青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
みなさん、英単語帳はどのくらい進んでいますか?
すでに一冊を完璧にしてしまい2冊目突入という人も中にはいるでしょうか。
そんな単語帳ですが、なかなか頭に残らない単語、あるいは紛らわしくて混ざってしまう単語ってありますよね。
そんな時に試してみてほしい方法も含め、単語学習についてお伝えします。
見る・読む・書く・聞く どれを使う?
あらためて単語を覚える際にはどのような方法を取っていますか?
シス単、ターゲット、キクタン、ユメタン、速単、Duo・・・などなど様々な種類がありますが、どの単語集でも共通する部分の使い方からもう一度考えてみましょう。
必ずしてほしいこと
どの単語集を使うにしても必ずしてほしいことは「知っている単語と知らない単語をはっきりさせる」ことです。
覚えられていない語(逆に覚えた語でもいい)にチェックを付け、目で見てはっきりわかるようにしましょう。
印をつける部分を何列かに分けたり、その都度付ける印を変えたりすることによって、その単語の定着度が見えてきます。
例えば
「無印」 ⇒ 覚えている 「/」 ⇒ 覚えていなかった 「✕」 ⇒ 複数回出てこなかった
「✔」 ⇒ 何回か繰り返して覚えられた 「※」 ⇒ 要注意
など、自分で決めた印を振ることで定着度の確認ができます。
武田塾では何個かに分けてテストを続けますが、「/」を使って覚えていない単語をはっきりさせています。
なお、下に動画も張り付けておきますが、モリテツ先生は覚えられないものに「○」を付けていたそうです。
印のつけ方は一つという訳ではないですので、自分の中でルールを決め、はっきりわかるように印付けをしましょう。
覚える方法はどれがいい?
「見る」「聞く」「声に出す」「書く」など、人によって覚えるときの方法は様々だと思います。
この中でどれが一番いいか、ですが、本当に人によって変わります。
スペリングを覚える必要がないのであれば書かずに音中心の方が速いと思うのですが、人によっては書かないとどうしてもだめだ、という場合もあることでしょう。
ですので、こうしなさい、という決めつけはありません。
ただし、以下は意識して欲しいところです。
① 音を伴わない暗記はやめましょう。
② 4感覚の多くを使った方が記憶に残ります。
③ 出会いの回数が大切です。
といったところです。
この他の覚え方に関しては、この後の応用でご紹介しましょう。
どうしても覚えられない・・・そんな時の応用編
最初の内は英語と日本語とを1対1で覚えることが中心になっていると思います。
全く知らない語が多い中で情報量を増やすと辛くなりますので、最初はその形を取りましょう。
ですが、何度も繰り返してもなかなか頭に残ってくれない単語は確かに存在します。
その時の応用的な覚え方をいくつかご紹介しましょう。
フレーズによる記憶
単語を覚えるのも大変なのに、つながりまで覚えるなんて大変すぎる、と思うかもしれません。
ですが、よく一緒に使われる語と共に覚えてしまうことで定着度が良くなる場合があります。
また、多義語にも有効かもしれません。
例えば、
respect one's will ~の意思を尊重する
in all respects すべての点において
のように簡単な句で覚えてしまうのです。
この方法の良いところは、
・自動詞・他動詞に迷いにくくなる
・自動詞の場合、その後ろにとる前置詞まで覚えられる
といった付加価値が付くところです。
例は多義語でしたが、 economic - economical のような紛らわしい語の使い分けを覚えるにも有効です。
システム英単語を使っている人はMINIMAL PHLASES をそのまま使いましょう。
接頭辞・接尾辞・語根を覚えてしまう。
接頭辞・接尾辞・語根は数が膨大ですので、時間の限られた皆さんがすべて覚えるのは大変な作業です。
ですが、例えばシステム英単語。
この単語帳にも部分的に単語の構造の説明があります。
revie ⇒ re(=again) + view(見る)
transfer ⇒ trans(超えて)+ fer (運ぶ)
など、多数ではありませんが紹介されています。
単語を覚える手助けとしてこれらを使うのも有効な場合があります。
最後は回数をこなして
単語が覚えられない、という時、その単語を何回見ているでしょうか。
100回くらい挑戦しても覚えられない時にはその単語と相性が悪い可能性がありますね。
ですが、5回、6回見ただけで覚えられないというのでは、単に回数が足りないだけじゃない、という人もいるかもしれません。
何度もTVに出ている芸能人を覚えられるように、TVCMの商品を買ったこともないのに覚えてしまうように、回数による刷り込みは暗記の基本です。
覚えられない、という前にもう少し回数を増やしてみませんか。
やっぱり単語は重要
長文読解を出来るようにすることが今後の受験の肝になるでしょう。
読めるようになるためにはやはり少しでも多くの単語を知っていることが絶対条件です。
知らない単語を黒塗りにしたら文章の半分以上が真っ黒になった、という状態であればどんな人でも内容を取るのは困難です。
文章を読みながら覚えていくことももちろんありますが、まずはベースとなる単語集を1冊終わらせてしまいましょう。
当たり前かもしれませんが、語彙レベルが上がった状態で英文を読んでみると全く違う感覚で読めるようになります。
外国語を勉強する人は誰もが苦しむ道です。
読解の時に気持ちよく読めるよう、少しずつ語彙力を上げましょう。
おわりに
高校英語に入った途端に単語を覚えられなくなったと思うことありませんか?
それもそのはずです。
数が少ないこともそうですが、中学校での英語の最初の方は授業で何回も触れられ、さらに宿題でも同じ単語の書き取りが出されます。
つまり、同じ語に何度も触れる機会は断然中学校の方が多かったのです。
高校で学ぶ単語は増えますが、同じように何度も触れることで知っている単語を増やしましょう。
こちらの動画もご参考に
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