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受験勉強を始めるのは早ければ早いほど良いです。
それは当然のことです。
皆さんもお分かりのことと思います。
ただ人は分かっていてもなかなか行動にうつせないものです。
少しずつ勉強しているが本格的にはまだ勉強していないという高1～2年生は多いのではないでしょうか。
今回は
高1・高2から本格的な受験勉強に取り組む方法
を紹介します！
意外とやばいことを自覚しよう
高1・高2では志望校と自分の学力の差に気がついていないことが多いです。
特別な動機がなく漠然と難関大学を志望している人もいるでしょう。
旧帝大・早慶大…
皆さんが漠然と志望しているこれらの大学は極めて受験難易度が高いです。
それを改めて確認してほしいです。
偏差値60以上の大学に合格するためには、全受験生の中でおよそ上位15%の学力が必要です。
偏差値65以上の大学に合格するためには、全受験生の中でおよそ上位7%の学力が必要です。
例えば慶應義塾大学法学部の定員は460名です。
そこには東京大学・京都大学・一橋大学など最難関大学との併願者たちが多く含まれています。
あなたは全受験生50万人からその合格枠を勝ち取ることができますか？
(これは理論上の数値であり実際には各大学は定員よりも多く合格を出しますが、レベル感としてはそれほど大きく間違っていないでしょう。)
本格的な受験勉強を始める前に、試しに第一志望校の過去問を解いてみましょう。
高1～2年生ではスラスラと解けない人が多いでしょう。
解けなくても構わないので、一度目を通してみてください。
1～2年後の入試本番を見据えて、出題形式・難易度・制限時間などを確認しておきましょう。
問題を解けないとしても、どうして解けないのか・どのくらい解けないのかを確かめておいてほしいです。
もちろん高い目標を設定するのは良いことですが、
敵の強さを見誤ったまま受験勉強を始めるべきではありません。
早い時期から勉強をしている自分の優越感
高1～2年生から本格的な受験勉強を始めている人は決して多くありません。
もし始められていたら、それは大変に素晴らしいことです。
「早い時期から勉強している自分はスゴい！」
と優越感を感じることで勉強のモチベーションを高められると良いでしょう。
先に説明したような危機感だけではモチベーションを保つのは難しいです。
適度に自己肯定感を持ってください。
中期目標を設定しよう
高1～2年生にとって、1～2年先の入試本番は目標として設定するには期間が長すぎてしまいます。
より短期で区切って目標まで全力で努力するというのを何度も繰り返すと良いです。
1～2ヶ月後毎に模試などを基準に目標を設定すると勉強を進めやすいでしょう。
全力でやりきれる期間で区切ってください。
好きな科目にしよう
高1～2年生が優先的に早い時期から勉強を始めるべき科目は、多くの場合英語と数学です。
嫌いな科目・苦手な科目をコツコツと勉強するのはなかなか難しいことです。
英語や数学の成績の伸ばし方・勉強の楽しさに早く気づいてほしいです。
受験勉強を始めたばかりの時期には、勉強を辛いと感じるかもしれません。
はじめは我慢をしなければならない場面もあるでしょう。
しかしそれを越えた先で必ず勉強を楽しいと感じることができます。
例えば英語なら長文を読んで物語を楽しめているとき、
数学なら初見の問題に対して自分で解法を考えて問題を解けるときなど
きっと楽しいと感じるでしょう。
成功体験を積んで成績が上がれば勉強は必ず楽しくなります。
なるべく早くその段階にたどり着いてください。
ただ1科目を全て完ぺきに勉強するのには長い時間がかかります。
学校の定期試験1回分など分野毎に勉強して小さな成功体験を積み上げていくと、この感覚をよりつかみやすいでしょう。
モチベーションではなく習慣で
高いモチベーションは維持しつづけにくいものです。
モチベーションは常に変わるものであるため、それに頼ると「モチベーションが続かない」と悩むことになります。
受験勉強において大切なのは習慣です。
そのときの自分の気分に関わらず同じように行動するためには受験勉強を習慣化するに限ります。
一般的に3週間同じように繰り返した行動は習慣化するといわれています。
まるで歯を磨くことと同じように受験勉強に取り組めるようになると良いでしょう。
いきなり難しい行動目標を立てる必要はありません。
例えば通学中の電車内で英単語を覚えるなど
自分が頑張れば継続できそうな行動を習慣化してください。
そうするとモチベーションに関わらず、受験勉強に取り組めるようになります。
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