがよいでしょう。

「河合塾のテストでは判定Bなのに、駿台だと判定Dだった」なんてこともありますので、上位が受ける模試で自分がどのくらいの場所に位置しているのか知っておく必要があります。

高校2年生までは毎回受ける必要はありませんが、高校3年生になったら浪人生も含まれますので、より正確な判定を知るためにも記述式は受けておいたほうがよいと思います。

(3)予備校に通っていない場合

成績上位層であれば駿台模試を、そうでないのなら河合塾模試をお勧めしますが、自宅から近い予備校があればそこで受ける、というのも一つの手だと思います。

(模試は朝9時くらいには会場付近にいる必要があるので、あまり遠方ですとそれだけで負担になります)

ここで重要なのは、どの模試を受けるか決めたのならそれを受け続けることです。同じ模試を受け続けると学力の推移が表示され、それが信憑性のあるデータとなります。前の模試からどれだけ学力が伸びているのかを知ることがとても重要なので、同じ模試を受け続けることを強くお勧めいたします。

 

まとめ

今回は模試の種類を簡単にご説明いたしましたがいかがでしょうか?

模試を受けることは本当に重要ですので、部活などで日曜日忙しくて行けないよ!などど言わず、ぜひとも時間をやりくりして受けてみてください。

(塾生になれば日曜日でなくてもその前後に受験できる、というシステムのある予備校もあります)

模試の会場は、予備校の校舎以外にも大学が会場になる場合も多いです。現在、コロナ禍で会場受験が制限されている模試もありますが、いつもとは違う緊迫した雰囲気で受験するのも入試対策の一環となりますので可能であれば会場受験することをお勧めいたします。

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