英語長文を解くときはこれを意識しよう！
こんにちは！武田塾八尾校、講師のY（大阪大学外国語学部）です。
もう少しで国公立二次試験ですが、勉強は順調でしょうか。
ラストスパートなので、最後まで頑張りましょう。
今回は英語長文を勉強する際、または模試や入試などで解く際に使えるちょっとした工夫や解決策を紹介していきたいと思います。
長文を読むときに苦戦したり、何か壁に当たっている感覚のある人は、ぜひ参考にしてください。
①基礎が定着していないので読めない
長文を読むためには、単語、イディオム、文法、英文解釈などが必要ですが、これらが定着していないという場合です。
人によって志望校や、解いている問題のレベルが違うので、一概にこの程度基礎を固めておくべきとは言えませんが、自分の志望する大学レベルの長文で、分からない単語や、表現、構文が何度も出てくるなら、基礎が足りていないでしょう。
もちろん、文章中の単語やイディオムが全てわかるというのはほとんどないと思います（全てわかるならば、もっと上を目指せます）。
なので、基礎が定着していなくて、長文で詰まりまくるというようであれば、もう一度基礎を見直すべきでしょう。
②話の流れなど、何となくは理解できるが、ぼんやりしている
初めの方は理解できるが、内容がだんだん分からなくなってくる。
けど、どこから分からなくなっているか分からない。
そうすると、解き終わって解説を見て勉強する時も、効率が悪くなってしまいます。
どうしても感覚で読んでしまう人が多いので、こういった経験をしたことがある人が大半だと思います。
しかし、「この文章から理解が怪しい」という文章があるはずです。
この場合の解決策を紹介します。
解決策は、解いている時に、分からない単語やフレーズ、構文に印をつけることです。
文章中だけでなく、設問の英文にもです。
そうすることで、復習しやすくなりますし、どこから分からなくなっているか認識することができます。
印をつける基準ですが、少しでも怪しいなと思ったらつけても良いと思います。
特に設問に関連する部分は特に注意して印をつけるようにしましょう。
そうすると、解説を見る時も、自分が分からない部分が明確になっているので、全文を復習する必要がありません。
僕はこれを模試や、本番の試験でもしていましたが、個人的にはすごく有効だと思います。
③文章の内容が覚えられない
これもよくあることだと思いますが、文章の内容を忘れてしまって、設問に答えられないという場合です。
この原因はいくつか挙げられますが、
・英語を英語のまま読めていない
・時間がかかりすぎている
・そもそも読めていない
などがあります。
解決策は、設問を先読みして段落ごとに解いていく、です。
先に設問を読んでおけば、どういった内容が問われているか、文章を読む前に把握することができます。
そうすると、文章を覚える必要はなく、設問の内容が出てきたら答えるという風に出来ます。
ただ設問の内容を覚えながら読み進めることになるので、この場合も暗記力は多少必要です。
この方法を使用しながら、英語を英語のまま読む練習や、速読の練習をすると改善されるでしょう。
まとめ
今回は英語長文を解く際の問題と、その解決策をお話しましたが、いかがでしたか。
内容をまとめると
・基礎を定着させる
・分からない部分に印をつける
・先に設問を読んでおく
英語長文というのは受験において非常に重要な要素です。
単語などの基礎が出来ていなくて、明らかに読めていない場合は基礎のやり直しで済むので、するべきことは明確です。
しかし、中途半端に基礎ができていて、感覚的に文章を理解してしまって、細かい部分を問われて間違えるというのが怖いです。
何となく理解してしまうことを防ぐために、高１、高２の人は、日頃から英文を訳して、答えと照らし合わせる習慣を身につけましょう。
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