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【長文読解のコツを徹底解説!】英語の接続詞のポイント

武田塾府中校の文系担当講師です!

 

今回は英語の長文読解で重要となる「接続詞」について、詳しくポイントを紹介していきます。

長文読解や文法問題の演習に一助となればと思いますので、

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

① 品詞について

英文は単語レベルに分解すると品詞に分けることができます。

例えば I play tennis in the park. は

それぞれ名詞/動詞/名詞/前置詞/冠詞/名詞

といった様に分けることができます。

 

品詞というのは

名詞・動詞・助動詞・形容詞・副詞・前置詞・冠詞・接続詞・間投詞で構成されており、

英文を読み解く上での極めて重要な鍵となります。

今回はその中の接続詞について述べていきます。

 

② 接続詞とは

接続詞を一言で表すとすれば「ルールブレイカー」です。

名前は大層かっこいいですね。

しかしこれが受験生を悩ませる要因の一つです。

 

「英語において主語や動詞は一つである」

これは誰しも聞いたことがあると思います。

 

このルールは英文法の基礎なのですが、

「ルールブレイカー」である接続詞はこのルールを破壊することができます。

 

上記の例文に当てはめると、

I play tennis in the park and he studies math in school.

 

というように、二つの文を接続することで

主語を二つ、動詞を二つに増やすことを可能にするのが接続詞です。

ここで重要なのは二つの文を接続するのが接続詞であるということです。

 

加えて、英語の性質上同じ内容を重複させることを嫌います。

そのため、

I play tennis in the park and I play basketball in the park.

I play tennis and basketball in the park.

のように重複した箇所が消去された上で接続されます。

 

結果的に、名詞・動詞・形容詞など

いかなる品詞をも接続させることができるのが接続詞です。

 

しかし、基本的には前置詞と名詞で形容詞句・副詞句となる場合や

名詞に冠詞が含まれる場合は、対応する名詞だけでなく、

前置詞や冠詞も併記するのが一般的です。

(e.g. I play tennis in the park and in the stadium.)

 

③ 接続詞の分類

接続詞は等位接続詞、従属接続詞に分類できますが、

「接続詞は文と文をつなぎ、重複部分を消去する」ことを把握していれば、

この分類に気を使う必要はありません。

 

注意すべきは従属接続詞の副詞的用法内の

時と条件を表す場合に未来表現においても現在形を用いる必要があることです。

 

We will go on a picnic unless it will rain. → unless it rains.

(雨が降らなければ、私たちはピクニックへ行きます)

 

I will get some food when I will go for a grocery store. → when I go for a grocery store.

(スーパーへ行く時に、いくつか食べ物を買ってきます)

 

これに対し、従属接続詞の名詞的用法では

時や条件を表す場合でも未来表現を現在形で表現することはできません。

 

I don’t know if this is true or false.

(これが本当なのか嘘なのか私は分かりません)

 

Tell me when she will be back.

(彼女がいつ帰ってくるのか教えてください)

 

これらは名詞的用法なので、

if this is true or falseがknowの目的語であり、

when she will be backもtellの目的語です。

 

一般的には目的語は必要不可欠なのですが、

従属接続詞の名詞的用法が目的語にくる場合、

その目的語がなかったとしても、

文法上おかしくないケースがほとんどです。

 

そのため名詞的用法なのか副詞的用法なのかを文法で判断できないことが多く、

それゆえに

 

Tell me when she is back

(彼女が帰ってきたら教えてください)

 

という風に全く同じ文で

名詞的用法と副詞的用法の

どちらも用いられうる場合もあります。

 

この場合は訳で判断する必要があり、

ifの場合は(〜なのか、〜かどうか)で訳せる場合、

whenの場合は(いつ〜するのか)で訳せる場合、

名詞的用法だと判断することができます。

 

従属接続詞の名詞的用法でも主語にある場合は文法で判断できます。

(e.g. If this is true or false is unclear to me. 副詞的用法の場合isの主語が欠落するため)

 

④ 意外な接続詞

And, but, when, if以外にもさまざまな接続詞があります。

ここでは一見接続詞であると気づきにくいものを取り上げます。

 

The moment I saw him, he ran away.

(私が彼を見つけるとすぐに、彼は走り去った)

 

The first time I came here, everything was new to me.

(初めてここにきた、全てが斬新に見えた)

 

The next time I go to USJ, I will enjoy every ride that I missed today.

(U S Jに行くは今日乗れなかった全てのアトラクションに乗ろう)

 

Every time they meet, they have quarrels.

(彼らは会うたびに喧嘩をしている)

 

By the time he finishes his homework, the sun will set.

(彼が宿題を終わらせるまでに、日が暮れているだろう)

 

Once he starts to speak of STAR WARS, it lasts at least two hours.

(いったん彼がスターウォーズの話を始めると、少なくとも2時間は止まらない)

 

In case you are in trouble, let me know immediately.

(困ったことがあったらすぐに知らせてね)

 

As long as you don’t eat fast food, you can keep in shape.

(ファストフードを食べない限り、健康でいられるよ)

 

As far as I remember, Tom had a girlfriend.

(僕の覚えている限り、トムは彼女がいたはずだよ)

 

Suppose/Supposing that you stay here, I will cook you dinner.

(もしここにいるなら、夕飯を作ってあげるよ)

 

Provided/Providing that you are free, let’s go to see a movie.

(もしなら、映画を見に行こう)

 

Given the fact that he was a new hire, he is doing very well.

(彼が新人であることを考慮すると、とても良くやってくれている)

 

⑤ 接続副詞との関係

接続詞に似たものとして接続副詞が挙げられます。

これは接続詞に似た意味を持つ副詞です。

 

副詞なので文と文を接続することはできません。そのため

I was busy thus I didn’t have time to do that. のようには使えず、

I was busy. Thus I didn’t have time to do that. と表記する必要があります。

(忙しくてそれをする時間がありませんでした)

 

他の接続副詞としては

therefore, however, moreover

などが挙げられます。

 

どれも副詞なので同じように文と文を繋げることはできません。

これに対して接続詞は文を繋げる必要があります

 

つまり、

I was busy. So I didn’t have time to do that. のように接続せずに用いることはできません。

(新聞や論文等においてこのように表記されることは多々ありますが、英作では絶対N Gです)

 

英語を読み解く上で接続詞をしっかり理解することは重要不可欠です。

接続詞の用法をきちんと把握しておきましょう。

 

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