青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
英語の長文問題に取り組む時、英文は読めているんだけど、問題は解けないということはありませんか?
単語や熟語、文法といった知識問題ではない、内容一致系の問題が解けない時の対策をお伝えします。
英文は読めているのに問題が解けない
解釈の参考書にしっかり取り組んだことで英文自体は読めるようになった。
でも、内容一致になると落としてしまう。
その原因と対応を考えてみましょう。
選択肢は惑わそうとすることが
例えばですが、本文に
Yumi likes cats.
という英文があり、問題が
Yumi likes ( ).
1 lions
2 dogs
3 cats
4 birds
であれば、なかなか間違うことは少ないですよね。
大学入試ではこのレベルの問題が出されることはあり得ないのですが、基本的な考え方はここにあります。
本文に書いてある内容と、選択肢の内容を突き合わせ、正しいものを選ぶとういう過程はどこまで行っても変わりません。
ただし、書いてあることが本当にそのままだと多くの人が正解してしまうため、選択肢には工夫が施されます。
選択肢には様々な工夫が
問題を作成する際には、全員が全部解けてしまう問題を作るわけにはいきません。
そこで、選択肢を使っていろいろと工夫をしています。
まずは、択一問題の基本的な性質、作りやすいタイプをご紹介しましょう。
1 正解
2 肯定・否定が逆になっている
3 本文中にある言葉を使っているが、S-VやV-Oの関係性が違っている
4 そもそも本文に書いてない
5 本文には書いていないが、常識的にはそういえないことはない
これを基本とし、さらに選択肢内の文の難易度を上げていきます。
選択肢の文自体を長くすることで、内容把握を複雑にしたり、気付きにくい言い換えを入れたり、一部あっていて一部が違っているという内容にしたりなどなど。
細かな違いを入れている部分もありますので、そこをしっかり読み取れるかどうかがポイントになります。
解けていない原因として選択肢の吟味が甘い場合が多い
文章を読む ⇒ 大体の内容を理解 ⇒ 1~4の内容一致の選択肢を見る
⇒ 確か書いてあった気がする
⇒ ○っぽい
⇒ 間違える
このような間違い方に陥ってしまっている人はいませんか?
確か/~ぽい
これが正解出来ない理由になっているかもしれません。
「確か」でも「~ぽい」でもなく、書いてあるかどうか、そのように読み取れるかどうかが全てなのですね。
感覚で解くことをせずに、選択肢の内容が本文に書いてあったかどうかを吟味する癖をつけてみましょう。
・¶2・ℓ5に書いてあるから○
・前半は書いてあるけど、後半は違っているから✕
のように、1つ1つの選択肢が正解か間違いかを本文に戻って調べる作業をするとよいでしょう。
めんどくさがってしまったり、なんとなくや雰囲気で解いてしまい、確認作業を怠ってしまう人も多いかもしれません。
めんどくさい、という言葉を捨て去りましょう。
そのめんどくさいと思うことにしっかり取り組むのが、問題を解くということです。
採点時の復習方法にも注意
参考書や過去問の答え合わせの時にから工夫が出来ます。
答え合わせの際に解説に飛びつかない
問題を解いて採点する時、その近くには解説が書いてあります。
それにいきなり飛びつかないようにしましょう。
解説を読んでしまうと、まさになんとなくわかった気になってしまうことが多いです。
では、それを防ぐためにどうすればよいか。
答えがわかった後に、その根拠となる部分を3分くらいかけて自分で探し出してみてください。
この一段階を入れるだけで大きな違いとなります。
自分から意識的に探しに行くのがポイントです。
時間的にも長くかかるわけではないので、必ず取り組んでみましょう。
間違った理由も確かめておく
最後に、選択肢のどの部分、または本文のどの部分を読み間違っていたかも確認してください。
英文を誤読してしまっている時には、単語や文法をチェックしなおす必要も出てきます。
常に出来ていない部分を知る、は忘れないようにしておきましょう。
おわりに
長文読解で特に内容一致では、選択肢の内容も正確に読み取る必要性があります。
単語や文法といった基本事項を常にブラッシュアップすることはもちろんですが、選択肢をしっかり読むということにも強く意識を持っていてください。
丁寧な勉強は必ず効果を生み出します。
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