こんにちは！ 武田塾横須賀中央校です。
コロナ禍でなんとも言えない日々が続いていますが、これから受験があることを考えると、末恐ろしい気分になります。
皆さんが一生懸命勉強してくれていればいるほど、心配になります。
そんな今回は
このコロナによって大学受験はどうなってしまうのか
について少し予想してみたいと思います。
※繰り返すようではありますが、この記事はあくまでも「予想」です、鵜呑みにしないでください。
では早速……
大学受験に関して予想できるのはこの６つです。
①推薦入試の人気が高まり、相対的に一般受験の倍率下落？
②秋以降に感染再拡大？自粛期間の再来？
③「地元の大学」の志願者数の増加？
④試験会場の更なる分散化（リモート受験？）
⑤科目数の減少、出題範囲の削減で高得点勝負に？
⑥仮面浪人が激増、受験やり直し勢が増える？
とまぁ、散々なラインナップですが、それぞれについて細かく解説していきましょう。
①推薦入試の人気が高まり、相対的に一般受験の倍率下落？
これは既に起こり始めていることではありますが、推薦入試の人気は圧倒的に高まると思います。
既に入試改革で大変な目に会っている上、一般受験はその実施の可否も危ぶまれる状況であれば、推薦入試の人気は否応なしに高まると考えられます。
また、ただ人気が高まるだけでなく「行き過ぎた安全志向」で本当はそんなに行きたくない大学を選ぶ、という例がかなり増えるのではないかと予想できます。とりあえず「行ける」大学に行く、という選択がにわかに現実味を帯びてきています。
そうなれば起こるのは、一般受験の倍率の下落です、こればっかりは全国的な統計が必要になるので適当なことは言えませんが、多くの人が推薦入試に流れるのは非常に可能性が高いことではあるので、一般受験の倍率が若干だけ下がることは間違いないと言えるでしょう。
②秋以降に感染再拡大？自粛期間の再来？
例年晩秋から初冬を境にインフルエンザが猛威を振るいますが、今年はそれに加えて「コロナ」の感染再拡大が懸念されます。
偉い学者先生やお医者さんたちは「7月末が感染のピークだったかも知れない」と言っていますが、まだまだコロナは未知のウイルスですから、これからまた変異する可能性もあります。
秋～冬へと季節が移り替わっていく中で空気の乾燥やこの猛暑での疲れがどっと出ることなどによって、免疫力が低下し、感染が再び爆発的な拡大を見せるようなことがあれば、思い出したくもない「自粛期間」が再来する可能性だってあります。
今は諸々の感染対策によってある程度の管理は行き届いた状態ですが、この後となると、こうもいかないかも知れません、少しずつ対策に綻びが生じてきているため、このまま対策が後手後手に回って、自粛が再開されるようなことがあれば、塾・予備校が再びオンライン化し、残りのスパートをかける時期を潰されてしまう恐れがあります。
③「地元の大学」の志願者数の増加？
感染が拡大せずとも考えられるのがコチラ、既にその傾向が出つつありますが、出来るだけ近場の大学を受けるようになるとも予想できます。
遠くの大学を受けてもオンラインで「通えない」或いは通えても「帰ってこれない」ことを危惧して、出来るだけ近くの大学を受ける志願者が増加すると見込めます。特に女子の場合は親御さんの心配もひとしおなため、地元の大学に進学しようとする傾向は高まりを見せるのではないかと考えます。
④試験会場の更なる分散化（リモート受験？）
現在、既に大型の私立大学では試験会場が分散されています。各地方ごとに会場を設けて、試験を行う大学の数は増えてきていますが、今後これはさらに広がり、地方都市の単位ではなく、各県や自治体単位での会場設定が起きても不思議ではありません。
また、サテライト会場で「リモート受験」が行われる、という可能性も捨てきれません。カンニングの出来ないサテライト会場で、さらに「リモート」という感染対策の徹底が行われるようになれば、受験生も安心して試験に臨むことが出来るのではないでしょうか。
⑤科目数の減少、出題範囲の削減で高得点勝負に？
現在各大学がコロナ対策もそうですが、自粛期間勉強できなかった部分の補填ということで科目数や出題範囲を削減したり、酷い場合は二次試験をやめ、共通テスト一本での勝負にしている大学も出てきています。
これらの対策がどう転ぶのか、コレを考えた時に挙げられるのはやはり「高得点勝負」なのではないかと思います。
科目、出題範囲が減ったおかげでそれぞれの受験生の習熟度が均質化され、結果的に高得点での勝負となってしまう可能性が高いです。削減されるのは発展の部分の問題であるため、基礎力がものを言う試験になってしまいそうな予感が漂い始めています。
⑥仮面浪人が激増、受験やり直し勢が増える？
①のところでも挙げましたが、推薦入試その他で大学に入学した後、しばらくして（しばらくしなくてもですが）大学とのミスマッチを感じた結果としての「仮面浪人」が今年は増えると考えられます。コロナで先行き不透明だから……ということでとりあえず選んだ学校を飛び出していくことも出来ずに
何とか大学の籍だけ担保したまま、受験をやり直そう、という動きが加速しそうな気配があります。
入試改革や定員削減のせいでもありますが、コレにコロナが拍車をかけてくるのも同様に確からしい出来事になるやもしれません。「安全志向」であっても、ある程度のラインは自分の中で持っておく必要があります。
何があってもいいように、正しい情報収集と徹底した受験対策で手を打ちましょう！
これから何があるかは分かりませんが、正しく情報を収集していくこと、そして何事にも動じない圧倒的な出来を持ってすれば怖いものはありません、安心するために、まずは勉強から足場を固めていきましょう。自分に自信があればよいのです。
武田塾横須賀中央校では毎日無料受験相談を実施中です！
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コロナ禍で受験の情勢も不安定ですが、そういった不安感の解消のお手伝いが出来ればとも思っています。
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