武田塾我孫子校です!
今回は、大学受験の合格可能性を広げる、総合型・学校推薦型選抜入試について解説します!
入試の変遷
大学の選抜において、
・新科目「情報」の追加 ・数学Cの復活・統計的内容の活用重視 ・日本史、世界史の統合 |
など大きな変化が加わります。
学力検査が新しくなることに加え、総合型選抜・学校推薦型選抜を加速・拡大させ、多様な評価方法を取り入れる方針を国立大学協会も打ち出しています。
総合型選抜入試とはなにか?
旧AO入試のことで、ペーパーテストの一般入試とは異なります。
・志望理由書や自己推薦書など、書く力 ・面接によるコミュニケーション能力 ・プレゼンやディスカッションを通したリーダーシップ能力 |
など、基礎学力に加えて、総合的に判断される特徴があります。長い期間で、受験生を多面的に見る丁寧な入試と言えるでしょう。
入試形式の有利不利
結論、有利も不利もありません。強いていえば、総合型選抜入試のノウハウは、就職活動にも生きるかもしれません。
大学生活は4年間あるので、入学して実際にどう行動したかで卒業後の進路も決まってきます。
国公立と私立 総合型選抜の違い
国公立は共通テストを課すことが多く、私立は英語は学科試験を実施することが多いです。
一般入試の勉強をしながら、総合型選抜入試も選択肢に入れておく戦略が良いでしょう。基礎学力は必要なのです。
面接や志望理由には、国公立の場合、地域活性化と結びつけることがポイントです。
併願もできる 総合型選抜入試
推薦のイメージがあるので、1校だけのイメージがありますが、実はほとんどの大学が併願可能です!
学部学科やテーマが近しければ対策や準備もしやすいので、対策の幅を広げましょう!
慶應義塾大学SFCの例
慶應SFCは、志望理由書は2000字書く必要があります。自身の経歴を書く活動報告書や、白紙にアピールポイントを書く自由記述もあります。
そして、第3者に志願者評価書まで書いてもらう必要があります。総合型選抜入試はとにかく推敲も重ねる、時間がかかる入試です。
活動実績とはなにか
活動実績と言っても、広いですよね。実績の定義を、学校が打ち出している場合もあります。部活での実績などですね。
実績は、基準を超えていれば出願ができるので、中身で十分勝負することもできます。
実績による過去を掘り下げるよりも、そこからどう活動していくか、未来について明確なビジョンを話すことが大事です。
趣味や習い事も、大学の方針や像にあてはまれば、実績として打ち出すこともできます。
書類審査のウエイト
たくさんの書類が求められますが、重要なのは、志望理由書です。推敲していない理由書は、即不合格です。
準備する書類は多くありますが、自己分析や大学でやりたいことをはっきりさせられる、志望理由書をまず書きましょう。
自由記述や、任意資料の部分は、志望理由書と内容が乖離しないように用意していきましょう。
志望理由書の書き方
記述が進まない人は、まず自己分析から始めましょう。興味・関心・適性を可視化させたうえで、大学を見る必要があります。
その大学でないといけない理由を書く必要があるので、自分の思いや考えを、いかに大学の像や方針にそぐえるかが大切です。
強みだけでなく、弱みの部分とも向き合い、側面を変えると強みになる伝え方を考えましょう。
志望理由書のテーマ
・大学教員→他の大学との差別化ができます。共感したことや、教授の考えを説明できるとより良いです。 ・研究活動→他の大学で取り扱っていないテーマは、差別化につながります。 ・同窓会員→OBOGとのつながりへの関心も将来設計につなげられます。 ・教育理念→ポリシーとの合致を自分の言葉に変えてアピールすることがポイントです。 ・地域属性→地域への貢献まで想定したアピールは強いです。 ・資格実績→資格に対する強みも、大学の理念につながります。 ・施設設備→実験や語学など、大学のサポート部分の活用にも触れましょう。 ・留学制度→海外の大学連携も、他の大学との差別化につながります。 |
この中を大きく見て、自分の価値観に近いものをより深く掘り下げましょう!
志望理由書のセルフチェック
作成した志望理由書は、必ず人に読んでもらいましょう。客観的意見は話の矛盾などを見つけやすいです。
Wordで作ることも多いですが、自分で見直す際は、印刷して紙で見ることと、音読してみることがおすすめです。
小論文の対策
小論文は、満点を目指す科目ではなく、合格点を目指す科目です。対策は早く始めて、添削をとにかく繰り返しましょう。
オリジナルさが求められるのではなく、いかに減点されないか、ルールを守れるかが小論文で徹底することです。
内容ではなく、相手に読んでもらえる文章を書くことがポイントになります。ある程度の要約力も必要なので、最低限の現代文力は付けましょう。
面接の流れ・対策
志望理由のプレゼンや、質問を通してのやり取りをします。面接官は、厳しい方とフォローする方がバランスよくいます。質問への返しの早さも重要です。
志望理由の明確さ・入ってから何をするか、過去から現在、未来とストーリーの流れをはっきり伝えましょう。
卒業後の進路まで見据えたアピールは、大学側も評価しやすいプレゼンといえるでしょう。
面接でよく聞かれること20選
以下のことは、ある程度言えるよう準備しておきましょう。
・自己PR→自分の売りは1つに絞りましょう。 ・性格と適正→客観的な長所と短所をあげます。短所は長所に変えられることをアピールしましょう。 ・人に負けないこと→時間・情熱・お金を軸にできるだけ掘り下げましょう。 ・挫折経験→挫折や失敗の乗り越え方、問題解決力を見られます。 ・影響を受けた人→ポジティブなストーリー展開をしましょう。 ・高校生活→3年間を統括した、成長の過程を話しましょう。 ・内申点→低くても変にとりつくろわず、高校生活を振り返りましょう。 ・資格取得の理由→英検と留学を結び付けたり、取得の目的をはっきりします。 ・志望理由→もっとも掘り下げやすい質問です。入念に準備しましょう。 ・研究したい内容→入学後の研究テーマや4年間のプランが具体的だと良いです。 |
・目標→卒業後のビジョンや進路に結び付いたものがあると良いです。 ・進路・ビジョン→どんなことをして社会を生きるか考えておきましょう。 ・志望のきっかけ→自発的に出会った・調べたことを伝えます。 ・志望校の印象→大学に対する思いが行動に出ているかを見られます。 ・第一志望かどうか→併願でも併願であることをきちんと伝えましょう。 ・不合格の場合→チャレンジがもう一度できるなら、という仮定で話します。 ・学費を払う人→学費の工面方法なども確認しておきましょう。 ・気になるニュース→話題になっていること、研究テーマにつながることはチェックしておきましょう。 ・最近読んだ本→関心がどこまで広いかが問われます。 ・質問があるかどうか→質問がない場合でもアピールをもう一度するなど熱意を最後まで見せましょう。 |
最近では、SDGsに関連することやリモートに関してどう思うかを聞かれることも増えてきました。
オンライン面接の注意点
コロナの影響もあり、面接もオンラインで実施されることが増えました。背景設定やマイクのon/off、カメラの位置も確認して臨みましょう。
イヤホンを付けた雑音対策や、周りの環境も含めて確認して、面接官側も快適になるよう意識しましょう。
プレゼンのポイント
プレゼンは時間制限が設けられていることがほとんどです。時間がオーバーしないように、必ず気を付けましょう。
スライドの重要ポイントなど、緩急をつけて最初から最後までの入念な準備が必要です。スライドの見やすさも同様です。他人にチェックしてもらいましょう。
緊張すると、早口にもなりやすいので、ゆっくり話すことに意識をするだけも違うので、覚えておきましょう。目線も全体を見るようにしましょう。
評定平均
学校推薦型の場合は、もちろん評定の高さが必要ですが、総合型選抜は、そこまで評定に縛りがありません。
評定も評価の1つにはなりますが、総合型選抜は多面的に見る側面が強いので、学校推薦型と分かれています。
出席数や評定が低い場合は、理由が問われやすいので、答えを作っておきましょう。
複数回受験の可能性
総合型選抜入試は、1回の実施だけでないことが多いです。
そして、連続で受けることは、後の入試に影響します。1回目で落ちても、2回目の出願で成長の印象を与えられると、加算されます。
また、「専願」で2回受験する場合も、加点されることがあります。
まとめ
総合力が必要な総合型選抜入試。
・過去から未来をつなぐビジョンストーリーを描く「思考力」 ・適切な出願書類を作る「書く力」 ・面接やディスカッションの「コミュニケーション能力」 ・期日やルールを徹底して守れる「管理する力」 |
この4つが基礎学力とともに必要なのが、総合型選抜入試でした。
どの分野も、繰り返し添削をして改善できるかがポイントで、早くからの対策をする必要があります。
今後ますます注目が集まること必至です。年内の合格で、精神的余裕を確保しておきましょう!
いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!
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