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昨日の記事では
首都圏の国公立大学で
コロナ禍による入試での
変更点があったところについて
まとめました。
今回は
早慶・GMARCH
にどのような変更があったか
まとめてみました！
2021年度入試 コロナ禍による早慶GMARCH大学受験変更まとめ
早稲田大学
早稲田大学では元々、
政治経済学部は
共通テストと総合問題が課され、
法学部は外国語、国語、地歴または数学の
ベーシックな三科目の方式、
商学部では英語4技能テスト利用型があるなど
学部ごとの違いが大きくあるため、
自身の受験する可能性がある学部は
前もって調べて対策をしておくとよいでしょう。
コロナウイルスへの対策としては……
9月9日時点ではコロナウイルスに感染してしまったり
周りに感染者が出て濃厚接触者となり
入試を受けられなかったりした受験生向けに
追試験として特別措置の受験機会を設けられ、
大学共通テストの成績により合否判定がされること、
一部の学部において合格発表日の変更と
共通テストを特例追試験で受験した受験生のための
合格発表日の追加などがなされるとのことです。
慶應義塾大学
慶應義塾大学はセンター利用をしていませんでしたが、
引き続き共通テストも英語外部検定試験も利用せず、
一般選抜のみとなっています。
コロナウイルスへの対策についても
共通テストを利用していないこともあり
現状は大学からの公式発表として
例年との変更点は特にないようです。
明治大学
明治大学は例年通りの学部別入学試験、
全学部統一入学試験に加えて
共通テスト利用入学試験を実施し、
英語4技能試験についても利用します。
コロナウイルスの対策としては
感染し学部別入学試験や全学部統一試験を
受験できなかった受験生を対象に、
共通テストの成績を利用し合否判定を行う特別措置を講じ、
この対象者でありながら共通テストを受験していない場合や
対象の試験方式で学部、学科が指定する教科・科目の
共通テストの成績を提出できなかった場合には
入学検定料の返還も行われるようです。
青山学院大学
青山学院大学は一般選抜（個別学部日程）、
一般選抜（全学部日程）、大学入学共通テスト利用入学者選抜があり、
一般選抜の個別学部日程では、経済学部を除くすべての学部が
学部ごとの独自のテストと大学共通テストを併用する方式で実施し、
経済学部と文学部、理工学部の一部のみ大学共通テストを利用せず、
独自のテストのみを利用する方式で実施されます。
大学入学共通テスト利用入学者選抜は独自のテストを実施せず
共通テストの結果のみで合否判定が行われます。
コロナウイルス対策としては、
個別学部日程もしくは全学部日程の一般選抜を
コロナウイルスに感染し受験できなかった受験生に
共通テストの成績を利用して合否を判定する特別措置が講じられるようです。
それに合わせて合格発表や入学手続きの締め切り日も変更されるとのことです。
立教大学
立教大学は一番大きな変更のあった大学
といっても過言ではないでしょう。
大きな変化は一般入試の個別学部日程を廃止し
全学部日程のみに変更したこと、
英語の独自試験を廃止し、英語資格・検定試験を
全面的に導入し試験に主に利用し、
大学入学共通テストの英語の成績を利用することも可能
となっています。
例外的に文学部のみ一部日程で独自の英語試験で
受験できる日程もあります。
大学入学共通テスト利用入試は
例年のセンター利用入試から大きな変更はなく
共通テストの成績を利用するようになりました。
コロナウイルス対策としては、
こちらも他大学と同様にコロナウイルスに感染し
一般入試を受験することができなかった場合に
大学入学共通テストの成績を利用し合否を判定する
特別措置が講じられています。
中央大学
中央大学は統一入試、一般入試、英語外部検定試験利用入試、
大学入学共通テスト利用入試 併用方式、
大学入学共通テスト利用入試 単独方式があります。
英語外部検定試験利用入試は、英語資格・検定のスコアにより
中央大学独自の英語の入学試験が免除される方式であり、
大学入学共通テスト利用入試の併用方式は、
共通テストの得点と独自入学試験の指定科目の
得点の合計で合否を判定する方式で、
単独方式は共通テストの得点のみで合否を判定する方式です。
中央大学の文系学部では、基本的にどの方法も選択できますが
例外として文学部などは使用できない場合があるので
自身の受験する予定の学部については前もって調べておきましょう。
コロナウイルスの対策としては、
こちらも他大学と同様に合格発表日と入学手続き締め切り日に
変更はなされています。
一方で、感染し受験できなかった場合の代替措置については
9月9日現在発表されておりません。
法政大学
法政大学はA方式入試（個別日程）、T方式入試（統一日程）
英語外部試験利用入試、大学入学共通テスト利用入試があります。
英語外部試験利用入試はGIS（グローバル教養学部）のみ
英語外部試験を出願資格かつ得点に換算されることとなり
他の学部については例年通り出願資格として使用するため
この点について間違えることのないようにしましょう。
コロナウイルスの対策としては、
他大学と同様に合格発表日と入学手続き締め切り日の
変更がなされることと、
一般選抜（英語外部試験利用入試・T日程入試・A方式入試）
の出願者がコロナウイルスなどに感染した場合は、
同一学部学科の大学入学共通テスト利用入試
B方式またはC方式への受験の切り替えを可能とされています。
学習院大学
学習院大学はコア試験、プラス試験、
大学入学共通テスト利用入学者選抜があり、
コア試験は各学部独自の試験問題での選抜を行う方式で、
プラス試験は他学部のコア試験実施日に他学部の問題で
選抜を行う方式でこちらは半数ほどの学部でのみ行われます。
大学入学共通テスト利用入学者選抜は
共通テストの指定の科目の成績で合否を判定する方式です。
他大学と異なり英語外部試験については、
国際社会科学部プラス試験においてのみ利用するとされています。
コロナウイルスの対策としては
コロナウイルスに感染または、感染者の濃厚接触者と
判定されたために試験を欠席した場合、
欠席した学部の内1学部にのみ臨時試験に出願することができ、
志望学科は出願時と同一とされます。
同一学部のコア試験・プラス試験の両方に出願し、
かつ両試験とも上記の理由で欠席した場合、
志望学科はコア試験と同様とします。
ただし文学部のみコア試験とプラス試験の
志望学科どちらかを選択することが可能です。
最後に
このように各大学とも、原則的には例年と変更がない部分が大きいですが、
その中でも立教大学のように、かなり大きく変更された大学や
コロナウイルスの対応も学習院大学のように
他の大学と同じ感覚でいると困るような違いもあるので
自身が受験する大学、受験するかもしれない大学の
入試情報についてはきちんと調べるようにしましょう。
大学入学共通テストについてもコロナウイルスの影響があり
例年のセンター試験より大きな出番が来ることも起こりうるので
しっかりと対策を行いましょう！
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