「国公立大に進学したいけど数学ができないからダメだろうな…」
「数学を使わずに受験可能な国公立大学なんてあるのかなあ?」
「文系で数学はできないけど、他の得意科目で国公立を狙いたい!」
あなたは今、そんな事を考えていませんか?
数学ができないばかりに私立の大学に進学してしまったら、
莫大な学費で親に経済的負担をかけたり、せっかくのキャンパスライフがバイトまみれになったりしてしまいます。
そればかりか、就活の際にも国公立大の学生に大きな差を付けられ、とても不利な戦いを強いられます。
学歴フィルターは就職後の出世にも大きくかかわってくるので、
生涯にわたって自身の最終学歴に悩まされてしまうでしょう。
そこでこの記事では、数学が苦手な文系の方でも、
数学を使わずに受験・進学が可能な国公立大学についてご紹介します。
この記事を読めば、数学がいらない国公立大学の受験システムや、
それらの大学の特徴について、具体例を確認しながら完璧に理解することができるでしょう。
この記事が、あなたの大学受験のお役に立ちましたら幸いです。
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数学なしで受けられる国公立文系なんてあるの?
国立大といえば私立と比べてとにかく科目数が多く、そして文系といえども数学が必要なイメージがあります。
そんな国立大の中で数学なしで受けられるところなんてあるのでしょうか?
結論としては、国立大でも数学なしで受けられるところはあります。
国立大学では、滋賀大学の経済学部A方式(前期日程)や、
広島大学の法学部の後期日程などが、数学を使わずに受験可能になっています。(2020年時点)
公立大学では、岡山県立大学のデザイン学科前期日程や、
京都府立大学の文学部歴史学科の前期日程、
高知工科大学の経済・マネジメント学群B方式(前期)などが、
数学を使わない受験を行っています。
数学なしで受けられる国公立文系のそれぞれの大学の特徴と注意点
ここからは、今回紹介した6つの大学について、
どの科目で受験可能なのか、大学のレベルはどのくらいかを解説していきます。
滋賀大学 経済学部A方式(前期日程)
センター試験からは国語と外国語をそれぞれ200点、それ以外の科目一つから100点の計500点を評価され、
個別学力検査での国語と外国語それぞれ200点ずつ加えた合計900点で合否を判定します。
滋賀大学の経済学部といえば毎年就職先に一流企業が並ぶ名門校として有名ですが、
偏差値は55~57.5と、他の名門と呼ばれる経済学部と比べてそれほど高くありません。
数学を使わずに受験可能な国公立大学としてはトップクラスに優れていると言えます。
受験する際は国語や英語(外国語)に力を入れて勉強するとよいでしょう。
広島大学 法学部 後期日程
センター試験は、滋賀大学と同じく数学以外の3科目合わせて500点を評価対象に入れます。
個別学力検査では総合問題を300点分解くことになります。
この総合問題とは、英語の理解力を問う設問と、
高校の学修を前提とした論文、評論の読解、文章化する力を問う設問に分かれており、注意が必要です。
偏差値は50~57.5になっており、平均センター得点率は88%です。
岡山県立大学 デザイン学部 造形デザイン 前期日程
やはりセンター試験から国語、外国語、それ以外から500点を評価しますが、
個別学力試験は学科試験なし、鉛筆デッサンの実技のみで500点配分になっています。
前期のみ募集の上、実技が合計点数の50%を占めている点に注意が必要です。
偏差値は公表されていませんが、平均センター得点率は59%と低めになっています。
京都府立大学 文学部 歴史学科 前期日程
センター試験では国語、外国語、地歴からそれぞれ200点の計600点が評価され、
個別学力試験でも同じ科目3つで試験が行われますが、地歴300点、それ以外それぞれ200点の計700点で評価されます。
歴史学科とあって地歴の配分が高い点に注意が必要です。
偏差値は62.5、平均センター得点率は87%になっています。
高知工科大学 経済・マネジメント学群 B方式(前期)
センター試験からは、国語・地歴・公民・理科・外国語・数学から3つ選択し、
各教科200点の合計600点が評価されます。
個別学力試験の科目数は2つで、国語・地歴・数学から選ぶ形になります。
1科目200点の合計400点にて評価されます。
平均偏差値は47.5で、平均センター得点率は47.5%になっています。
数学なしで受けられる国公立文系のメリット
数学を使わずに受験することの最大のメリットは受験対策が立てやすくなる点です。
数学が苦手な文系選択者にとって、本来なら最も時間のかかる科目が一つなくなる分、
苦手科目を克服し、得意科目を更に盤石にすることができます。
そうやって他の文系よりも少ない努力で国立大、公立大の学歴を手にいれることができるのは、とても魅力的に感じますよね。
高校時代に英語の勉強に力を入れることで、大学のより実践的な英語講義に対応しやすくなるほか、海外留学にも手が届きやすくなることも大きなメリットです。
3教科以内で受けられる国公立文系まとめ
今回は、数学が苦手で国公立大学に進学できるか不安な人のために、
数学を使わずに進学できる文系国公立大学についてご紹介しました。
国内には数多くの数学不要な国公立の文系学部が存在しており、
しっかり下調べをすれば自分の苦手科目をスルーしてより良い学歴を手に入れることが可能です。
大学受験は誰にとっても大変なものですが、自分の得意科目、苦手科目に合わせた賢い受験をしていきたいものです。