青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル２Fの武田塾八戸校です。
高3生の皆さんは、文化部所属の皆さんも含めてそろそろ部活動を引退されている頃でしょうか。
中には12月まで部活があるという話を聞いたこともあるのでまだの人もいるかもしれませんね。
考えてみれば、サッカー・バスケ・バレーでの全国大会を狙うような運動部では最後の試合が1月になってしまうこともあります。
今回はそんな悩みの種の一つ「部活と受験勉強」について考えてみましょう。
部活も最後までやり切って受験に臨む人も多いです。
勉強のためにやむなく退部することもあるかもしれませんが、やめなくてはならない、と決めつけずに、両立の方法も探ってみませんか。
前提として・・・受験勉強に本当に集中しようと思うならやめるのもあり
両立の話を進めていこうと思うのですが、大前提として本当に勉強のみに集中したいのあればやめてしまうこともあり、ということを最初にお伝えしておきます。
中途半端になるくらいなら
両立を目指して部活動を続けているものの、うまく両立できず、結局両方とも中途半端になるのはもったいないですよね。
部活動をすること自体は、決してマイナスなことではありません。
自分の好きなことに本気で取り組める貴重な時間。
大学や企業でもサークルや部活動がある場合もありますが、高校までのものとは少し毛色が違います。
高校での部活動では学ぶことが多いというのも確かです。
一方で部活動を続けていると時間的にも肉体的にもきつくなる場合があります。
どちらも中途半端にしてしまうのであれば、思い切って勉強に舵を切ってしまうことももちろんありです。
ただし、やめたからと言って勉強時間を伸ばせるかは別。
やめた後に結局ダラダラと過ごしてしまうという怖さも持ち合わせていることは認識しておきましょう。
部活と受験勉強の両立
では、ここからは部活動と受験勉強を両立させる際のポイントをお伝えしていきます。
多科目にこだわらない
受験科目を意識すると、どうしても複数科目を勉強したくなります。
ですが、部活動を続けている間の平日に勉強に避ける時間は限られている。
そんな時には無理して複数科目に手を出すのは控えておきましょう。
まずは1科目から、時間によっては2科目の特に重要となりそうな科目から手を付けましょう。
多くの人は英語・数学になると思います。
この2科目の基礎を仕上げることを目指すことから始めてみましょう。
目安は1科目最低1時間
1科目にするか2科目にするかですが、基準は1科目で1時間以上取れるかどうかにするとよいと思います。
1科目30分程度では、なかなか質を上げることが困難です。
もちろん30分でも出来ることはありますが、継続によって効果を上げるということを考えた場合にはやはり1時間は欲しいところです。
1科目目で日大レベル（共通テストレベル）を仕上げ、それから2科目目に入ったほうが次が楽に進められます。
2科目以上勉強する時にはバランスを考えて
受験勉強は、多くの科目において最初が大変です。
基本的な単語や用語の暗記が多くなるためです。
2科目以上を並行させる時には、このバランスにも留意しましょう。
英単語を100個覚えるのと同時に歴史の用語を覚えるのはかなりの重労働になりかねません。
この点も1科目の基礎を先に終わらせるという部分につながります。
量をうまく調整しよう
武田塾の方法で勉強しようとしたときには、1日の量がおおよそ決まっています。
例えば
英語 3時間
数学 3時間
歴史 3時間
理科 2時間
国語 各1時間
などと科目別におおよその時間の目安があり、さらに取り組む課題への目安もあります。
英語であれば、
単語 100個
文法 2章
数学であれば
1日 10題程度
となりますが、時間が取れない時にはこの量を調整しましょう。
単語 50個
文法 1章
数学 5～6題
といった形にすることで多少ペースは落ちるとしても、同じ内容の勉強をすることが可能になります。
1日で終わってしまうのではなく、長く継続させることを考えましょう。
休日を有効利用して復習を
休日にも部活がある場合はありますが、それでも平日よりは時間が取れるはずです。
平日に出来ない分はこの休日を有効利用するようにしましょう。
平日に復習の時間をうまく取れないこともあると思いますので、休日には復習を特にお勧めします。
一度学習したことに再び触れるのが離れすぎてしまわないよう、うまく調整してみましょう。
マインドを変えよう
部活をしていると、「忙しくて時間が取れない」と半ば言い訳のような思考を持ってしまいがちです。
確かに部活をしていない人に比べたら忙しくなってしまいますが、それでも空いた時間をうまく使う人も実際にいます。
忙しいから・・・
「忙しいから時間が取れない」
ではなく、
「忙しいから、限られた時間を集中して取り組もう」
という考え方に変えましょう。
ダラダラ取り組んだ２時間と、集中して取り組んだ１時間では、場合によっては後者の方がいい結果になることさえあります。
短い時間で集中力で勝負してやる、とポジティブに考える方が、成績の伸びや身に付ける量が上がるでしょう。
気持ち次第で変えられる部分は変えてしまいましょう。
おわりに
大学受験と同じように高校の部活は高校生でしか経験できません。
部活動に参加することによって学べることもあるでしょう。
両立することは口で言うほど楽なものではないかもしれませんが、自身の成長にもつながる経験だと信じ取り組んでみてほしいです。
また、部活動に参加していない皆さんも、その数時間をどう過ごすのか、しっかり考えて行動するとよいですね。
武田塾では部活で忙しいみなさんのペースも、個人ごとにしっかり提示します。
一度受験相談に足を運んでみてください。
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