皆さん、こんにちは。横浜駅徒歩5分の大学受験予備校、武田塾横浜校です。
本記事では、2021年に大学へ入学する受験生からスタートする
新入試のうち、「大学入学共通テスト」の国語についてまとめていきます。
本記事は、平成29年と30年に行われた2回のプレテストを基にしています。
本番がまったく同じ形式で出題されるとは限りませんので、ご注意ください。
独立行政法人 大学入試センター (2019.10.17取得) |
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/index.html |
★「そもそも大学の新入試形式って何?」という方は、以下の記事をご覧ください!
センター試験との違い
共通テストの国語は、ほかのどの科目よりも変更点が多いといえます。
具体的に見ていきましょう!
センター試験の国語 | 共通テストの国語 | |
第1問 | 評論文 |
複数の文章や資料を用いた 記述問題 |
第2問 | 小説 | 表や資料、写真などを用いた評論文 |
第3問 | 古文 | 小説、詩・エッセイ |
第4問 | 漢文 | 古文 |
第5問 | (なし) | 漢文 |
解答時間 | 80分 | 100分 |
満点 | 200点 | 200点+記述式の評価 |
何より目を引くのが記述問題ですね!
記述問題に関しては以下の記事で詳しく説明しています。
複数の文章・資料
共通テストすべての科目に言えることですが、やはり
情報を組み合わせて解く問題が多いです。
国語では、1つの大問の中に【文章I】【文章II】のような形で
異なる作品からの引用が多くみられます。資料についても
写真や表、ポスター、法律の条文など多岐にわたります。
現代文・古文・漢文いずれにしても、軸となる文章&資料など周辺情報を集約して
網羅的に読解する能力が問われます。
詩・エッセイ
小説の代わりに詩・エッセイが出題されているのも気になりますよね。
プレテストですので、「実験的に組み込んでみた」だけの可能性はあります。
少なくとも、大学入試センター(入試問題を作る機関)は
詩・エッセイでの作問も視野に入れているといえるでしょう。
古文の最終問題のクセが強い!
古文の最終問題では、共通テストの多くの科目に登場する
「生徒や教師の会話文」が組み込まれていました。
ただ、その内容はさらに特殊で、
古文中の傍線部と会話文を内容を組み合わせて読んだのち
さらに「6人の生徒の発言として正しいものを選べ」という問題でした。
以下の画像は、第2回プレテストを参考に作成した架空の問題です。
会話文の中に和歌まで挿入されているという、
徹底した「複数の情報を複合して処理する能力」試しといえます。
いかがだったでしょうか?
最初に述べた通り、国語の共通テストは
変化がとても大きい科目といえます。
本番で、どのような形で出題されるかはまだわかりませんが、
来年以降の受験生が勉強する指標になればと思います。
武田塾横浜校は、今後も共通テストに関する情報を発信していきますので
宜しくお願い致します。
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