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古文読解勉強法 武田塾高田先生のノートの取り方までご紹介!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

少し前に漢文の取り組み方を紹介しましたが、今回は続けて古文の勉強法へ移りましょう。

英語と同じく単語・文法が大切なのは間違いないですが、ここでは読解に焦点を当てます。

古文独特の読みにくさの理由を知り、読めるようになるコツをつかんでしまいましょう。

武田塾教務、高田先生のノートの取り方もご紹介します。

古文読解に必要な3つのポイント

古文の特徴は何よりも「省略の多さ」です。

主語はもちろん、客体や目的語などが書かれていないことが多く、さらにセリフを言っている人が誰かも推測して読まなくてはなりません。

日本語は現代語でも主語がない場合が多いですが、古文ではさらに読みにくい文となっており、途中でストーリーが追えなくなってしまうことが多くみられます。

省略については読解の講義系などで一度概要を把握してしまいましょう。(富井先生の本など)

その上で、次の3つの方法を試してみて自分に合う方法を見つけ出しましょう。

人物相関図を書こう

古文には複数名の人物が登場します。

名前ではなく、后や娘などの時もありますが、それも含めて人物相関図を書いてみましょう

この時大切にしてほしいのが「まえがき」です。

「まえがき」にはそこに至るまでのあらすじや、登場人物についての説明書きがなされています。

それをもとに関係図を書いてみるのです。

なお、この「まえがき」を読み飛ばすことは絶対にしないようにしましょう。

相関図の例が下の写真です。

古典相関図

まず、まえがき部分の人物に○で印がつけてあります。

そして簡単な関係図を書いています。

ここでは大きくするために本文の上に載っていますが、実際には問題用紙の空白部分を利用しましょう。

読み進めるうちに登場人物が増減しますので、そこは書き足すようにするとよいです。

これを用いることで、関係性、特に上下関係なども見えてきますので、是非一度挑戦してみてください。

動詞全てに○印をつけてしまおう

現代の日本語でも言えることなのですが、特に古文は主語の省略が至る所に現れます

その省略を補うことを目的に、動詞全てに○印をつけてしまいましょう。

「  」でくくられた会話部分も同様です。

誰の発話なのかをメモするようにします。

練習問題を読む時からこの癖をつけておくと、文全体の理解度がより増してきます。

動詞の〇付

小さくて少し見にくいかもしれませんが、動詞の右上に「宮」などと書かれているのが主語です。

本番で問題を解く時には時間の関係で難しですが、参考書や問題集で練習する時には必ず取り組んでほしい勉強方法です。

イメージ化/漫画化してみよう

古文で点数が取れている人は、その分の内容がどんな情景であるか思い浮かべることができる人が多いような気がします。

そこで、文章の内容をイメージ化・漫画化してみましょう。

漫画化

文章を読みながらざっくり描いてみるだけでも大丈夫ですし、時間が限られていて足りないときには頭の中で描き出してください。

漫画化出来る文章はおそらく読めているでしょう。

また、このように視覚化させるのは、漠然と読むことを防ぐ方法にもなります。

なんとなく最後まで読んでみたけど、言っていることはさっぱりわからない、とならないように立ち止まりながら読むには良い練習となります。

知識の補充も忘れずに

文全体が見えるようになると古文への抵抗感もなくなってくるでしょう。

それが出来るようになってきたら、後はさらに細かい所に注意を払うための知識の補充をおろそかにしないことが大切です。

単語・文法といった基礎事項は、問題に出されることもある分野なので、英語と同じように定着するまで繰り返しましょう。

おわりに

古文は日本語です。

でもなかなか思うように読めない。

これが、古文を遠ざけてしまう一つの大きな要因です。

現代語訳を読んでみるとなかなか面白い内容であることも多いので、一度読めるようになると純粋に読み物としても楽しめるような話もたくさんあります。

まずは何かを試してみて、少しずつ読める量を増やしていきましょう。

こちらの動画もご参考に
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