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【共通テスト・理科基礎対策②】化学の出題傾向とその対策の秘訣!

こんにちは!
武田塾函館校講師の櫻庭です。

このコロナ禍の影響で、当初予定していたブログの内容も変更となってしまいました。
だいぶ間は空いてしまいましたが、ここから3回は、理科基礎シリーズ!

今回は5月26日の『生物基礎』に引き続き、基礎科目シリーズ第2弾!
『化学基礎』についてお話ししていきます!!

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まずは前回と同じように化学基礎の問題の特徴をお伝えします

特徴としては以下の3点が挙げられます。

基本原理や法則の本質を理解しているかが問われる。
データの統合・解析・グラフ化・推論力が問われる。
実験の装置・手順・器具の役割の正しい理解が問われる。

②や③は、生物基礎と似ているところもありますね。
化学基礎も、生物基礎同様、新テストになるからといって
出題範囲が教科書を超えて極端に難しい問題がでるということはありません

ただ、出題形式として、
提示された複数のデータの関連性が問われたり、
条件を設定してその上で考えられる様々な情報を処理して答えること

が求められたりします。

知識分野

例えば、知識分野では、個別の暗記事項を問うものは少なく、

AからBを求め、BであることからCを答えるような多段式や、
複数の条件から目的に合致するものを選び出す

などの問題タイプが多くなります。

理論分野

また、理論分野では、1つのグラフを読み取って計算をするだけの単純な問題ではなく、
複数のグラフや複数の実験データを互いに関連させながら考察させる問題が出ます。

さらに実験では、
器具の役割や手順を論理に基づいて的確に理解しているかどうかを問う問題も出題されることが考えられます。

以上のことを踏まえて、出題傾向として大きく変わる点を端的にいうと、

①1つの大問が長文となり、それに関する複数の問いで構成される。
②図・グラフが複数提示され、互いの関連性を考えさせられる。
③単純に公式だけを用いる問題は出題されない。

などが挙げられます。

そして、このような問題を解けるようにするためには以下のことに取り組む必要があります。

1)まずは基礎固め。
夏休みが終わる頃までにセンターレベルの問題は解けるようになる。

2)秋から、新形式の設問に慣れよう。長文の問題を考え抜いて処理する習慣をつける。

ここでのポイントは、
1)の時期は、しっかり基礎を固めるために新形式の問題にあれこれ手は出さないこと。
基礎があやふやなままでは、基礎問題を組み合わせた新形式の問題は解けません。
センター試験の過去問程度のレベルの問題には容易に答えられるようになるまで

じっくり基本問題を解きましょう。

2)の時期は、新形式の問題集などで設問に慣れることになります。
このとき最も必要とされることは「考える」ということ
長文だからといって諦めたり、正誤の確認のみで復習を終えたりすることは言語道断です。

「なぜそうなるのか?」を常に意識して解答をしっかり理解しましょう。
かなり時間のかかる作業ですがこれが一番良い方法です。

いかがでしたでしょうか。
今日紹介したことを踏まえると、今の時期するべきことはただ一つ。

「基礎固め。」

土台をじっくりしっかり作っていきましょう。

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