皆さんこんにちは!武田塾秋葉原校講師の椿です
浪人って、悩みますよね。行きたい大学はあるけど、浪人して絶対合格できるとは限らないし、お金はかかるし、、、
そんな悩める浪人生、または浪人しようか悩んでいる人のために、今回の記事では浪人して成功する人の特徴・成功するためのポイントを、浪人して第一志望の大学に合格できた僕自身の経験も踏まえて解説します。
大学受験で浪人して成功する人の特徴3選
その1:勉強の自己管理ができる人
予備校にもよりますが、浪人をすると基本的に学校より自由な生活になります。
しかし予備校というのは、授業がある時間以外は基本的に自由です。科目数が少ない人なんかは特に、午前か午後のどちらかが丸々空くような日ができてしまうはず
そんな時に、あなたは自己管理ができますか?
具体的に言うと、
朝9時から塾へ行って机に向かう、授業の前にしっかり予習をする、授業後にしっかり復習をする、スマホを構いすぎないなどなど
これらの管理が自分でできる人は浪人に向いているといえるでしょう。
高校生の時は学校のおかげで朝から机に向かって、定期テストがあって、スマホの規制もあって、実は学校側が管理してくれていたことってたくさんあるんですよね。
人に言われないとこれらのような管理ができないという人は、できるようになるか、管理されるような環境に身を置く必要があります。
その2:素直に予備校のカリキュラムに従い、素直にアドバイス受け入れることができる人
せっかくその予備校を選んだのに、あの先生の授業はクソだから受けないとか、あのスタッフの言うことはあてにならないから無視するとか、そういう人結構いました。そういう人に限って成績が全然上がりません。
予備校というの学校と違い、授業に出なかったからと言って単位がどうだとか成績がどうなるみたいなことが起きないゆえに、このような事態が起きやすくなるところでもあります。
しかし予備校だって生徒の成績が上がっていい大学に合格してくれることが利益になるわけですから、成績を上げるようなカリキュラムはしっかり用意しているはずだし、ノウハウもたくさん蓄積しているはずです。
確かに予備校の言うことをやりさえすれば成績が上がるというわけではありませんが、自分でその予備校を選んだんですから、まずは予備校のカリキュラムに素直に従い、アドバイスも受け入れましょう。
その3:高校生のときから全力で大学受験に取り組んでいる人
浪人するといってもその期間は約一年。これが長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、高校は三年間ありますよね。
この三年間に比べたらたった一年なんて、そんなに時間はない。僕はそう思った上で浪人しました。
高校生のときに全力で勉強をしてきた人は、ある程度の学力がついているだけでなく、自分が今どのくらいの学力で何をどれだけやる必要があるのかを把握しています。把握しているので一年なんてそんなに長くないし、遊んでる暇なんてないことも分かっています。
「今まで全然やってこなかったけど今から勉強しまくればマーチくらい受かるでしょ」
こういう人、たくさんいますね。そう思っている人、要注意です。
自分が思っているほど自分はできないんだなぁ。
真面目に勉強していたらほとんどの受験生はこの壁にぶち当たります。早くこう思えるまで勉強しましょう。そこからがあなたの本当の浪人生活です。
大学受験で浪人して成功するために必要なこと3選
その1:浪人が決まったらすぐに勉強を始める
浪人が決まるのは、私立の人で2月上旬、国公立の人で3月上旬といったところでしょうか。
そこから予備校のカリキュラムが始まるまでだいたい1~2か月あります。この何もない、自分で自由に勉強ができる期間がとても大事なのです。
自分の苦手な物理を一からやり直す、英文法を一通りできるようにする、初学の数学Ⅲを勉強するなど、自由に時間を使えるからこそできることがたくさんあります。
時間をたっぷり使って苦手教科・分野を一からやり直す時間に充てるのが僕のおすすめです。こんなことは、予備校のカリキュラムがあるとなかなかできませんから。
ちなみに僕は化学がとても苦手だったので教科書を全部読み、セミナー化学(学校で配られる参考書)を全部やりました。そのおかげで浪人期間中にはあまり化学につまずくことなく突き進むことができました。
予備校が始まるまでは自動車学校に通うとか、友達と旅行に行くとか、絶対にやるなとまでは言いませんが、この貴重な時間を無駄にしないようにしましょう。
その2:塾・予備校の友達と適度な距離を保つ
友達と切磋琢磨しあって勉強すること、とても大事です。友達と情報を共有したり、模試の成績で勝負したり、一緒に同じ大学を目指したり。一緒に頑張るからこそ乗り越えられるものがあります。
しかし、ここで注意が必要。友達と仲良くなりすぎてしまうと勉強に支障が出てしまうことがあります。
いくら自分が意識を高く持っていても、周りもそうとは限らないからです。
昼ごはんを食べ終わってもずーっと友達としゃべっていたりたり、遊んでしまったり、なぜか恋愛感情が生まれたりそのいざこざに巻き込まれたり、、、
僕の周りにもそういう人たくさんいました。見ていてすごく滑稽でした。
大金払って浪人しているのに、そんなことで貴重な時間を無駄にする人ひとたちのことは全く理解できず、ある程度距離を置くようにしていました。
かといってずーっと孤独に頑張るのも大変なので距離感を意識しましょう。
明らかに勉強時間が削られるようなおしゃべり会は早々にぬける、遊びの誘いは断る、恋愛は禁止!!そんなことは受験が終わればいくらでもできるのだから今やるべきことをやりましょう。
その3:自分に何が足りないのかを常に考えて勉強に取り組む
皆さんは勉強をするときに自分に何が足りていないのか、今やっている勉強は何につながるのかを意識して勉強していますか?
これがとても大事なんです。今やっている勉強は何につながっているのか、そして本当にそれをやる必要があるのかを考えましょう。予習にしろ復習にしろ参考書にしろ、すべて自分の学力を上げるためにやっているんですから。
なのに意外とこの意識が薄い人がいます。
例で言うと、講師に言われるがままに講習をとる人、クオリティを意識せずにひたすら参考書を解きまくるひと、担当講師にたくさん勉強したアピールをするためにがむしゃらに勉強するひとなどなど
これはもう完全に自分で考えてない証拠です。要するに、言われたことをがむしゃらにやればどうにかなると思っているんです。
それは違います。大事なのは考えて努力することです。
なぜなら、基本的にカリキュラムというのはみんなのために作られたもので、生徒一人ひとりにあったものとは限らないからです。
入塾したての頃は、まずはカリキュラムに従ってやってみるべきでしょう。そのうえで自分が本当にやるべきことを考えて勉強をすれば一つ一つの授業、予習、復習、参考書がより意味のあるものになっていきます。
そして、カリキュラムや講師・チューターは従うものではなく、利用するものに変わります。
僕の周りにもいました。とんでもない数の講習をとる人、言われたこと以外一切やらないひと、明らかに自分のレベルにあっていなくても順番通りにどんどん参考書を進めていく人。
そんな人がどうなるかというと、頑張っているのに成績がが上がらない。とてもシンプルです。
集団塾のあるあるですね。
これは浪人生に限った話ではないですが、頑張ればどうにかなるという考えはやめましょう。頑張るのは大前提で自分に何が足りていないのかを考えて勉強しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
僕自身、かなり考えて勉強しました。そして、浪人して満足のいく結果となりました。
しかし周りを見渡してみると、うまくいった人とそうでなかった人は半々くらいだったと思います。
この記事が、これから浪人をするという人たちの参考になれば幸いです。
浪人を考えている人は、ぜひ一度武田塾秋葉原校にも相談にきてください!
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