皆さんこんにちは!武田塾羽生校です。もうすぐ3月!大学受験生は入試が終盤になってきています。新高3生はもちろん大学入試へ向けて、これから本気で頑張ろうと考えている方が多いと思います。
しかし、今回お伝えしたいことは「大学受験へ向けて頑張ろう!」ということではありません。
これから大学入試へ向けて受験勉強する過程で見えてくるものがあります。
それはズバリ「学習環境」です。単に「学習環境」といっても、自分の部屋・塾や予備校・図書館など様々ありますよね?
しかし、大学受験生が最も多くの時間を過ごす学習環境の場が「高校」です。
高校での学習環境によって、大学受験の結果が9割決まってしまう理由について紹介していきます。
高校受験で大学受験の結果が決まる理由3選
決まる理由その1:進学校と非進学校の学校進度の差
まずは、進学校と非進学校では大学受験をするという点において大きな差があります。
いわゆる進学校では大学受験へ向けて学習内容だけではなく授業スピードも中学の時と比べてかなり速くなります。
そのため、大学受験へ向けて準備をすることがある程度できます。
非進学校で大学受験をしようとすると、学校の授業の他に自分で進めていかなければならない状況になります。
具体的には進学校では大学受験へ向けたカリキュラムに沿って、高校1年から大学受験へ向けて勉強を進めていくことになります。そのため余裕を持って準備をすることができます。
しかし、非進学校は大学入試に必要な科目が「まだ終わっていない」という状況が出てきます。そのため、塾や予備校などに通って大学受験の準備をすることになります。
高校入試より大変な大学入試なのに、高校に入学した時点ですでに遅れをとっているということになります。
決まる理由その2:進学校と非進学校の学習習慣と意識レベルが違う
2つ目は、学習習慣と意識レベルの差です。
そもそも、高校入試と大学入試では圧倒的に学習量が違います!高校受験をしたときのイメージで大学入試を受けようとするとそもそも失敗してしまいます。
高校受験の時に、みなさんはどのくらい受験勉強をしていましたか?おそらく「中学3年の夏前くらいから」などが多いとは思います。
当然のことですが、ライバルの数が全然違います。
高校受験の時は埼玉県であれば公立高校(全日制)出願者数はおよそ4万人弱、一方で大学受験者数およそ60~70万人と言われています。
この数字を見ても、高校受験とは比較にならないくらい大学受験が大変だということが分かると思います。
そこからさらに、難関大学に絞って合格を目指すとなると大変です。GMARCH以上に合格する受験生は、全体の10%ほどになります。
つまり、高校受験のような地区大会とは違い、大学受験は規模が全国大会に変わるのです。
そのような状況で、高校入試の時と同じように取り組んでしまうと合格はかなり厳しいですよね?
また、大学入試へ向けた受験勉強には相当な学習時間が必要になるため、「学習する習慣」がしっかりと身に付いていなければ、合格は難しいということになります。
そして進学校では、前段でもお伝えした通り学校の授業スピードが速く、勉強時間や努力量といった当たり前の基準が他の高校とはレベルが高いです。
そのため、少なくとも非進学校の高校生と比較すると学習習慣が身に付いている生徒さんが圧倒的に多いと感じます。
決まる理由その3:高校偏差値と大学偏差値の差
多くの高校受験生が高校受験をする時に、模試(埼玉県は北辰テスト)の結果を参考にすると思います。
皆さんの目指している高校、もしくは入学した高校の偏差値はいくつ位なのか分かりますか?
当然、大学受験をする時にも模試の偏差値を基準に受験する大学を決めていきます。
その時に、1つ大きな違いがあります。
それが、「高校偏差値と大学偏差値」です。
例えば、高校偏差値60台前半の高校であれば、そのまま偏差値60台前半の大学(MARCHレベル)に当たり前のように合格ができると考えていませんか?
結論としては、そんなに甘くはありません!
目安としては、高校偏差値から-10くらいが大学偏差値となります。
偏差値60前半の高校では、偏差値で考えると日東駒専レベルです。
そのため、MARCHレベルの大学に合格するためには進学校でもしっかりと勉強を進めていく必要があります。
そのため非進学校の場合は、相当な覚悟で勉強を進めなければ逆転合格はできません。
さらに付け加えると、進学校と非進学校の生徒の勉強への認識の違いは影響が大きいです。
具体的には、自分では「勉強した」と思っていても、進学校の生徒からしたら勉強不足・努力不足ということが多いです。
そのような勉強への認識と周りの同級生との関わりも勉強する上では非常に重要です。
大学受験合格のカギは・・・
これまでにお伝えした内容を踏まえると、大学入試はすでに高校入試からスタートしています。大学受験合格のカギは・・・「高校選び」です。
いろいろな生徒さんを見ていると、「高校のレベルの差」は確実にあると思います。
高校入試より大変な大学受験で結果を出そうとしたら、「どの高校に入るか?」で決まってしまっていると言っても過言ではありません。
その理由は先ほどお伝えした通りです。
・大学受験に向けたカリキュラムがあり、合格実績が出ている
・高校で学習時間が増え、学習習慣が身に付いている(身に付いた)
・学習の意識の高い仲間が周りにいて、自分自身の意識も高められる
難関大学も含めて大学に合格するためには、高校での「学習環境」が重要であることがおわかりいただけましたでしょうか?
さらに補足をすると、大学入試へ向けた受験勉強はかなり長期戦です。
進学校とそうでない学校の生徒さんを比べると、「精神面」においても全然違います。
学習習慣もあり、意識が高い仲間が周りにいて、最後まで諦めずに受験勉強を進めることができるため、志望大学への合格を勝ち取っていくことができます。
今回のテーマ、大学受験の結果がどの高校に入るかで決まってしまうということがお分かりいただけたでしょうか?
「絶対、大学受験に合格するぞ!」という強い気持ちは当然大切ですが、日々の学習環境はとても重要です。
「高校選び」には、皆さんそれぞれに選ぶポイントはあるかと思いますが、まずは高校入学後からその先を考えて高校を選んでいただけたらと思います。
武田塾羽生校でも、現在多くの高校生が大学受験を目指して頑張っていますので、新高校生のみなさんも一緒に志望大学合格目指して早めに取り組んでいきましょう!
埼玉の高校入試に欠かせないもの・・・
埼玉県の入試に欠かせないもの、何かわかりますか?
埼玉県の受験生であれば皆さんご存知ですね!そう、北辰テストです!
埼玉県で毎年9割以上の生徒が受けている模試です。そのため、県内での自分の位置を知ることができます。
それ以外にも、私立高校を受ける際にも重要になりますし、公立高校の入試問題に準じた構成になっている、などいろいろなメリットがあります!
中3受験以外の中2生や中1生も、実力を把握したり、学習課題を見つけることで今後のモチベーションに繋がりますので、ぜひ日程を確認して受けてみてください!
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その2.とりあえず、MARCHを目指す人はダメ!
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【コロナウイルス感染拡大防止】
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・消毒の徹底
・換気の実施
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