武田塾日大レベルの日本史カリキュラムに基づいた勉強にかかる期間は21週間!!
ただし、完全な初学者でなければ16週間!
冊数は10冊(7種類)!!
まず、初学者向けの2冊は
『教科書よりやさしい日本史』
『教科書よりやさしい日本史ノート』。
イラスト化された講義系教材で苦手な人にもわかりやすい!!
『ノート』の方もかなり語句が絞られた問題集なので、楽に全範囲を終わらせられる!
高校一年生が夏休みの間に日本史を終わらせられるレベルの分かりやすさと絞り込み!
次の講義系参考書は…
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』全4冊。
そして、完璧にする問題集が「30人完成スピードマスター」。
『スピマス』は薄い!でも、用語は実はそこまで少なくない!
『スピマス』最大の利点は「テストが早くできる」
一瞬で答えれるかの確認が見開き60個一気にできる!!
英単語と同じ「一秒悩んだらアウト」ルールなら10個のテストに一分かからない!!
間違えたもの、覚えなおしも含めて10個完璧・五分以内が可能!
Point:
日本史の効率の良い暗記にはテスト回数が大事!
漢字で書きまくるより、「見てわかるか?」を繰り返したい!!
『スピマス』はテスト回数を重視し、早めに完璧にしよう!
講義系『「なぜ」と「流れ」がわかる本』の使い方は『スピマス』の用語を暗記した後に読むのがメイン!
用語を覚えず歴史の流れを理解するのは難しいので先に『スピマス』で用語暗記を!!
ただし、用語だけ覚えてもダメ!!「何の話なの?」を知るために後から「なぜ」と「流れ」を読もう!用語の内容、因果関係、背景知識を用語を覚えた後、これを読んで学ぶ!
例えば、「永仁の徳政令」とか「五箇条の御誓文」とか名前を知っているけど、内容を知らない受験生、要注意です。
『スピマス』を一か月ぐらいで終わらせたら『スピマス』2周目に突入。
ただし、参考書が一冊増えます!『スピマス』と同時並行で一緒にやる問題集は『日本史B一問一答 完全版』。
この教科書の☆☆☆と☆☆をこのレベルでは完璧にしよう!
2冊を同時並行でやるのは、『スピマス』の「内容を覚えず用語だけ」対策。
一冊を完璧にする武田塾ではこれは例外的な措置ですね。
後は、『スピマス』で最低限の知識をつけておいて『一問一答』をなるべく早く終わらせるようにするための対策も兼ねています。
『スピマス』→『一問一答』。この順番でやれば基礎知識は最強!!
次の参考書はセンター過去問の演習前にやりたい『センター試験への道』。
知識の出方がセンター過去問ではランダムだけど、この『センター試験への道』では時代順やテーマごとに並んでいます。
過去問より復習しやすい!!どの範囲が苦手か一目瞭然。
ただし、古い問題も多いのでセンター試験の過去問ももちろん演習すること!最近の傾向の把握は絶対にしておいて損はないです。
そして、『センター試験への道』と同時並行で年代暗記を開始しよう。
『元祖日本史の年代暗記法』。
年代暗記は終わり切らなくてもよい!!次のレベルや過去問や復習をしつつ一緒にやっていこう。
暗記した年代の数字を出来事の順番の整理に使うこと。
特に、センター試験どまりの人は、詳しい年代暗記というよりかは、時系列の流れを的確につかむ、重要な出来事、人物に関しては細かく時系列を整理できることが大事だと思います。
以上が武田塾日大レベル日本史ルートです。