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【COVID-19禍②】2021入試を予想する(6/20修正)

このブログは、5月19日初稿、5月29日に加筆したものを、最新の情報をもとに加筆修正したものです。
加筆修正部分は赤文字で記載させていただきました。

みなさんこんにちは!

函館の大学受験対策塾・予備校といえば、武田塾函館校の赤杉です。

武田塾函館校は、5月18日から通常開校となりますが…
ほぼ1ヶ月半、学校も塾もほぼ休業状態でした。

そこで心配なのが、「コロナウイルスの影響で大学入試はどうなるのか?」

あくまで予想段階となりますので、その点ご容赦下さい。

6月20日までの報道内容を踏まえて、

猛威を奮うコロナウィルスによって2021年北海道の受験にどのような影響があるのかを予想

していきたいと思います。
繰り返しますが、本記事は、予想も多く含まれていることを踏まえてご覧ください。

 

コロナウィルスによる「超安全志向」

コロナウイルスは、第一波の流行が終息の流れと言われていますが、生活に大きな傷を今も負わせ続けています。

世界の歴史に2020年を刻み込んだのは確定ですね。

コロナウイルスの影響は人体・人命だけにとどまらず、日本経済にも大きな影響を及ぼしています。
その影響は日々ニュースにもなっており、収入減を余儀なくされている人も増えてきています。
私たち一人ひとりの生活にも大きな影響を及ぼすことが懸念されます。

2020年度入試は、私立大学の定員厳格化に加え、最後のセンター試験ということもあり、

「超安全志向」でした。

2021年は「現状維持~やや易化」と予想されていましたが、今般の状況を受け、事情が変わりそうな気配は十分にあります。

経済状況悪化で予測されることとしては、

〇大学に進学を目指す人数自体に大きな変化はない

〇経済状況の悪化で浪人できない(させられない)生徒が増える

〇一人暮らしさせられる経済的余裕がなくなる

こういった状況は容易に想像できますよね。

つまり、「安全志向」は今年も続く、もしくはより強くなることが予想されます。

地方の中堅私立大学以下は、昨年並、もしくはそれ以上の激しい競争が予想されます。

地方の中堅私立大学以下とは、まさに北海道内の私立大学を指します。

北海道に住んでいるご家庭であれば、

「関東や関西の大学には行かせられないけど、道内なら仕方ない」

という考えも当然に増えてくるでしょう。
道内に住んでいるご家庭は、北海道にそのまま残ってほしいと考える親御さんもが多くなるでしょう。

 

大学入試はどうなる!?

今年4月の会見で「受験生が不利益を被ることがないような大学受験に対応したい」と文科大臣は述べています。

しかし、学校が休校になってまもなく2ヶ月。
今後開校地域と休校地域の格差が広がることが予想されます。

夏休み期間の短縮も既に発表されている地域もありますが、正常化が見通せない中、学校行事含めカリキュラムの大幅な見直しも予想されます。

そこで現時点で検討されているのは

〇理科・社会科目を中心とした出題範囲の縮小、もしくは選択問題の増加

センター試験の継続…削除 共通テストでの実施はほぼ確定的

入試時期は現役生2択、既卒生は予定通り

の上記3点ではないでしょうか。

 

出題範囲の縮小

私学が中心となりますが、映像授業やビデオ通話などによる出席も単位認定とする学校も認められています。
つまり、ICTの活用が進んでいる学校はカリキュラム通りの学習が可能です。

しかし、そんな学校は道内では稀です。
ICT活用が進んでいない学校においては、高校過程で必要なカリキュラムを進められず、十分な学習ができません。

この状況下では、「受験生が不利益を被ることがないような大学受験に対応したい」という文科大臣の意思に反してしまうこととなります。

もしそうなった場合の予想としては、

・3年生の出題範囲の縮小

・1.2年生履修範囲の出題割合を増やす

と予想していましたが、文科省は斜め上からやってきました。

・共通テスト理社科目を減らすこと

・二次試験で選択科目or選択問題を増やすこと

を各大学に要請するようです。

また、私大入試はコロナ罹患時に限って

・追試or追加受験料無しでの他日程振替

を依頼すると報道されていました(これは想定内かな)

ただし、公平性という意味で既卒生への配慮も必要になってくることから

・出題範囲の変更はないが、選択問題を増加させ公平性を担保

という内容は引き続き各大学に委ねられた、ということになりました。

 

総合型・学校推薦型入試含め入試時期の変更

5月29日の報道で、総合型・学校推薦型入試(いわゆる推薦入試)の出願時期を2週間遅らせることが、文部科学省にて調整されているという報道がありました。

https://www.asahi.com/articles/ASN5X73XWN5XUTIL01D.html

また、同日の文科大臣の記者会見にて、

「大学入試の日程について「個人的には、少し余裕を持たせてあげたい気持ちがある」と話した。(中略)入試日程の迅速な周知が最重要課題とし、6月中に公表する「大学入学者選抜実施要項」で」日程を示すそうです。

https://www.nikkansports.com/general/news/202005290000257.html

6月11日、共通テスト試験日程は変更がない方向で調整との報道がありました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200611/k10012467331000.html

また、萩生田文科大臣の16日定例記者会見では、このような発言もありました。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061600644&g=soc

「仮に当初予定通りの日程になったとしても、追試験の実施などを確実に行ってもらうことが重要だ」

この発言から、通常ではインフルエンザ罹患などやむを得ない事情があり、かつ入試センターに認められた場合に限り追試が実施されていました(試験会場も東日本・西日本各1箇所が基本)が、この条件が緩和されます

 

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文科省の案は

・共通テスト(第一日程) 1月16日~17日

・共通テスト(第二日程) 1月30日~31日(現役生のみ、全都道府県に受験会場設置、履修遅れに対応)

・共テ追試 2月14日~15日(追試時の疾病対応、これは国内2箇所か?)

6月20日の報道によると、第二日程は現役生のみ、かつ出願時に選択することとし、詳細はこれから詰めるそうです。
難易度調整・得点調整に大いなる不安を感じるのは私だけでしょうか…

ただし!

例年の追試を見てみると、受験者数も相当少なく、難易度調整も決して上手にできている問題では無いことが多いです。また、第一日程の作問はほぼ終了していることが予想されますが、第二日程や追試はおそらくこれから詰めていくのではないでしょうか

第一回ということもあり、やや易しいレベルの問題に調整されていることが予想される中、さらなる全科目作成でここから作問・難易度調整というのは正直できるのか…。
個人的には、不安が大きいです。

厳しい状況ではありますが、従来の日程に合わせて準備をするのが一番安全な受験だと考えられます。

センター試験の継続

(削除)

追記

二次試験の日程については報道がいまのところありません。
また、全大学一斉日程の実施であり、かつ実施会場設置準備には既に間に合わない可能性も高いことから、変更はできないものと推測します。

つまり、二次試験の準備期間が

共通テスト第一日程から約40日
共通テスト第二日程から約25日
共通テスト追試からなんとたったの10日

しかありません。

普通に考えて、本試に合わせての準備が最も安全であると想像できます。

ただし、推薦等を考えている生徒は、万が一の場合第二日程受験を前提に準備を進めるという選択肢もアリだと考えます。

超安全志向の2021年。いまやるべきことは??

率直に言えば、どのような状況になっても対応できるようにしておくことです。

これはひとえに今まで学んだ範囲の「復習」です。

現時点までで学習した範囲は、入試の出題範囲になることは間違いありません。
今回紹介した予想の全てに対応するためには、今後の予習よりも、今まで習ったことを完璧にしておくことが重要です。

受験生が今やるべきことを列挙すると、

①受験計画を策定する(今すぐ)

②主要教科の基礎固め(~8月末まで)

③主要教科の問題演習を開始、

 副教科の基礎固め(~10月末まで)

④過去問演習を繰り返し、苦手分野を克服(11月~)

( )内の時期はおおよその目安です。

いつの時代もこのやり方に勝る方法はありません。
武田塾函館校では、①~④まできっちりとプロデュースし、管理を実施していきます。

基礎固めに授業は必要ありません。習った範囲の復習を自学自習で進めることが最速最短です。

ひたすら自学自習で進めていくのが最速で最も効率よくコスパも高いのです。

今年受験する生徒にとっては、コロナウイルスの影響で休校になっているまさに今の時期に、基礎をどれだけ固められるかが重要になってきます。

 

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