ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾 武田塾ふじみ野校 校舎長の甲藤です!
今回は校舎長自らが大手予備校模試を受験した結果と感想、また共通テストの対策についてお話ししようと思います!!
今回は長くなってしまうのでまずは文系科目についての記事です!
理系科目もすぐにブログをあげますのでお待ちください!!
今年は私も多くの模試を受ける予定ですので、今後も実際に受けてみての感想や受験勉強において大事になってくること、勉強法についてまとめていきますので是非参考にしていただければと思います!
このブログを書いている校舎長が何者なのか気になる方はこちらのブログをご覧ください!!
また、河合塾の第一回全統共通テスト模試についてのブログもありますので、是非こちらもご覧ください!
それでは今回も科目毎に自己採点結果と所感を書いていきます!
※各科目名後ろの数字は私の自己採点の点数です。
各科目所感・対策
英語(R) 100/100
前回の模試ブログでは現在の点数ごとの勉強法について書きました。
今回は各大問ごとに簡単にまとめていきたいと思います。今回の模試の内容についてというよりは、共通テストの傾向としてみられるものを中心に書いていきます。
大問1
この大問はウェブサイトの記事やチャットのやり取りなどから読み取れる内容を答える問題が出ます。
共通テスト全体でみるとここで如何に時間を節約できるかが8割を超えるかどうかを左右します。
解くためのポイントはいくつかありますが、素早く解答の根拠になる部分を見つけ出す必要があります。旧帝大や早慶を目指す受験生の場合、この大問は全文を読んだとしても5分以内に解けるようにしたいです。難しい単語は出てこないので、基礎的な単語を確実に身につけるようにしましょう。
大問2
この大問は広告や記事などを読み、そこから素早く情報を見つけ出せるかが問われる問題が出ます。
大問1同様、ここも素早く処理したい問題です。
大問1と比べると文章量が増えますが、小見出しなどのタイトルに注意して解答根拠を探し出すことで時間を節約することが可能です。
ここでも大事なのは単語力です。本文の単語と設問の単語で同じ意味で異なる単語に言い換えられることも多いので、普段から似たような意味の単語をグルーピングして覚えていると苦労することは減ります。
大問3
この大問ではブログ記事やレポートなどを読み、そこから読み取れる情報や出来事の流れなどを答える問題が出ます。落ち着いて文章を読み進めていくことができればそこまで難しくはないです。ただし、文章の内容を覚えておいて問題を解くことは難しいので、予め設問に目を通し何に注目して読めばよいかを意識しながら取り組むようにしましょう。
大問4
この大問から一気に文章量が増えます。正直80分で解き切ることは難しいです。
今回の模試では討論会に向けて異なる意見を持つ2人が書いたエッセイとグラフから情報を読み取る問題でした。
大問4以降はパラグラフ毎に分けて読み、問題も各パラグラフ毎に解き進めることでスピードも上がり、正答率も上がります。
よく生徒の模試の問題冊子を見るのですが、この大問4以降の本文・設問文へのチェックの付け方を見ると高得点を取れている生徒と思うように点数が取れていない生徒で明らかな差があります。
このチェックの付け方に関して気になる方は、武田塾ふじみ野校の無料受験相談にお越しいただければ、私が実際に解いた模試の問題冊子をお見せします(笑)
毎年私が解いたものを見せながら解き方を解説するだけで、点数を大きく伸ばしてくれる生徒が何人もいます。是非参考にしていただきたいです!
大問5
この大問ではある人の物語をもとにメモの穴埋めをする問題が出ます。
人それぞれ解き方があると思いますが。
私は①設問を確認、②メモを確認しキーワードになりそうなものをチェック、③本文を読んで該当部分を探す
の流れで解いています。この解き方だと大体10分以内で満点が取れます。
ここで大事なのは、すべてを細かく読むのではなく概要を素早くつかんで情報を整理することです。
物語がどんな展開になっているのかを素早く理解するためにも、大問4同様パラグラフ毎に情報を整理する練習をすることで正答率が上がっていきます。
大問6
A問題は大問5と似た形式です。出てくる文章が物語ではなく説明文であることが多い印象です。解き方としては大問4と同様の解き方で解けます。
B問題が共通テスト英語リーディング最後の鬼門です。形式としては論説文を読んで発表スライドの穴を埋めたり、文章の内容に一致するものを選ぶ問題が出ます。この問題を解き切るために大問1~3での時間節約が大切になってきます。
また、A問題も含め大問6は知識によっても解きやすさが大きく変わります。
前回の全統共通テスト模試のブログでも書きましたが、幅広く様々なことに興味を持っておくことが大切です。特に理科や社会科目で学んだことが生かせることも多いです。
この大問を苦手としている受験生はこの知識の部分が弱いことが多いです。
英文自体は読めているのに、内容がよくわからないという方は実は英語ではなく国語や社会・理科の勉強が足りていない可能性が高いです。
英語で高得点を取るためにも、他の科目の勉強も手を抜かずに取組むようにしましょう!!
英語(L)71/100
リスニングに関しては、前回のブログでも書いた通りまた秋以降に詳しくまとめますので、それまでお待ちください!!
国語 155/200(評論19、詳説36、古文50、漢文50)
国語は大問1が評論、大問2が小説、大問3が古文、大問4が漢文となっています。
それぞれ50点の200点満点となっており、一番の特徴としては各設問の配点が高いことです。
つまり、1問間違えるだけで大きく点数を落とすことになってしまいます。
そのため、どの科目よりも対策を練っておく必要があります。
例えば解く順番。
私の場合、
漢文、古文、評論、小説
の順番で解いています。またそれぞれ、10分以内、15分、25分、20分で解くことにしています。
これはあくまでも私が一番点数を取りやすい順番なので、皆さんも一番解きやすい順番を探してみてください。
この漢文、古文、評論、小説の順番で解く理由について説明します。
ずばり、確実に点数が取れる順番、正解を絞ることが容易な順番だからです。
漢文
漢文は基本的に難しい問題は出ません。基本的な漢字と句形が頭に入っていれば10分以内に完答することも可能です。
漢文で満点を取るために大事なことをひとつ。
導入文と注です。
導入文とは本文がどんな場面なのかを説明してくれている現代語で書かれた文章。注は難しい単語の意味が書かれたもののことです。
なぜこれが大事なのか?
これがヒントになっているからです。本文だけでは受験生が解けないから出題者が優しさでつけてくれているのです。
つまり、解答のためにはこれらが「絶対に必要」なんです。
いつもこの部分を読み飛ばしていた方は是非このことを覚えておいてください!
古文
古文は文章自体はとても難しいことが多いです。
しかしこれもやはり導入文と注が大事です。理由はもう大丈夫ですね!
普段の勉強としては単語と文法!これにつきます。
古文の文章は単語と文法がわかればある程度内容はわかります。あとは実際に長文を読む中で力をつけていけば、共通テストの古文に関しては満点を狙えます!
おすすめの参考書としては
単語帳は『読んで見て聞いて覚える 古文単語315』『わかる・よめる・解ける Key & Point 古文単語330』
文法は『富井の古典文法をはじめからていねいに』『岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法のきほん&覚え方が面白いほど身につく本』『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』
などです!
長文読解としては『古文上達 基礎編 読解と演習45』がおすすめです!
私は受験生当時この『古文上達』の文章全45題をすべて品詞分解し、全訳もしていました。かなり大変です。ですが、これをやり切るころには単語文法で困ることはなくなります。
時間のある受験生、高校生は是非やってみてください!!
現代文
最後に現代文ですが、実は現代文はとても論理的に解くことができる科目です。
受験相談でも「現代文は波が大きい」「現代文ってセンスじゃないですか?」と言われることが多いですが、そんなことはありません。
現代文にも正しい読み方・正しい解き方があります。これを身につけることは簡単ではありませんが、方法を理解するだけで現代文の得点は安定します。
『田村のやさしく語る現代文』や『船口のゼロから読み解く最強の現代文』で読み方・解き方を学び、その後センター試験の過去問に取り組んでみてください!
正しい読解法・解き方が身に着けば高得点で安定することが実感できると思います。
具体的な勉強法については、YouTubeの武田塾チャンネルを観たり、無料受験相談で質問してください!
とはいえ、この点数では説得力に欠けると思いますので7月の模試では満点を取りに行きます(笑)
地理 68/100
前回の模試でも書いた通り、地理で7割を下回っている場合は知識不足です。
私自身1週間で地形と気候の範囲を復習し、少し点数が上がりましたがまだまだ知識が抜けていたり、最新版の統計データが受験生当時と変わっていることもあり点数は低めだなという印象です。
地理の勉強法については前回の第1回全統共通テスト模試のブログで解説していますので、そちらを参考にしてください!!
優先的に抑えるべき分野は、地形と気候です。どの分野においても基本となる部分なので時間がない受験生もこの範囲だけは押さえておくようにしましょう!!
まとめ
今回は、第1回駿台atama+共通テスト模試の文系科目についての解説をしてきました!
前回、今回と共通テスト全般についてをメインに書いてきました。
次回以降はより模試の中身についても踏み込んで書いていく予定ですのでお楽しみにお待ちください!
第1回駿台atama+共通テスト模試の理系科目についても早めに解説ブログをあげます!!
今回点数が振るわなかった受験生も、できなかった部分を復習することで成績は上がっていきます!
逆に、今回思い通りに点数が取れた受験生も今後の過ごし方次第でさらに伸びるか、伸び悩むか変わってきます。
模試はあくまでも現状の理解度を測るためのものであり、これで合否が決まるわけではありません!
しっかりと復習をして、本番までに必要な勉強をしていきましょう!
ちなみに次回の模試ブログは
第一回駿台全国模試
です!
旧帝大などの最難関大学を目指す受験生の皆さんは是非ご覧ください!!