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【大学受験】センター試験で9割を下回らない日本史の勉強法!!

 

皆さんこんにちは! 武田塾秋葉原校講師の常盤です。

大学受験において、国立、私立の文系志望の方は避けて通ることができない社会系科目。。。

その中でも、今回は特に日本史についてお話します。

 

★日本史が得意になる効率的な勉強法はあるの?

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結論からいいますと、あります!

私は大学受験において、日本史の成績がいまいちで自分の勉強法が確立するまでいっこうに偏差値が伸びませんでした。

 

しかし、効率的な勉強法を見つけてからはどんどんと点数は伸びていき、

受験期になると日本史が一番の得意科目になっていました。(センター試験9割得点

そんな私が今回、日本史が苦手な受験生に自分の経験とともに、効率的な勉強法を徹底解説したいと思います。

 

日本史の特徴

まず、日本史は他の科目に比べて暗記する量が圧倒的に多いことが特徴として挙げられます。

またなんといっても、漢字や年号など覚えて使えるようにまでしなければならないので、

勉強時間がとても必要な科目だと思います。

 

そして日本史は世界史に負けず劣らず、対策しなければならないことが多々あります。

たとえば通史、テーマ史の暗記、論述対策、史料問題対策などです。

これらを闇雲に、なんとなくで勉強して暗記しようとするとどこかで行き詰まったり、成績が伸び悩むということになってしまうのです。

 

ありがちな間違った勉強法

勉強法を紹介する前に、日本史が苦手な人が陥りやすい勉強法を3つ挙げたいと思います。

 

1つ目は、「教科書を読むだけの勉強」です。

教科書を読んでいると勉強している気にはなりますが、それだけだとただの読書で終わってしまいます。

言い換えるとこれは、教科書を読めば自然と単語や流れを覚えるだろうという考えからくるものです。

確かに教科書を読むことは大事ですが、読んだだけでは身に付かず、知識の定着にはなりません。。

そして、教科書などの講義系の参考書は読んだ後がとても重要になってくるのです。この点については、後ほど言及します!

 

2つ目は「復習を挟まず、通史を終わらせる」です。

一見悪くないように思えてしまうこの勉強法、実はあまりよくありません。 理由は、通史の原始時代から平成までを一通り網羅するのは時間がかかり、どうしても前半で勉強した内容などを忘れてしまうのです。

そうなってしまったら、また一から初めのほうに戻り暗記しなおすことになり、非効率な勉強になってしまうのです。

 

3つ目は、「一問一答をこだわり続ける」 

一問一答形式の問題集は受験勉強を始めると早い段階から手に入り、気軽にアウトプットできるツールであると思われているため、現役生などは特によく使用します。

しかし大学受験の日本史の出題の多くは、複数の話題に絡まったテーマ形式での出題です。

そのため問題を解くときには、ひとつのワードから芋づる式に知識をアウトプットしなけらばならないのです。つまり、一問一答問題のアウトプットの仕方は入試問題のそれとは異なることが多々あります。

 

 

入試で9割取るための具体的な学習方法

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日本史受験で高得点を取るためには、暗記した量と演習した量が多いことが絶対条件です。

その条件を満たすためには、2つのことを意識しなければなりません。

それは、”一冊を完璧にする”ことと”復習を怠らない”こと です。

勉強をしていると、新しい知識に触れたいと思うあまり参考書などをどんどん進めようとしてしまいますが、

それでは知識は定着しないのです。

しかし、上記にあげた二つのことを意識して勉強をするだけで偏差値は必ず上がります!

以下で詳しく説明します。

 

一冊を完璧にする

学習方法は至ってシンプルで、すぐに習慣化することが可能なものです! 是非とも参照し、実践して頂きたいです!

 

講義系の参考書と問題演習をするための問題集の二冊を用意します。

(日本史が苦手な方はなるべく、優しめな参考書と問題集を用意してください)

 

参考書の通史1単元を熟読し、書いてある内容を理解します。

↑この時に、分からない単語や語句などは辞書や用語集などでしっかりしらべましょう。

 

問題集の同じ単元の箇所をなにも見ないでテストする。

 

答え合わせをするとともに、参考書のどのあたりにその内容が記載されていたのかをチェックする。

 

もう一度参考書を読み返し、最後に問題集を満点を取るつもりで解く。

この5つのプロセスで行えば、簡単に1つの単元の内容を暗記することができます。

これを繰り返し行い、1つの問題集を完璧に仕上げます! (どこに何が書いてあるかを言えるくらいにまでに)

 

復習を怠らない

次に復習を怠らないことの重要性についてお話しします。

仮に1日1単元進めた場合、4日で4単元進められます。

 

しかし、3日前に覚えた単元の内容を少なからず忘れていることがあります。

その際に5日目も単元を進めるのではなく、5日目6日目は前4日間で覚えた単元の復習を行いましょう。

そうすれば、忘れていた内容を確認でき短期記憶であった知識が長期記憶として定着するのです!

 

受験期における日本史の進め方と入試対策方法

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まずは上述したプロセスで通史を進め、並行して文化史も進めましょう。

江戸時代あたりまで学習が進んだところで、問題集のレベルを一段上げて

アウトプットの質を高める目的で江戸時代までの範囲を完璧に仕上げる。

それが終わったら近代の内容に入り、上の流れと同様に学習を行います。

その後、問題集のレベルを上げて、演習と確認を行います。

 

ここまでで通史の内容の暗記と、理解がある程度深められている状態です。←可能であればここまでを11月までに

次にテーマ史と史料問題の対策をそれに特化した問題集で演習を12月までどんどんしていきます。

1月からは過去問演習に突入し実力を磨き、志望校合格への道を駆け上がりましょう!

 

まとめ

以上が日本史の効率的な勉強法でした。

私は受験期に武田塾に通っていませんでしたが、

講師として働いていると、武田塾の授業をしないスタイルに共感する部分が多くあります。

よければ、一度武田に話を聞きに来てみてはどうしょうか!

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