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勉強の定着度はどうやって確認する? セルフ口頭チェックの方法!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

自分の勉強が本当に身についているかどうかを確認したいとき、みなさんはどうしていますか?

武田塾に通っている生徒さんであれば、講師からの「口頭確認」が定着度を測る一つの場となっています。

ですが、独学で勉強しているみなさんにはこれは難しいですよね。

そこで今回は、自分でも口頭チェックができるいくつかのポイントをお伝えしたいと思います。

口頭チェックとはどんなものか

まずは、武田塾で実際に行われている口頭チェックについて見てみましょう。

目的は?

口頭チェックの目的は、「考え方・解き方の誘導」にあります。

もちろん、答えがわかっているかどうかを確認することは一つの確認事項です。

ですが、それだけではありません。

この口頭チェックを使って「考え方/解き方」の誘導を試みることがあります。

考え方・解き方の誘導

問題を解く時には、

「こういう風に解いてほしい」

「この情報を読み取ってほしい」

という解答の流れが存在します。

そして、口頭チェックにおいては「その部分がしっかりできていますか?」という質問が多くなります。

問題を自力で解ける人というのはこの部分がしっかりできています。

そこを突っ込まれて答えることができないということは、答えを丸暗記したり、解説を読んで満足し、理解したつもりになってしまっていることが考えられるのです。

では、科目別に自分でチェックする時に使える内容をご紹介しましょう。

科目ごとの確認内容

英文法

【問題が解けるためには】

問題または選択肢の中からの気づきが必要。

どこかに「仮定法/関係詞/時制・・・」の問題だと気づくポイントがある。

その文法の要素に気付くことができているかどうかをチェックする。

【実際の流れ】

・この問題は「何について」聞かれているのか?

・解くためには「何を見極める必要が」あるのか?・・・動詞の語形/慣用表現/時制など

【正しいプロセス】

この問題は○○の単元分野で✕✕のことを聞かれている

⇒ △△を考えれば正解にたどり着く

このような、解ける人であれば当たり前に考えているであろうことを意識して考えるようにしてください。

「解答を見る」⇒「その問題の知識を覚える」⇒「その問題で覚えた知識で解こうとする」

ではなかなか出来るようにはなりません。

どうすれば聞かれている文法事項に気付けるのか、それは問題文や選択肢のどこから判断可能なのか

までを必ず意識するようにしましょう。

数学

この問題は「何を求める」のか、をまずは分からなくてはなりません。

簡単な例を出すと、

「面積を求めよ」

という文言があれば、面積を求める問題だ、とわかりますよね。

そこから、

・今わかっている情報は何か?

・図は描けるのか?

という部分に掘り下げ、解答を追っていくことになります。

問題によっては

・どの公式を使うのか

・どういう順番で解答に向かえばいいのか

という解き方を理解できているかを確認することになります。

読解系

全訳する必要はほとんどありません。

質問する内容として一番大切なのは、

・解答根拠

です。

本文の中のどこの部分が根拠の箇所となるかを見極めることができているかの確認をします。

全体を通しての内容確認をしたいときには、

・各段落での言いたいことは何か

・文全体の要約(筆者の主張・文構成など)

などで確認することが可能です。

理科

式を立てた時に、問題文のどこからその式を使うことができるとわかるのかを確認します。

数学と同じく、まずは問題文の解釈が必要となる科目。

何を答えなくてはいけないのか、その答えを導くためにわかっている情報は何なのか、その情報からどういうプロセスをたどる必要があるのかまでの確認をするとよいでしょう。

社会

例えば、

「濱口幸雄内閣は何をしたか?」

と聞くと答えられる生徒は多いでしょう。

ですが、

「1930年代の頭は何内閣?」

のような聞き方をすると答えられなくなる生徒が出てきます。

歴史では用語ももちろん必要ですが、

・流れ

・因果関係

などの前後関係が抑えられているかどうかを質問するのも効果的です。

間違えた問題への質問方法

間違えた問題に対しては、正しいやり方を覚えてもらおうとすることが一般的だと思います。

ですが、ここでは「間違えた問題をどう間違えたか」を大切にしてみましょう。

・間違えたプロセスが答えられるか

・同じ間違いをしないようにするためにどうしようとしているか

を答えられるかどうかが大切です。

正しい勉強法を追うことが大切

なぜ間違いのプロセスを追うかですが、次に同じような問題を解いた時、特に本番で同じことを繰り返さないようにするためです。

入試に向けての勉強は全て最終的には

「本番で解けるようになること」

に結びつかなくてはなりません。

普段の勉強では、本番で解けるようにするためにはどうするか、を常に意識する必要があります。

同じ間違いを繰り返していてはいつまでたっても「本番で解ける」状態はやってこないですよね。

セルフ口頭チェックで自己の勉強法の確認を

独学で勉強を進めている人も、上記の内容を意識して自身に問いかけてみましょう。

今の勉強が正しくできているのか、本番で解けるようになるための勉強となっているかどうか。

このような基準を持ち、正しい道順を進むことを意識してみましょう。

おわりに

漠然と勉強を続けるのと、高い意識をもって勉強を続けるのとでは、必然的に差が生まれてきます。

自身で勉強を進める時にも、正しい自問自答を繰り返し、より効果的な勉強を目指しましょう!

こちらの動画もご参考に
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