こんにちは!武田塾高田馬場校です。
本日はあの現象についてのお話です。
そうです、あれです。
【テスト前とか勉強前って何故か部屋を掃除したくなるよね】現象。
皆さんも経験ありませんか?
大事な勉強をしなくちゃいけないのに…
やらなきゃいけない事があるのに…
部屋の汚さがやけに気になって掃除を始めてしまう…
もう何度も読んだ漫画を読み始めてしまう…
少し気になった事を一生懸命調べ始めてしまう…
または、
「俺、全然勉強してないんだよね~」と周囲にアピールしてしまう…
結構タイプな子なのに「全然タイプじゃないんだよね~」と言ってしまう…
「今日は体調が悪いから絶対無理だわ~」と体調が悪くもないのに言ってしまった…
「実質1時間しか寝てないからな~~実質1時間~」と寝てないアピールをしてしまう…
実はこの現象、心理学ではきちんと名前があるのです。
その名も【セルフ・ハンディキャッピング】
ある行為によって自己のイメージが脅かされる結果が生じることが予期される場合、結果が出る時点で自分に有利な帰属がなされるように、あらかじめハンディキャップを自分に与えるような行動をとったり、ハンディキャップがあることを主張しておく行為。
――引用『社会心理学小事典〔増補版〕』 有斐閣
簡単に言うと言い訳を言うことです。またセルフ・ハンディキャッピングには2パターンあります。
1・自らハンディキャップを作りだす(例・テスト前に部屋の掃除をしてしまう)
2・自らハンディキャップがある事を主張する(例・テスト前に寝てないことを友人に話す)
「セルフ・ハンディキャッピングばかりしてる俺はやっぱりダメなやつなんだ…」
なんて思わないで下さい!これは誰もが行ってしまう心理現象なのです。
では、何故我々はこういった行動をとってしまうのでしょうか?
私達は自信が無い場合、初めての事をやる時、勝利や達成の確信が無い時など、
先に言い訳を作っておくことによって、
・ダメだった場合「やっぱりね…」「ほら言ったとおりだったろ…」と言い訳して自分が傷つくのを回避できる。
・よかった場合「俺ってすごくね!?」と気分が高まり、また周りにも自慢ができる。
つまりどっちに転んでも自分のメンツを守る事ができるのです。
これは社会生活、学校生活、家族生活、などの人の目のなかで暮らしている我々にとっては
自分の価値を守る為の自己防衛機能なのです。ですからあまり気にする事はありません。
しかし!
データによりますとこのセルフ・ハンディキャッピングで成果、成績、達成率が下がることはあっても、
上がることはまずありません。何故なら実際には何もやっていないのですから。
またこのセルフハンディキャッピングが習慣化されてくと人格に組み込まれていき、
本当に何もやらない人間になってしまう恐れがあります!
ではどうしたらセルフ・ハンディキャッピングを回避できるのか?
いくつか方法があります。
・リストアップする
目に見えてやる事を書き出し目標を明確化する
・計画を立てる
目標、期間を決めてしまって強制的にやる事
・言い訳、嘘、を言わない
意識的に言い訳や嘘を付く事をやめて習慣化させてしまうこと
。
本当の努力をしないと得られない成果、満足、成功、達成というものも存在します。
その中には合格というものも含まれています。
受験勉強の大事な時期こそ【セルフハンディキャッピング】上手に付き合わなければなりませんね。
【それでもセルフハンディキャッピングしてしまう!】場合はどうしたらいいですか!!!
ご安心下さい。次回の記事に【受験生おすすめセルフハンディキャッピング】を紹介したいと思います!
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