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【国公立大受験生必見!!】二次試験までのスケジュール

こんにちは!武田塾円町校です。

 

共通テストも皆さん終了し、今は二次試験対策に向けて動いている真最中だと思います。

二次試験までに自分がやるべきことがはっきりしている人。

素晴らしいです!その調子で頑張っていってください。

 

しかしみんながみんな二次試験までにやるべきことがはっきりしているわけではありません!

特に現役生は人生で初めての大学入試です。

わからなくて当然なのです。

 

そこで今回は二次試験までに具体的にどのような日程で勉強を進めていけばよいかについて書いていこうと思います。

二次試験までのスケジュール

 

1.周りのライバルを知れ!

さあ、二次試験対策と一口に言ってもするべきことは大量に存在します。

 

初めての受験となる現役生の皆さんの多くは何をやっていいか手探りの状態でしょう。

しかしそんな手探りの状態でやみくもに勉強していって果たしていい結果につながるでしょうか?

入試はそこまで甘いものではありません。

 

というのも勉強のやり方がわからず困惑している受験生をしり目に最も効率的な勉強法がわかっているライバルたちが着々と力をつけていくからです。

ここで大学入試がこれまで皆さんが経験したことがあるであろう高校入試や中学入試と大きく異なる点が存在します!

 

皆さんは何かわかりますか?

 

それは”浪人生”という存在です。

 

現役生にとって彼らは強敵以外の何物でもありません。

というのももちろん一つには勉強時間の豊富さが挙げられます。

単純に現役生と比べて一年以上多くの勉強経験があることに加えて、予備校通い、自宅浪人(いわゆる宅浪)いずれにしても彼らは浪人期間中自分の時間をすべて勉強に使えるのです。

 

予備校通いの浪人生であれば洗練された予備校のカリキュラム、カリスマ講師、親身に向き合ってくれるチューターなど勉強をするうえでこれ以上にないほど整った環境下で彼らは勉強しています。

 

そして二つ目に彼らには挫折した経験があるということです。

浪人しているということは一部の例外を除いて彼らは少なくとも一度は不合格という最もつらい経験をしているはずです。

 

そして今あなたたち現役生と同じ土俵に立ってライバルとして存在している浪人生たちはその挫折を乗り越えてきた猛者たちです。

 

彼らには一部を除いて滑り止めの大学に進学せず第一志望の大学に入学するという目標のためにもう一年勉強することを決めた強い意志が存在します。

また入試を一度経験しているというのも彼らが強敵である所以です。

彼らはその経験を生かして受験本番への対策を行っていきます。

何をすればよいかまるでわかっていない現役生とは勉強の質の面で雲泥の差が存在するのです。

 

とここまで浪人生の恐ろしさについて触れてきましたが現役生に勝ち目がないなんてことは決してありません。

現役生同様浪人生も現役生のことを恐れているのです。

 

というのも現役生の成績の伸び方はすさまじいものであるからです。

浪人生はその猛追にいつ抜かれるかとひやひやしながら勉強をしています。

そう、現役生であっても効率よく勉強すればいくらでも浪人生に追いつくことは可能なのです。

勉強は量より質が重要です。

質を高めた勉強をすれば現役生の成績は最後の最後まで伸びます!

 

ということで質の高い勉強をしていくために共通テストから二次試験までどのように勉強していけばよいかを次章からは書いていこうと思います!

 

 

2.大まかなスケジュールを考えよう!

計画を立てるといっても最初から日にち単位の計画を立てようとしても時間がかかるだけです。まずは週単位で考えていきましょう!

 

・1月下旬ごろ(1月24日~31日)

まず大前提として共通テスト鈍りから頭を二次試験モードに切り替える最低限の作業(理系であれば具体的には数Ⅲの計算演習や各種公式の確認、物理化学生物の公式や語句などの重要事項の確認、英単語・熟語の復習)について理想は共通テスト後一週間以内で終わらせておくべきですが遅くともこの週の中頃までには終わらせておいてください。

 

そのうえでこの週にすべきことはまず一日、二日で過去問を一年分実際の制限時間内で解くことです。

 

いきなり過去問を解いても意味ないのではないか?と思う人もいるかもしれません。

しかしこの時期に一度過去問を解いておくことに意味があるのです。

 

入試問題は全範囲からまんべんなく出題されます。

それはすなわち自分がその時点で間違いが多い範囲(すなわち苦手分野、忘れている分野)を洗い出してくれるということです。

 

つまり過去問を解いておくことで本格的に入試の過去問や模試の過去問に取り掛かる2月までに補強しておくべき分野を明確にすることができるのです。

 

そして過去問をやり終えたら次はいよいよ弱点補強です。

受験勉強で使っていた各教科の分野別問題集(難関大受験生であれば化学の新演習や名門の森、ハイレベル数学など)から苦手分野の特に苦手な問題に絞って解き直しを行っていってください。

時間は限られています。

 

一度やった問題は2回も3回も繰り返す時間ははっきり言ってこの時期には残されていません!

一回ですべて完璧に理解する心構えで復習を行ってください!

 

 

2月初週~試験1週間前まで

この時期はいよいよ過去問演習です。

惜しみなく過去問や模試などを解いていってください。

 

ただし間違えた問題の直しについては基本~少し応用した問題までの難易度の問題のを重点的に行っていってください。

 

数学25か年の問題集でいうような難易度C,D問題(いわゆる発展問題から捨て問。正答率が低く医学部などの上位学部志望でなければ取れなくてもそこまで合否に影響しない問題)は極端な話理解しようと悩んでいる時間が無駄です。

 

そこで時間を費やすなら基本~少し発展レベルの合否に直接影響する問題をしっかりと解けるように復習していってください!

 

 

・試験1週間前~前日

この時期について一つ言えることがあります。

 

絶対に今まで解いたことのない新しい問題や過去問、模試の問題に手を出さないでください。

二次試験直前は本当に緊張と力試しができる高揚感が入り混じった気持ちが不安定な状態に陥りやすいです。

そのような不安定な状態で新しい問題に手を出してもし仮に全然解けなかったらどうなるでしょうか?

 

おそらくあり得ないくらいに不安になると思います。

今までやってきたことは何だったのか?

本番も全く解けないのではないか?

 

そのようなネガティブな気持ちになる可能性が非常に高いです。

学力が同じくらいの受験生が集まって試験を受けた時結局最後に合否を左右するのは当日のコンディションです。

このコンディションにはメンタル面ももちろん含まれます。

 

当日自信に満ちて試験を受けられるように試験1週間前は今まで間違えた分野、語句、および弱点ノート(別ブログ『【受験生必見】魔法のノートで点数アップ⁈弱点ノートの作り方』参照)の復習を行って試験本番に備えてください。

 

 

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ここまで大まかなスケジュールについて書いてきましたが最後に次章では各教科の勉強法について簡単に書いていこうと思います。

 

 

3.各教科の対策

それでは最後に各教科の具体的な対策について簡単に書いていこうと思います!

 

 

3-1数学

・分野別補強終了後は過去問や模試過去問の演習

演習は基本本番と同じ制限時間で行い本番でどのように解くかについても考えながら解くこと。

 

周り同じ大学志望の人がいるなら一緒に同じ問題を解き答え合わせをするのがおすすめ!

答え合わせの時、最初から解答を見て丸付けするのではなく別の人の答案と自分の答案を交換しどれぐらい解答できているかを把握。

 

次にそれぞれの問題について各々がどのような考え方をして解いたのかを言い合い、答えや考えが一致した場合、あるいは議論が平行線になったタイミングで解答を見て丸付けをする。

 

この方法を取ることで圧倒的に思考力が身に付くのはもちろん、他人の考え方を知ることで一つの問題に複数の観点からアプローチする力が身に付きます。

 

これは特に東大や京大などの長い試験時間でじっくりと問題を考えて答えを導く形式の数学の問題に有効です。

 

 

3-2英語

・英語長文には毎日触れる!

長文は3日も読まない日が開いてしまえば途端に読むスピードが低下してしまいます。

常に新しい問題でなくても構いません。毎日英語を読む癖はつけましょう!

 

 

・英作文は基本例文をすべて覚え、なるべく多くの英作文を添削してもらう!

英作文はとにかく例文を頭に叩き込みましょう!そしてなるべく多くの英作文を添削してもらってください。

英作文は学生一人の力で完璧にするのは厳しい科目です。

学校の英語の先生やネイティブなどになるべく添削してもらいながら勉強していきましょう!

 

また難関大になれば和文和訳のスキルも必要になります。

 

難しく直接英語では書くことができなさそうな日本語をいかに簡単な言い回しに変換できるかこれが重要になります。

日ごろから何気なく使っている言い回しを英語で書くとしたらどのようになるのだろう?

このようなことを考えながら過ごすだけでもかなり変わってくるのでぜひ意識してみてください。

 

 

3-3理科(物理・化学)

基本的には問題演習あるのみです。

 

対策も大学の出題傾向によって変わってきますが最低限覚えるべき公式や語句に穴がないようにはしましょう。

過去問を演習していき、正答率が低い分野を分野別問題集でその都度復習していくようにしていってください。

 

ただしヤマを張ることだけはやめましょう。

 

特に物理の原子分野などは出題頻度が低くなることが多いですがほかの電磁気などと絡めて出題されることもままあります。

そのようなときに知識がなくて後悔することのないようにしっかりと復習しておいてください。

 

 

4.最後に

長くなりましたが最後に、現役生の皆さんは本当に最後の最後まで成績は伸びていきます。

 

共通テストの結果が良かったにしろ悪かったにしろ過去は変えられません!

しかし未来は変えられます!

 

共通テストが悪かった人。ここで腐ってもう1年勉強したいですか?

周りが大学生活を謳歌する中、自分一人だけ朝から晩まで勉強し続けますか?

 

いやでしょう?それなら今この瞬間から切り替えて勉強していってください。

 

共通テストの差なんて大した差ではありません

十分に二次試験で逆転できます!頑張っていきましょう!

 

逆に共通テストの結果が良くて浮かれている受験生。

そのままだと落ちますよ?

先述したように共通テストの結果など二次試験でいくらでも挽回可能なのです。

油断しているとすぐに足元をすくわれてしまいます。

そうならないためにもせっかく共通テスト分のアドバンテージがあるのですから最後の最後、合格まで頑張っていきましょう。

 

オミクロン株が流行っている現在ですので体調管理に気を付けて二次試験に向けて、さらには笑って過ごせる春に向けて最後まで突き進んでいきましょう!

 

 

武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。

逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!

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