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【模試】6月模試が進行中 受験後の復習の仕方 ー数学編ー!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

先日は英語の模試復習についてでしたが、今回は数学の模試の復習についてお伝えしていきます。

※英語編、数学編と分けたため、それぞれの科目別確認事項のところ以外は同じ文となっています。

模試の結果が帰ってきたらまずすること

現役生で学校で模試を受けた場合、学校の宿題で模試振り返りを行うことがありますね。

振り返りノートや復習ノートと呼ばれるものに復習し、提出を求められる学校もあると聞きます。

その際、どのような目的・方法で復習しているでしょうか

今年に関しては新試験の形式を知ることも大切になると思いますが、せっかく受けた模試です。

より効果的に使いましょう。

模試の結果はどこを見てる?

模試の結果が返却された際、最初にどこに目を向けますか?

・各科目の点数

・平均点

・順位

・偏差値

・志望校判定

どれも気になりますよね。

もちろん確認すること自体は問題ないです。

ですが、その数値に一喜一憂しないようにしましょう。

本当に気にするべき点は別にあります。

特に今はまだ6月、この時期に上のような各数値を気にしすぎてもあまり参考にはならないでしょう。

特に現役生はまだ勉強を始めたばかり。

身についていない部分が多くて当然だからです。

また、今のこの点数のまま本番の結果の点数になることもあまり考えられません。

勉強した部分が出し切れたかどうか(今の力で妥当な点数か)

ということで、本当に見てもらいたい点は点数の妥当性です。

今の段階でどこまでの勉強が進んでいるのか

そしてその勉強した内容で取れるべきところで点は取れているのか

ということですね。

それでは数学の例を見てみましょう。

具体的にどういうところを見るか

数学編

まずは今の時点で取り組んでいる参考書、終わっている参考書を確認します。

そうすると

①基本となる最初の1冊は終えている(基礎問精講など)

②まだ1冊も終わっておらず、途中となっている

③IAは1冊目が終わったがⅡBはまだ手を付けていない

④IAは1冊目を終了、ⅡBに入ったところ

⑤分野別の講義系参考書に取り組んでいる

⑥共通テスト対策を進めていた

などとざっくりわかれます。

そしてそれぞれの進み具合に応じてチェックポイントが見えてきます。

①基本問題集を1周終えている

基礎問題精講などの基本知識を確認するための問題集がどこまで進んでいるでしょうか。

3月や4月から数学の勉強を始めている場合、すでにIA・ⅡBともに1周または複数周終えている人もいるでしょう。

そんな時は、基礎参考書で身に付けた問題を実戦で発揮できているかに着目してください。

例えば

・これは基礎問題精講の○○番の問題にあった方法で解ける

・基礎問題精講の○○番にあったような気がする

・基礎問題精講にあったっけ

など、一度解いたことがあった問題を応用しようとしても、完全に思い出せる場合とそうでない場合があると思います。

実際に模試の問題を解いてみて「解けた」「思い出すところまでは行けた」「完全に忘れていた」

のどの段階なのかを探ることによって、その後の勉強法は変わります。

完璧にしたつもり、になってしまっている人は論理的に人に説明できる段階まで進めているかに注意してみてください。

なんとなく、のレベルでも思い出せない人は、もう一度基本参考書に立ち返り、正しい勉強法を見直しましょう。

②まだ手を付けていない

学校の授業や宿題のみとなっていて、自身での勉強がまだ進められていない場合です。

こういう場合には学校の授業・宿題で身についている部分のみで解いていることになりますので、現時点での弱点把握ができ、これからの勉強の方向性を立てることが可能です。

単元ごとの理解度はどうか

単元内でも問題ごとに見るとどうか

など、今の実力で解ける問題と解けない問題がわかれていることでしょう。

それを判断できると、これからどの参考書にどう取り組めばいいかが見えてきます。

③分野別参考書を終えている

特定の分野だけを講義系参考書で学習した場合や、基本参考書の一部単元のみ終えている場合がここです。

その場合、まだ手を付けていない分野に関してはもしかしたら全く歯が立たないということもあり得ます

ですので、全体を気にするよりも、既習の単元がしっかりできたかどうかをチェックポイントとして絞りましょう。

確率の分野別参考書を1冊やり切ったのに確率の得点率が50%以下だった、ということになればもう一度復習しなくてはなりませんし、確率だけでも90%とれていればその分野の勉強はうまくいっているとみることが出来ます。

そういう時は同じように他の分野もつぶしていくといいですね。

1冊終えているのにその単元の正答率が50%を切っている時は要注意です。

せっかく勉強したことが身についていないということですので、もしかしたらもう一段階前に戻ることや、勉強方法の変更まで考えなくてはならないかもしれません。

この状態の場合、なんとなく、の勉強が続いている可能性があります。

早い段階で正しい方向に戻しましょう。

④時間制限なしで取り組んだらどれくらい対応できるのか

最後はスピードに関する部分です。

参考書にもよりますが、段階によってはわからない時には○○分たったら解答を確認する

という方法を取っている場合もあるかもしれません。

基礎知識が足りない場合にはいくら考えても解答の道筋が見えてこないこともありますので解説を見るのには効果があります

ですが、1段階上がった時には、出来るだけ粘って考えることも必ず経験しましょう。

じっくり取り組めば道筋が見えてくる、という状態を通り、それを早めていくことが必要です。

解説を早めに見るかじっくり考えるかは使い分けなくてはいけない戦略です。

すぐに答えを見る癖が染みついている人は、このじっくり考えるタイプの勉強も取り入れましょう。

間違い直しだけでは効果半減

間違った問題を赤で直して終わり、では少しもったいないです。

上記のような細かな分析をし、今の段階で出来ているべき部分が確実にできているかどうかを判断しましょう。

そして、これからすべき勉強について新たに方向性を見直す必要がある時には修正を加えましょう。

点数はできれば気にしないように

点数がどうしても気になる場合があると思いますが、「○○点だった、もう終わってる」という見方は今の時期はしないほうがいいです。

繰り返しですが、現役生は、今の時期は思ったより取れないことの方が多いといってもいいくらいです。

もちろん、しかっり勉強が進んでいる科目や得意科目では結果を出せる人もいるでしょう。

ですが、あくまでも模試、本番ではありません。

このままの点数、学力で受験に向かう訳ではないですよね。

良かった、悪かった、どちらの場合においても同じような問題が出た時に次は出来るという状態を作り出すことを目的にしてほしいです。

あくまでも最終目標は、「本番での得点力を身に付ける」ことです。

 

おわりに

英数両方を一気に、とも思ったのですが、今回は英語で紹介しました。

次回は続けて数学について確認していきます。

そちらも是非チェックしてみてください。

こちらの動画もご参考に
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