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科目別勉強法 ⑦数学 理系は数Ⅲの取り組み方にも注意しよう!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

以前に「基礎問題精講」の使い方について触れたことがありましたが、今回は数学学習の全体像を見ていきたいと思います。

(基礎問精講の使い方はこちらのリンクから)
↓↓↓↓↓

数学の勉強法をご紹介 武田塾でお勧めする基礎問題精講の使い方

文系ではIA・ⅡB、理系ではⅢを含めてどう進めていくかついてご紹介します。

数学はどこまで学習する必要がある?

他科目でもそうでしたが、まずは自分の受ける大学では数学をどこまで必要とするかを確認しましょう。

 

受検で数学はどこまで必要か

文系ではⅠA・ⅡBを共通テストでのみ利用という人が多くなるでしょうか。

ただし、旧帝レベルや、一部経済学部などでは二次個別試験でも必須、また他学部でも選択科目に含まれていることがあります。

二次試験対策が必要かどうかは大きなポイントです。

理系では共通テストはもちろんですが、二次個別試験で使用する割合は上がります

そしてこの際、Ⅲがその範囲に含まれているかには十分に注意して下さい。

基本的には理系学部ではⅢを必須とするところが多いと思いますが、一部ではⅡBまでで受験できる大学学部も存在します。

共通テスト対策は必ず必要

普段から勉強を続けていると数学全体の力を向上させることが出来ます。

ただし、普段から参考書などで数学を学習し続けていたとしても、「共通テスト対策」は必須です。

昨年までのセンター試験でもそうでしたが、独特の癖のようなものに慣れておかなくては、本番で足元をすくわれることがあります。

マーク方式の中でも、この試験では「誘導に乗る」必要が出来てきます。

解き方がいくつかあったとしても、「この方法を使いなさい」という指定があるようなものですね。

時間が限られた中で誘導にどう乗るかは練習しなくては意外と対応できないことがあります。

さらにⅠAでは試験時間が70分に伸びます

試行テストを見ると全体的に文を読む量と思考する量の両方が増えている印象です。

現時点でもいくつか共通テスト対策の参考書は出版されていますが、夏以降に新たに出版されるものもあると思いますので、模試も利用しながら対策するようにしましょう。

理系でⅢを必要とする場合

理系で必要となる数Ⅲですが、悩みの種になることもありますよね。

学校での進み具合も見ながら、数Ⅲへの取り組み方には慎重になる場合もあると思います。

まず、どの段階で手を付けるかですが、数ⅠAと数ⅡBの基礎をある程度仕上げてからの方が効率がいい場合が多いです。

武田塾ルートで言うと「日大レベル」まで、場合によっては「MARCHレベル」までIA・ⅡBを先に仕上げるのもありでしょう。

また、Ⅲをどのように進めていくかに迷った場合、過去問を研究することも忘れてはいけません。

大学によっては大問4つの内3つでⅢの知識が必要、あるいは大問5つの内4つでⅢの知識が必要という場合もあります。

このような大学の受験を考えている際には、早めにⅢの対策をする必要があります。

使用する参考書は?

「基礎問題精講」はⅠA・ⅡBそしてⅢでも基礎内容習得に使えます。

まずはこの一冊を完成させましょう。

そして、基礎問の使い方は上部のリンクも参照ください。

ここではそれ以外の参考書をご紹介します。

講義系参考書

問題を解いてみて解説を確認してみたものの、なんとなく理解が出来てない気がする、という時もありますよね。

そういう時に、単元ごとに細かい内容を確認するための参考書です。

IA・ⅡBと別れているものと、単元別に分かれているものの2種類を紹介しましょう。

・初めから始める シリーズ

I・A・Ⅱ・B・Ⅲ-1・Ⅲ-2と6種類あります。

1冊の中で単元が分かれており、基礎問題精講と並行してわからないことを確認する時などに使えます。

・細野真宏の本当によくわかる シリーズ

こちらは単元別です。

数と式(整数問題)・2次関数と指数/対数・確率・ベクトルなど、それぞれの単元で1冊ずつとなります。

最初に問題がまとめて掲載されており、さらにAA~Cまでの難易度が付けられているため、自分がまずはどの問題に取り組めばよいかがわかりやすい構成です。

数学があまり得意でなく、特に苦手分野がはっきりしている場合などにお勧めです。

 

問題集系参考書

「基礎問題精講」を終えた後に取り組む参考書をいくつかピックアップしてみます。

 

・文系の数学

文型のMARCHレベル以上と地方国公立レベルで取り組む参考書としています。

まずは「重要事項完全習得編」を上位レベルに進む時には「実践力向上編」に取り組んでください。

・国公立標準問題集 CanPass

標準となっていますが、難しい問題も含まれています。

その名の通り、国公立の過去問により構成されている参考書ですので、国公立2次個別試験で数学を使用する人向けです。

・Focus Gold

数学に比較的時間をかけられる人(1~2年生)や、難関大学を目指す人向けです。

基本的には薄めの参考書をお勧めしている武田塾ですが、この本は厚いです。

解答集も合わせると、単純にページ数のみで言うと基礎問精講の4倍以上あります。

数学を武器にしたい人へのお勧めです。

中途半端に何冊にも取り組まないように注意

参考書内の問題の細かい進め方は上部リンクのブログを読んでいただきたいですが、どの参考書に取り組む時にも「その日に学習する内容は完璧にする」を繰り返した状態で先に進んでください。

中途半端に何冊にも手を出して、結局何も身につかなかったというのでは残念な結果が待っています。

「基礎問精講」を完璧にしたら「文系の数学」に、そして「Can Pass」に進むというように、1冊ずつ丁寧に仕上げていきましょう。

おわりに

数学では特に理系では重要科目、文系でも学部によっては必要科目になります。

「数学」という一つの名前ですが、実質「I・A・Ⅱ・B・Ⅲ」と別れており、さらに単元分けがありますので学習範囲は広いです。

つまり、ある程度の時間がかかります

受験勉強を始めたらまずは「英語・数学」に毎日取り組むようにとよく言われますが、それだけ時間を必要とするからです。

受験までに何冊仕上げるのか、どのような期間で仕上げるのか、確かな戦略をもって臨みましょう。

こちらの動画もご参考に
↓↓↓↓↓

 

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