青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
先日のブログ記事では、勉強がうまく進められない時にはまず得意科目に絞って勉強してみる方法があるとお伝えしました。
とはいえ、皆さん苦手科目をほったらかしにすることはできませんよね。
多科目に手を付けだした際に悩みの種となる苦手科目。
今回はそこに焦点を当ててみましょう。
苦手科目はありますか?
特に共通テスト受験を控えている皆さんは多くの科目を勉強することになります。
あらためて高校で学習する科目を確認してみましょう。
国語・・・現代文/古文/漢文
数学・・・数学Ⅰ/数学A/数学Ⅱ/数学B/数学Ⅲ
英語・・・筆記/リスニング
地歴・・・日本史/世界史/地理
公民・・・倫理/政治経済/現代社会
理科・・・物理/化学/生物/地学 (文系は各基礎)
厳密には科目としては分けないものも入れましたが、受験に使用する科目はこれだけあるんですね。
理科社会はこの中から1~2科目を選択していると思うのですが、得意と苦手、やはりありますよね。
苦手科目をあえて選択する?
国語・数学・英語は自分で選択することは難しいですが、社会や理科は基本選択科目です。
学校で強制的に指示される場合は別として、あえて嫌いな科目を選ぶ人は少数派ではないでしょうか。
ただし、理科全分野が苦手でどれを選んだとしても苦手、という場合は想定できますね。
また、受験したい大学の受験科目に苦手科目しかないという場合も考えられるかもしれません。
上記の例外を除き、苦手科目を減らす第一歩は、可能ならば苦手な科目を避けることから始まります。
例えば、どうしても物理は性に合わないのに受験で物理を使うのは、避けられない場合を除いては理想ではありませんよね。
選べるのであれば、本当に苦手な科目を受験で使わないと決めてしまうことがまず出来ることだと思います。
避けられない場合にはどうすればよいか
それでは、受験科目で必ず必要となる、選択できる全科目が苦手、というような時はどうすればよいでしょうか?
捨て科目にする。
という答えも返ってきそうですが、完全に捨ててしまうのは勇気がいるものですし、決して得策とは言えません。
なんとか克服したいと思っている人が多いですよね。(そう信じたいです)
それでは、その克服方法について見ていきましょう。
苦手科目を克服するために出来ること
さて、みなさんは受験に使用する科目の内、何科目が苦手科目と言えそうですか?
苦手科目の定義は難しいかもしれませんが、「勉強しているのに点数が全く伸びない」「手は付けているんだけど頭に入らない」
などが考えられますね。
そもそも勉強していなかったり、食わず嫌いになってしまっているのは苦手科目とは少し違うかもしれません。
苦手科目の勉強はどうなりやすいか
複数科目の勉強をしている人であれば、苦手科目はその日の勉強の最後に回すということも多いのではないかと思います。
そして、後回しにしているうちに他の勉強で手一杯になり結局やらないで終わることもあるでしょう。
そうこうしているうちに苦手克服に至らず終わってしまうかもしれません。
そうならないように、対策として取り得る方法をいくつか紹介しましょう。
①短期集中にしてみる
1ヶ月・2か月細々と続けても結果が出にくいのならば、短期集中型はどうでしょうか。
他の科目にも短期間で見ると影響を与えることになってしまいますが、
例えば、
今週は日本史week とか 化学week
と1科目のみを決め、短期集中で勉強時間を確保してしまう方法です。
結果が出ずに、マイナスイメージが強いままでダラダラ続けるより、短期間集中でドップリつかることにより違う見え方になることがあります。
②薄い参考書や漫画系参考書を使う
理解しながら勉強することが基本ですが、苦手科目に関してはあえて薄い参考書を終わらせる方法もあります。
そもそも苦手科目は、その科目のあれこれについて詳細に説明してある文を読むこと自体が苦しいですよね。
そんな時、まずは本当に重要事項だけを扱った薄手の本を一冊終わらせてしまうというのはどうでしょうか。
あるいは、最近出版される量が多くなってきた漫画系参考書もお勧めです。
特に歴史系では漫画出版は充実しています。
硬く高い壁にひびを入れるきっかけにはなるかもしれません。
③単元を絞ってみる
以前のブログで紹介した「計画通りにいかなかったときの立て直し方」と同じ方法です。
苦手科目の中でも、この分野だったらいけるかも、という分野を探しそこから勉強を始めてみましょう。
世界史でカタカナがどうしても覚えられない、だからとりあえず中国史をやる、
みたいな感覚ですね。
本当に苦手な分野が最後に残ってしまうという弱点はありますが、一つの方法です。
④インプット・アウトプットの感覚を短めに
全範囲の概要をつかみ、参考書を終わらせた後で実戦演習を行うのが多いパターンだと思います。
ですが、苦手科目に関してはアウトプット(実戦問題演習)を頻繁に行い、出来るようになっているということを身をもって経験してみてはいかがでしょう。
例えば数学であれば、2次関数の勉強を参考書でした後に、センター試験の過去問などで2次試験の部分を解いてみるのです。
満点とはいかずとも、7割~8割取れるようであれば身についている印にもなりますし、自身にもつながります。
これも一つの方法として使ってみてはいかがでしょう。
それでもやっぱりダメな時には
極端な最終手段は、何とかその科目を勉強せずに済む方法があるかどうかを考えることです。
受験科目の少ない大学を志望することや、その科目を使わなくても受験できる大学を探すという方法もあるかもしれません。
ですが、あくまでもこれは最終的な手段。
まずは何かを試してみて、克服できる道がないかを探ってください。
おわりに
誰にでも得意・不得意はあります。
得意科目を伸ばす方法を取る人もいれば、苦手科目の克服中心の勉強をする人もいるなど、その科目への向き合い方は様々です。
捨てる・志望を変える、といったことは最終手段として残しておき、まずは何かできることがないが探ってみましょう。
こちらの動画もご参考に
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