こんにちは!
JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のKTです!
共通テストまで100日を切りましたね!
「ついこの前まで150日あったのに~」
と感じる受験生も多いのではないでしょうか?
これからその進みはもっと早く感じることでしょう。
気づいたら50日、はたまたあと1週間だといった感じですぐに月日は過ぎてしまいます。
今回のテーマは『過去問』です!
「過去問なんてまだまだ早いよー」
と思う人も多いと思いますが11月、12月に過去問を始める時に慌てないように
今からどのように使えばいいのかをしっかりと把握しておきましょう。
過去問演習の必要性について
よく受験あるあるなのが過去問に触れずに受験が始まってしまうパターンです。
実際僕も現役の時はセンター試験(今の共通試験にあたるもの)を1年分、国立の過去問を3年分
しかできませんでした。
さらに私立の過去問に関してはノータッチで受験を迎えてしまいました。
結局結果は抑えの私立のみで他は全敗でした。
単純に学力が足りなかった可能性もありますが
過去問をやらなかったことも大きく影響しています。
「なぜ過去問をやらないと落ちる確率が上がってしまうのか」
このことについて考えてみましょう。
受験でしばしば聞く言葉があって『受験生は受験直前期で伸びる』というものです。
これは何故だと思いますか?
現役と浪人の経験をもとに考えると僕の答えは
『受験直前期には過去問演習をしているから』
です。詳しく説明します。
よく基礎が固まっていればどんな問題も解けると言う人もいますがこれには注意が必要で
「基礎が固まっていて『かつその応用的な使い方を知っている』ときどんな問題も解ける」
に修正する必要があると僕は思います。つまり、天才でもない限りにおいては解くための道筋を
1回は経験しておかないと本番で正解するのは難しいのです。
これは言い過ぎかもしれませんが今までの数か月の勉強はこの最後の過去問演習による飛躍のため
の準備に過ぎないのです。
赤本vs青本vs黒本vs緑本vs模試の過去問
過去問を買おうとなった時に誰しもが経験するのが
「過去問の種類多すぎてどれを買うのが正解なんだろう?」
という問題です。
同じ大学、共通テストの過去問だとしてもたくさんの出版社がだしていて
よく分からない人も多いと思います。
それぞれの過去問の簡単な説明
①赤本
赤本は教学社が出版しているおなじみの過去問シリーズです。
ほとんどの大学の過去問があるのが特徴です。
②青本
青本は駿台から出ている過去問シリーズです。
解説は赤本に比べて詳しいものが少し多い気がします。
難関大しかないのが欠点。
物理などは微積を使っているので注意。
③黒本
黒本は河合塾から出ている過去問シリーズです。
共通テスト対策で使用します。
センター試験だった時、赤本より解説が丁寧だと評判でした。
④緑本
緑本はz会から出ている過去問シリーズです。
共通テスト対策で使用します。
難易度が少しだけ共通テストより高めだと言われています。
どれを使用するべきか
①過去問
過去問の場合選ぶ基準にしてほしいのが
「どちらが解説が丁寧で詳しく分かりやすいか?」
です。赤本と青本のどちらがいいとかではなくどちらの解説の方がしっくりくるのか
詳しいと感じるのかで選んでほしいです。
②模試の過去問
共通テストであれば難易度は『黒本<青本=緑本』だと言われているそうです。
自分の得意不得意やレベルに合わせて選んでください。
僕は黒本の模試の過去問を苦手科目だけ実際の本番の過去問のほかに解いていました。
それでも十分かなとは思います。
冠模試の過去問は自分の受ける大学があるならば是非やるべきです。
類似な問題が本番に出る可能性があるからです。
③個人的なオススメポイント
余談になるのですが僕は辞書みたいな形の過去問よりA4版で作られているものの方が
直書きできて好きだったので「いろいろ書き込みたい!」という人は一つの基準にしてみては
いかがでしょうか?
過去問の使い方
過去問を勉強するときに意識してほしいことは5つあります。
①時間を測って解いてみる
②間違えた問題は一から答えを出せるようにする
③その分野の一つの引き出しとして頭の中にしまい整理する
④自分の参考書を確認して間違えた問題の類似問題を見つけたら復習し直す
⑤1つの問題に執着しすぎない
それぞれについて解説を入れていきます。
①時間を測って解いてみる
最初は思うような点数を取れないはずです。
でも、試験はだらだら時間をかけていいものではありません。
限られた時間で解く能力が大学側から求められているので
怖くても、めんどくさくても、緊張したとしても
しっかり時間を測ってください。
注意してほしいのが時間内に終わらなかったところをどうするかです。
本番のようにそこで終えてしまう人がいますが、あくまで練習なので
どこまでできたかを確認して最後まで解いて下さい。
②間違えた問題は一から答えを出せるようにする
これは当たり前のようで実はできない人が多くいます。
自分のできないところを直視することはとても苦痛なことです。
これを改善すればできるようになるのにやらないというのは受験に限らず
やってしまうことだと思います。
間違えた問題を「ああ、そう解くのね。理解したから次!」といった感じで
あっさりと飛ばしてしまうと1週間もすれば忘れてしまいます。
理系科目であればもう一度手を動かして解く、
文系科目であれば数回口で唱えるなどしてしっかり向き合いましょう。
③その分野の一つの引き出しとして頭の中にしまい整理する
これからの時期大事なのはただインプットするだけではなく頭の中の知識を
整理していくことです。
イメージとしてはパソコンのデータのようにフォルダーに分けていく感じです。
例えば、英語だったら文法の知識が乱雑にあるものを形容詞節というフォルダーを作り
その中に関係代名詞、分詞、不定詞が入っているといった感じで整理してほしいです。
不定詞には名詞節や副詞節もあるのでまた違うフォルダーにも入れそれをさらに
蜘蛛の巣のように張り巡らしていくと良いでしょう。
数学などでも同じです。過去問の内容を使われている知識ごとに分解して
ここまではベクトルでその後は最大最小問題に帰着してるのだなと理解して
それぞれのフォルダーに経験として蓄積しておくといった感じです。
④自分の参考書を確認して間違えた問題の類似問題を見つけたら復習し直す
同時並行でやっている問題集または過去に扱ったものを復習している時に
間違えた問題に似ていたらギアを上げて復習するようにしてください。
過去問で出来なかったところが自分の修正点です!
⑤1つの問題に執着しすぎない
質を重視する一方で量をこなすことも重要です。
英語を例にとると読めなかった部分の構造を解析する(精読)するのはもちろん大切ですが、
出来るところまでそれをやっていたらいくら時間があっても足りません。
数学でも発想が思いつかない問題を1時間も2時間も粘っていても効果は少ないです。
受験は全てに完璧である必要は無く、1点でも多く稼ぐこと、理解が容易であるところで
点数を落とさないことが重要です。そのために必要な知識と練習を蓄えましょう。
まとめ
今回は『過去問』をテーマにして話してきました。
大きく内容を分けると
①過去問の必要性
②過去問の種類に関するざっくりした知識
③過去問の使い方
でした。
「参考になった」と感じていただけたら嬉しいです!
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
日本初!「授業をしない」塾の武田塾赤羽校
住所 東京都北区赤羽2-4-9 蝶屋ビル2階
JR各線赤羽駅 徒歩5分
東京メトロ南北線赤羽岩淵駅 徒歩7分
TEL : 03-3902-0325
URL : https://www.takeda.tv/akabane/
Mail : akabane@takeda.tv
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄