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赤本、本当にやり切れてる?消費するだけはダメ、絶対。

赤本、案外すぐに終わりますよね…

こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!

 

私立大学の一般入試も始まりましたね。ここが本命の人、滑り止めなど様々かと思います。まだまだ大学入試は残っている、という人も多いと思いますので、最後まで気を抜かずに頑張っていきましょう!

 

さて、今回の記事では、「赤本」の使い方に焦点を当てたお話をしていきたいと思います。

 

今まで国公立大学の、あるいは私立大学の過去問演習に取り組んできて、数年分しかないから案外早く終わったな、と感じることはありませんでしたか?

 

当然多くの大学の赤本なんて直近3年分くらいしか収録されていないので、仮に1日1年分、みたいなペースで解いてる人がいるとしたらほんの数日で全て終わってしまうことになります。

 

しかしその年度の過去問を消費したことは果たして「終わった」と言えるのかどうか、今一度考えて欲しいと思います!

 

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①解答の根拠を説明できるレベルまで仕上げよう!

では何を持って過去問が「終わった」と言えるのでしょうか。

そのポイントの1つ目が、「解説の根拠までしっかりと説明できる」です。

 

今までやってきて薄々感じているとは思いますが、赤本の解説って、結構不親切なところ多いですよね。

解説の量としては十分だったりしますが、肝心のなんでそうなるの?って部分への説明がなかったりで、なんとなくで流してしまうことも結構あったと思います。そもそも問題が難しいですしね…

 

しかし、その程度の理解のままで一旦終わらせてしまっても、それでいいわけないですよね。

たまに一通り解いて解説読んで次の年に行ったり別の参考書に行ったりする人がいますが、めちゃくちゃもったいないです。

 

基本的に解き直しはその年の過去問に取り組んで解答を確認したら即やりましょう。

また、赤本の解説だけでは細かい所までを完全に理解しきるのがしんどいことも多々あるので、もしよくわからない箇所などがあったら、講義系参考書や教科書をもう一度参照してみたり、演習系の参考書の類題を確認するなどして、必ず自分が完全に納得のいくまで解答を咀嚼するようにしましょう。

 

解答の全ての文章がなぜそうなるのかを他人に説明できるレベルまで理解して初めて、その問題は「終わった」と言うことができます!

 

②本番で取れる点数の感覚を身につけよう!

こちらも過去問に取り組む以上は絶対に身につけておきたい感覚です。

本番が練習と全く同じになることはまずありえませんが、どの教科はどの程度安定した得点が見込めるか、などの漠然とした感覚は練習の段階でもなんとなくわかってくると思います。

 

まずは共通試験の結果や志望校の配点・傾斜、合格最低点などを確認しつつ、合格に必要な二次の点数はどれくらいなのかの目安をつけておきましょう。

 

そして、実際に時間を測って取り組んでいく中で、その目標点を取るにはどの教科でどの程度得点できればよいのかをあらかじめ考えておくことが大切です。

 

満点を基準に考えていると、本番40点相当の出来だった時の精神的ダメージは大きいですが、もともとその教科の目標は55点などとあらかじめ決めておけば、15点程度なら他で巻き返せる可能性もあるし、と変な焦りを生むこともなくなるでしょう。

 

基本的に過去問の練習段階ではなるべく本番を想定しつつ、考えうる精神的な不安要素を取り払うことが重要になってきます。

 

回数を重ねるうちに得点が伸ばせるようになってきたら、目標点も少し高めに設定して余裕を持った合格を見据えていくようにしましょう!

 

まとめ

今回は赤本の使い方についての一例を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。

少し短い記事になりましたが、重要な点をまとめると、

・解説は完全に理解するまで咀嚼する

・本番想定の点数感覚を身につける   の2点です。

 

中には過去問を一通り取り組んだだけで終わった気になってしまっている人もいるかと思うので、今一度本当に「終わって」いるのかを考え直してみて、ぜひ今回の記事を参考にもう一度取り組んでもらえればと思います!

 

本番までの時間も残り少ないですが、やれることはしっかりとやりきりましょう!

 

 

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