こんにちは!
武田塾上尾校の新井です。
さて、今日のテーマは【ゼロから1年以内に早慶MARCHに逆転合格する方法】です。(※偏差値40前半くらいからとお考えください)
部活動などで受験勉強のスタートが遅れてしまったものの、それでも現役で早慶MARCHに合格したい・・・という受験生向けです。
私立文系志望で、1年以内にゼロから早慶MARCHレベルに合格するのは中々の難関です。
ですが、勉強の仕方によってはゼロから1年以内でも逆転合格は可能です。
個人的には、1年以内の逆転合格を目指すなら武田塾に入って頑張るのが最速かつ確実だと思っていますが、実際に武田塾ではどんな方法で逆転合格を実現させるのか、気になる方もいると思います。
そこで、この記事ではどのように受験勉強を進めればゼロから1年以内に早慶MARCHに合格できるか、概要をお伝えしたいと思います。
なお、早慶MARCHと書きましたが上智大学も含みます。
私立文系志望者には役立つ記事になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
逆転合格しやすい大学と学部を知るべし
早慶MARCHの文系学部の中でも、逆転合格を狙いやすい学部と狙いにくい学部があります。
受験に必要な科目数が少なめ、入試問題の難易度が低め、入試倍率が上がりにくい、のいずれか(または複数)に該当していれば逆転合格向きです。
そこで、早慶MARCHの中から、逆転合格を狙いやすい学部をお伝えします。
早稲田・・・教育、商、人間、スポーツ
慶應義塾・・・文、経済、商
上智・・・文、外国語、経済
明治・・・文、商、国際日本
青山学院・・・文、法、総合文化政策、コミュ人間、社会情報
立教・・・文、経済、観光、コミュ福祉、スポーツ
中央・・・文、経済、商、総合政策、国際経営、国際情報
法政・・・文、人間環境、経済、現代福祉、スポーツ健康
もちろん、学びたいことに強いこだわりのある人は、合格しやすさに関係なく、学びたいことが学べる大学や学部を受験する方が良いでしょう。
しかし、中には学部よりも大学のレベル、またはその大学に合格したいというこだわりが強い人もいるでしょう。
そのような人は、上を参考に志望大学や学部を決めても良いと思います。
最近の傾向として、文学部、経済学部、福祉系学部などは、逆転合格向きになってきています。
相性の良い併願先の組み合わせを知るべし
MARCH早慶の大学でも、入試問題の傾向や入試方式に違いがあるため、逆転合格のためには併願戦略が重要です。
例えば、早稲田の慶應の併願は基本的にはオススメできません。
早稲田と慶應では入試問題の傾向が大きく異なること、さらに慶應は小論文があったりするなど、対策に時間がかかるためです。
明治大学と中央大学は、入試傾向や入試方式を見ても、併願の相性は良いと思います。
以下に併願先として、一般的に相性の良い大学の組み合わせをお伝えしたいと思います。
早稲田・・・明治、中央、法政
慶應・・・青山学院、法政
上智・・・立教、青山学院
明治・・・早稲田、中央、法政
青山学院・・・慶應、上智
立教・・・上智、青山学院
中央・・・早稲田、明治、法政
法政・・・早稲田、慶応、明治、中央
基本的に、近年の大学入試には3つの大きな潮流があると思ってください。
①3教科入試がメインとなる大学・・・早稲田、明治、中央、法政
②英語外部検定のスコアが重視される大学・・・立教、上智
③共テや小論文、総合問題などが課される大学・・・慶應、上智、青山学院
学部によっても入試方式が異なる場合があるので、詳しく検討するともっと細かい話になります。
もちろん、上記以外の組み合わせで併願しても良いのですが、受験勉強の負担が増える可能性があります。
いずれにしても、残り時間がない中では、なるべく相性の良い大学同士を併願した方が、受験勉強を進める上で効率的です。
授業を受けるより基礎の完成度を高めるべし
ゼロから1年以内に早慶MARCH合格のための最初のハードルは、まず基礎固め(インプット)を徹底的にやることです。
分かりやすい言葉で表現するならば、基礎とは「暗記」のことです。
具体的には以下のようなものです。
英語・・・英単語、英熟語、英文法、英文解釈
現代文・・・言葉の知識、読解方法
古文・・・古文単語、古典文法、古文常識、古文読解方法
地歴・・・通史(教科書レベルの用語と流れの説明)
まずはこうした基礎固めを、徹底的にやり切ることです。
早く実戦的な問題や入試レベルの問題をやりたくなりますが、そこはぐっと耐えて基礎固めに集中してください。
私立文系志望で成績が伸び悩んでいる人たちは、まず暗記の質と量が絶対的に不足しています。
自分では十分と思っていても、指導者から見ると、物足りないレベルであることがほとんどです。
そして基礎固めが不十分であるがために、早慶MARCHレベルの入試問題に対応できないのです。
みなさんは、入試レベルの英単語帳の全ての見出し語の意味を、1単語0.5秒以内に答えられますか。
MARCH以上の大学合格を目指しているのであれば、このくらいの完成度は必要です。
もちろん、他のものについても同様の完成度が求められます。
結局、何の教材に取り組むかということよりも、取り組んだ教材の完成度が実力差になっていることがほとんどです。
そしてそのように考えると、1年以内の逆転合格のためには、悠長に授業を受けているヒマがないことが分かるはずです。
これから何十時間、何百時間の授業を受けたとしても、それで基礎の完成度が上がることはありません。
基礎の完成度を高めるためには、集中的に暗記に取り組む時間が絶対に必要です。
逆転合格できる人と、そうでない人の差は、基礎(暗記)の完成度です。
英語外部検定対策は短期集中で行うべし
立教大学や上智大学では英語外部試験を用いた入試がメインになります。
まだ目標スコアを取得できていない場合は、まずは英語外部試験対策に集中しましょう。
国語や社会も勉強しなければいけないのですが、そちら2教科のペースを少し落としてでも、英語外部試験の対策に集中しましょう。
大事なことは、英語外部試験の対策は短期集中で行うことです。
検定が1ヵ月後にあるならば、その1ヵ月間は、大学入試1ヵ月前のテンションで勉強してください。
ダメでもまだ次があるという感じだと、恐らく目標スコアはクリアできないと思います。
英語外部試験の対策は、取得まで長引けば長引くほど、他教科の勉強に回す時間が少なくなります。
早めに目標スコアを獲得できれば、そのスコアをずっと使えるので、受験勉強ではかなり有利になります。
ただし、春~夏であればまだ良いですが、秋以降も英語外部試験の勉強に時間を使うのは少し危険です。
最近多い事例としては、英語外部試験の勉強に時間を取られすぎて、国語と社会が間に合わず受験に失敗するパターンです。
時間的に英語外部試験の対策が厳しそうな場合は、思い切ってそちらを捨てて、英語外部試験を重視していない大学の受験に切り替えるのも作戦だと思います。
英語外部試験の対策方法については別に記事をあげていますので、こちらをご覧ください。
学習を最大限に効率化するべし
入試までの限られた時間の中で成果を出すためには、普段の学習を効率化する必要があります。
これまで見てきた中で感じていることは、多くの高校生が受験勉強のやり方を間違えている(非効率的なやり方で取り組んでいる)ということです。
一つ例を挙げると「タイマー学習」です。
タイマーを使った学習は集中力を高めると共に、普段からスピードを意識した学習を促す効果があります。
もちろん、受験生であれば平日5時間、休日10時間くらいの勉強時間を確保して欲しいところですが、ただ机に向かっている時間が長ければよいというものではありません。
例えば英単語を50個覚えるのに平均40分かかっていたものを、30分に短縮できたとしたら、それは10分の学習を効率化できたことになります。
このように日々学習の密度を高めていくことで、同じ時間でも他の受験生より多くの学習ができるようになります。
学習におけるこうした工夫は、他にいくらでもあります。
しかし、タイマー学習のようなすぐに実行できる工夫でも、その効果を理解して徹底できている受験生は非常に少ないです。
多くの人が、それまで何となくやってきた勉強法を当然と思って無意識に続けています。
私もかつてはその一人で、高1の時に東大生の兄に勉強法を教わり、勉強法を大きく変えてから成績が急上昇しました。(今でも兄には感謝しています)
トップ大学に合格する人は、漫然と勉強しているわけではなく、成果に繋げるための小さな工夫を積み重ねながら勉強しているのだということを、その時に初めて知りました。
みなさんの逆転合格のカギも、これまで何となくやってきた勉強法を、思い切って変えられるかどうかにかかっています!
普段の学習の効率を最大化して、ハイペースの勉強を継続していきましょう。
・・・いかがでしたか?
早慶MARCHへのゼロからの逆転合格は、現実的に可能です。
成績が伸び悩んでいて困っている受験生は、ぜひ武田塾上尾校への入塾をご検討ください。
逆転合格のための戦略、細かい勉強法、モチベーションキープのコツなど、全て指導します!
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