青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
2021年度入試は情報戦になる。
これまでのブログでも何度か情報の大切さをお伝えしてきましたが、情報収集はうまく進んでいますか?
あれもこれも見境なくという訳ではなく、せめて自分が受験しようと思っている大学の情報だけでもキャッチしておきましょう。
さて、今回はMARCHとしてくくられている5大学に関して受験方式の変更点をいくつかご紹介します。
共通テストの重要性が高まるMARCH受験
いきなりですが、キーは「共通テストの重要性が高まることがある」です。
大学独自の問題がなくなり、共通テストが必須となる学部が登場します。
さらに、コロナウィルスの影響により万が一大学独自の試験が出来なくなった時には、共通テストのスコアにて合否判定をする可能性もすでに言及されています。
共通テスト必須で何が起こる?
去年までのセンター利用入試を見てみると、合格にはおおよそ8割から9割の得点率が必要でした。
MARCHを受けようとする受験生はセンターレベルの問題では高い点数を狙える基礎学力を持っていると言えるでしょう。
2021年度の入試で共通テストが必須となった時、共通テスト利用科目については高い正答率での勝負になる可能性があります。
そして、多くの受験生が高い点を取ってくるとすると、共通テスト以外の独自問題での出来不出来が影響を及ぼすことにもなり得ます。
英語4技能検定について
英語4技能検定試験のスコアを利用できる大学も多いです。
上智大学のように加点方式の大学もありますが、MARCHでは主に「出願資格」「得点換算」の形をとっています。
英検に注意
現在大学入試に採用されることがある4技能資格試験のうち、英検は級ごとの「合否」タイプの試験です。
2級か準1級が多いのですが、ただ「合格」すれば利用できる、とならない場合があることに気を付けて下さい。
英検には現在「CSEスコア」が基準として使われています。
2級合格を利用しようとしたときに、この「CSEスコア」が求められることがあります。
しかも、合計スコアではなく、技能ごとのスコアになっていることもありますので、自分のスコアを確認しておきましょう。
また、合否に関係なくスコア利用という大学もありますので、使える資格の基準はそれぞれ確認しましょう。
各大学の具体例
ここで全てを紹介、と行きたいのですが、全大学全学部は難しいですので、注意が必要な大学を中心にいくつかご紹介します。
立教大学
一部の学部を除いて英語の独自試験がなくなり、共通テストまたは4技能検定試験の利用となります。
英検を利用した場合ですが、級の合否は関係なく、スコア利用となります。
文系であればこれに
国語必須 + 数社より選択
となり、理系では
理科・数学必須
という学部が多いようですね。
立教大学の受験を考える際には、英語の共通テスト対策にその他科目をMARCHレベルまで引き上げておく必要があると言えます。
青山学院大学
青山学院大学も共通テスト必須となる学部があります。
文学部ー日本文学科
共通テスト 英語・社会が必須です。
社会は「世界史B」「日本史B]から選択できます。
両方受験している時には第1科目・第2科目ではなく、高得点採用となるようです。
独自問題は 国語。
英語・歴史が100点、国語が150点の配点とされています。
戦略が難しいですね。
独自問題の国語にもしっかり時間をかけたいところです。
教育人間科学部ー教育学科
共通テストは 英語・国語でどちらも100点換算です。
独自問題は 小論文。
これも100点の計300点となります。
心理学科や文学部比較芸術学科なども小論文が独自問題になっています。
小論対策もポイントになってきますので気を付けておきましょう。
法学部ー法学科
共通テスト 英語・国語必須、社会・数学選択で、国語の換算点が一番高くなります。
そして、独自問題に特徴有です。
独自問題は「総合問題」です。
範囲は英語・世界史/日本史・政治経済 から出されることになっています。
総合問題は他の学部でも出題予定があり、サンプルも発表されているのですが、
英語読解・資料読み取り・短めの小論文
などが見られます。
対策が簡単ではないようですが、必ずサンプル問題には目を通しておきましょう。
明治大学/法政大学/中央大学
明治・法政・中央、この3大学は一般試験に共通テスト必須ということはありません。
それぞれの大学で
・独自問題のみを使った入試
・共通テスト併用
・共通テストのみ
・外部英語資格試験利用
などに分かれていますので、それぞれの大学・学部を必ずチェックしましょう。
同じ大学・学部でも自分によりあった受験方法を探すことで戦略も練りやすくなるかもしれません。
おわりに
「入試の変更点」をまとめてくれているサイトも多くみられるようになっています。
非常に便利ですが、特定の大学に関しての情報を得たいときには、必ず大学HPの入試情報ページも訪れるようにしてください。
第1次情報に触れておくことが受験での情報アクセスの絶対条件です。
あまり時間をかけすぎる必要はありませんので、必要な情報だけでも確認しに行きましょう。
こちらの動画もご参考に
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