ここんにちは！
武田塾ひばりケ丘校です。
今回は、防衛大学校の採用試験問題 物理について分析していきたいと思います！
防衛大の物理・難易度・出題形式
出題範囲は「物理基礎・物理」からで、様々な単元から幅広く出題されています。
防衛大の物理は90分の全問マークセンス方式です！
設問数はやや多めになっていて、解答群から適切なものを選ぶ形式になっています！
ちなみに、適切なグラフを選ぶ問題は過去5年で平成31年度に1題だけ出題され、
計算結果の数値をマークするものは過去5年では一度も出題されていません
問題の難易度はほとんどが標準レベルではあるが、よく練られた問題が多いという印象です！
少し難しい問題も基礎的学力があれば十分に対応できるので、
着実に学習すれば高得点も狙えると思います！
防衛大の物理・出題傾向
例年は大問は4つで力学、電磁気、波動、熱力学が出題されていましたが
令和4年度は大問が3つで力学、電磁気、波動+原子が出題されました。
特に力学と電磁気は例年大問として出題されているので、重要です！
防衛大学校の一般採用試験の物理においては
物理の基本的な考え方が重要視されていて
原理・法則の理解度と応用力を試す問題が多い
といった印象です！
出題内容の大部分は基本問題からの出題であるが
たまに教科書に記載されていない
やや高度な問題が出題されることがあります。
合格を目指すのであれば
苦手な分野を作らないことが大事です！
過去問演習の際は
どんな問題でも解けるようにしましょう！
防衛大の物理・対策・まとめ
では、実際にどのようにして、防衛大・物理の対策をすればよいのでしょうか？
対策① 教科書中心に原理・法則を基本からマスターする！！
防衛大の物理は、入試問題としては標準的なレベルです。
教科書や授業で扱っている問題集を中心に、基本事項を把握することを第一優先にしましょう！
また、図表などを利用して、作図することで物理現象の理解をしておきましょう！
対策② 確実な計算力を鍛える！
マークシート形式の問題では、
前問の考え方や結果を用いて解答することが多いので、
計算ミスは大きな失点につながります！
計算過程や思考の流れをしっかり残しながら計算する習慣をつけ、
すぐに見直すことが出来るようにしておくことが大切です！
また、選択肢の形式を意識した式変形を心掛けましょう！
対策③ 原子もやっておこう！！
全分野についてまんべんなく学習しておくことが必要です！
原子分野は試験に出にくいからと言って、完全に捨てている受験生もいますが(特に現役生)
もし出題された場合、対策をきちんとしてきた人とそうでない人とは大きな差が生まれます！
わずかな一点の差に感じるかもしれませんが、入試は一点で合否が決まる世界ですので、馬鹿に出来ませんよね！
原子物理は難しそうと感じる受験生は多いですが、実際のところそんなことはありません。
考え方が難しい場合もありますが、基本的には公式を暗記すれば大丈夫です！
また、原子分野は力学&電磁気で習った考え方を利用して解けることもありますので、
原子分野特有の考え方を暗記しつつ今までの知識を総復習する気持ちで勉強しましょう！
原子分野の入試問題は基本的にバリエーションがほとんどありません。
そのため、基本的な問題が確実に解ければ、防衛大も大丈夫です！
対策④ 過去問演習を積んで問題に慣れよう！！
教科書レベルの原理・法則の暗記・理解が完璧になったら、
防衛大の物理の過去問をさっそく解いてみましょう！
過去問演習の初めは点数を気にしなくてOK！
初めての過去問演習では、全然解けないことも珍しくありません。
復習と対策を積み重ね、最終的に合格点が取れさえすれば
それでいいと思います！
意識してほしいのは、なぜその問題が解けなかったのか、その原因を分析すること！
原因がわかれば、あとはどうやったらそこを克服するかを考えるだけ！
できる問題を着実に増やし、合格点まで駆け上がりましょう！
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