青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
勉強をする時に生徒の皆さんが疑問に思っていることを取り上げます。
今回は「参考書にある制限時間は守らなくてはいけないのか」についてお答えしていきます。
入試本番では確かに制限時間が決められていて意識しないわけにはいきません。
参考書で問題を解く時には最初から時間の意識が必要なのでしょうか。
そのあたりを紐解いていきましょう。
参考書の時間制限は気にするべきか?
問題演習をする際、どうしても時間が気になると思います。
参考書の上部には、目標時間○○分といったような記載がある場合もありますので、そういう場合はなおさらでしょう。
特に本番を意識すると、科目にもよりますが、大問1つあたり20分が目標、という具体的な数字も見えてくるでしょう。
それでは参考書で問題を解く際には時間についてどう考えればいいのでしょうか。
今の時期は初見では時間がかかっても良い
共通テスト本番まであと半年と少しです。
この時期は初見で見た問題を速く解くことが出来ずに困っている人もまだ多いと思います。
ですが、今は理解することを重視しましょう。
目標設定時間を意識せずに、時間制限なしで解いたらどこまで対応できるか、つまり理解度がどれくらいかを確かめる方を優先してください。
理解できていない問題を急いで解こうとすると、悪い言い方をすると適当にこなすだけ、になってしまいます。
じっくりと考えてこれまでの学習内容で解けているのかどうかを判断して下さい。
復習の時には時間も意識して
初見で解いた後、〇付けをし、解答解説を読むことで理解をしていきます。
その後で問題をもう一度解くことになるのですが、この時には時間も意識してください。
1回目の時より遅くなるとしたら理解できていない証ですし、むしろ目標解答時間を上回ることも可能でしょう。
勉強した内容を、速く正確にアウトプットできることを目指しましょう。
実戦演習に入ったら時間も意識して
基礎固めの内は時間にとらわれ過ぎるのは良くありません。
ですが、いつまでも時間を意識しないというのも良くはありませんね。
問題はどのタイミングでか、ということです。
実践形式に入ったら時間感覚も身に付けたい
共通テスト対策に入ると、いくつかの道筋に分かれると思います。
総合的な対策参考書を確認し、分野別に演習、その後にテスト形式の演習と進むのが一般的でしょうか。
このうち、総合対策ではまだ時間の意識は必要ないでしょう。
分野別に移ったころから徐々に時間を意識するようにしてください。
例えば「短期攻略」などには1題当たりの目標時間が設定されています。
そこでは少しずつ意識に入れていきましょう。
解き方がおろそかになる時にはまずは正確性重視
時間を意識することによって解き方が散漫になってしまっているような時は、まずは正確性を優先して下さい。
時間に対応できるようになるのは訓練で可能ですが、解き方が適当になってしまう癖がついてしまうと、こちらはなかなか直すのが大変です。
どの科目においても正しく解けるようになった後にスピードを追求しましょう。
初めからスピードだけにこだわり、細かい部分をおろそかにしてしまって言う状態は早めの内に手を打たなくてはなりません。
おわりに
時間内に解き終わらないという不安は過去問演習や実戦演習に入った時に不安になってしまう部分です。
確かに時間への意識は重要ポイントになります。
ですが、正しい知識、解き方が身についていないうちからスピードばかりを追い求めるのは正直に言うと無理があります。
英語の勉強でいうと、長文の参考書の前に解釈の勉強をじっくりと時間をかけて行いますよね。
スピードはその後についてくるものです。
入試まで間もないのにマイペースを貫きすぎるのには問題がありますが、まだこの時期は時間に対して過度なプレッシャーを感じないように気を付けましょう。
こちらの動画もご参考に
↓↓↓↓↓
まずは無料受験相談においでください。
武田塾では無料受験相談会を随時行っております。
科目ごとの勉強について悩んでいること
受験について気になること
参考書の使い方
など気になっていることはどんな小さなことでもお尋ねください。
無料受験相談へのお問い合わせは下のフォームからどうぞ。
お電話・ライン公式からでも受け付けいたします。
ライン公式はこちら
武田塾八戸校
〒031-0042
青森県八戸市十三日町1番地
ヴィアノヴァビル201
☎0178-38-8466