皆さんこんにちは！
府中駅から徒歩2分。
逆転合格の武田塾府中校です。
今回は早稲田大学教育学部の英語について問題の傾向分析やそれに向けた対策、
勉強法について話していきたいと思います！
早稲田大学教育学部の英語、出身講師が傾向と対策を伝授！
【早稲田大学教育学部の英語：構成】
例年大問は５つで、試験時間は９０分です。
右に目安の時間を記載しておきます。
大問１長文読解（整序問題の可能性もあります） 【１５分】
大問2長文読解 【２０分】
大問３長文読解 【２０分】
大問４長文読解 【２０分】
大問５は会話文 【１５分】
となっています。
全体で９０分という時間をどのように使っていくかは要検討です。
内容の違う長文を、多い場合は４つ読むことになるので
どこかで躓くと時間配分が乱れるので注意です。
特に右に記載した時間は、使える時間の限界です。
この時間以内に終わる大問が２～３つ、
全部解いた後に最低5分の確認時間は取っておきたいところです。
【各問題分析・対策】
大問１
整序問題もしくは長文読解問題になります。
どちらが出題されても決められた時間内で解ける、
または最後に解く前提で進めても構いません。
整序問題の場合は前後の文が正確に把握できていることに加えて
確実に文法事項が把握できているかということを問われますが、
これは長文読解の問題でも同じ傾向です。
単語の意味が解らなくても形から除外、
もしくは当てはめられるようにしておきましょう。
大問２～４
長文読解問題です。
なんとなく読めてきた、単語だけで文脈判断してきた
という受験生ならどれも迷うであろう選択肢を並べています。
・前後の文脈を正確に押さえられているかを問う問題
・単語自体は基礎用語だけれど、その単語の根幹の意味を
しっかりと押さえられているかどうかを問う問題
が多いです。
解るときはすぐに判断できる問題が多い反面、
一文一文を押さえずに読み進めていれば
どこまででも悩むことが出来る選択肢が多い為、
一通り解いて確実に答えられるものからマークしていくことも重要です。
選択肢も含めて長文自体に難解な単語はほぼ含まれていないので
一冊の単語帳にある単語を形容詞・副詞・名詞・動詞など
どの形でも対応できるようにすることが対策になります。
また、文脈で解く問題に関しては普段から段落ごとに要約する等、
正確さを追求して長文を読むようにすることで長期的にみると対策しやすい設問です。
どの設問も癖はないけれど、確実に正確に文章を読んでいるのか
ということを問われているのが明らかな問題です。
大問５
会話文形式の読解問題です。
会話文といわれると、
「文法書の後ろ側の会話表現で対策しよう！」
と思う受験生も多いのではないでしょうか。
ここでの解答の根拠としては殆どが前後の文章、会話の流れ、
今話している側の感情や意見をしっかり追うことができているかにかかっています。
つまり設問２～４の中で問われたようなことが会話の中でもできるのか、ということです。
早稲田の教育で出題される会話文では今どちらが話しており、
その一文で言いたいことがどういうことなのか
（話題に関して話し手は気が進まないのか、もしくは前向きであるか等）
を丁寧に理解できているかを問う問題が多いです。
傍線部の単語の意味を問われる問題に関しては、単語の意味自体は未知、
もしくは詳しくは知らないような単語が出題されることが多くあります。
どれも前後の文が根拠になりそこからの判断で確実に解答できる選択肢です。
普段から未知の単語に出会ったときに、
「まずは自分ならここにどんな形容詞を入れるだろうか？」
などと考えておくことが確実な点に繋がる問題です。
対策方法
全体としてはいつも出会う長文を都度精読してきているか、
単語の訳だけに頼らずに文法的に正しく読む練習を積んでいるかで差がつくような問題であり、
どれも単語の意味や表現を知っていて一本釣り！という形にはならない問題になっています。
普段から一つ一つの長文に徹底的に向き合っているかが得点に出やすいので
受験を検討した時点からしっかりと精読に向き合うことが大切です。
特に英語は読む量だと思い込み、とにかく演習を重ねてきたが
単語の意味を繋げて毎回わかった気になっているようなタイプの受験生にとっては、
かなり頭を悩ませてくるタイプの選択肢が並んでいます。
目の前の長文を構造的に正しく読めているか確認することで、
点数を上げやすい素直な問題が並んでいるので対策としては
品詞単位で文を分解できるか確認することを怠らないようにしましょう。
いかがだったでしょうか？
今回は早稲田大学教育学部の英語の分析と対策についてでした。
問われることは一貫して
基礎の単語をより深く正確に理解しているか？
英語を文法的に正しく理解してきているのか？
という正統派な問題でしたね。
今一度持っている単語帳で単語の意味を暗記しているだけでなく、
比較できるかや品詞によりどのように形が変わるのか、というところまで確認をしてみましょう！
文法であれば惑わされないほど強固に知識が結びついているか、
イディオムは前置詞が変わればどんな意味になるかの確認をしてみましょう。
解釈であれば文型の確認、品詞理解ができているのかを、
ぜひ手持ちの参考書、問題集で確認してみてくださいね。
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