関西私大の最難関! ~同志社大学 全学部 英語~
こんにちは!武田塾八尾校です!
「関関同立」の英語対策シリーズも、今回の記事が最後となります。
(前回までの記事をご覧になっていない方はこちら↓もご覧ください)
https://www.takeda.tv/yao/blog/post-174260/ (立命館大学)
https://www.takeda.tv/yao/blog/post-174254/ (関西学院大大学)
https://www.takeda.tv/yao/blog/post-174249/ (関西大学)
今回の記事は同志社大学です!
問題構成と対策は? 大問ごとに解説します!
基本情報: 【英語】試験時間 100分 大問数 3問
大問1~2 長文読解問題(和文英訳1問) 大問3 会話文(和文英訳1問)
大問1 長文読解
2019年度入試では、文系・理系ともに、TOEFLに出題されそうなトピックが扱われていました。
(文系 『映画の誕生』 理系 『人類の進化における睡眠の重要性』)
設問Aの空所補充では、前置詞や接続詞、関係詞について問われており、難易度の高い問題もありましたが、しっかりと勉強した学生ならば正解できるだろうというレベルでした。
設問Bの言い換え問題は、比較的レベルが高く、早慶レベルの難易度の問題が並べられていましたが、たとえわからなくても文章をしっかりと読めば、文脈から推測して解答できる問題もありました。
設問Cの表現の言い換え問題も、設問B同様文脈から推測して答えることの出来る問題でした。
設問D、整序の空所補充問題も、難易度はそれほど高くはなく、よく見かける頻出度の高い問題が取り上げられていました。
設問Eの内容一致問題は、8つの選択肢から3つを選択する問題となっており厄介な問題ではありますが、はっきりと答えはわかるようになっているため、全問正解も十分狙っていける難易度となっていました。
大問2 長文読解(和訳あり)
問題の構成は、A~Eは大問1とほぼ同じで、加えて設問Fに和訳が付け加えられている、といった形になっており、難易度の差もほとんどありませんでした。
こういう意味でも、同志社の長文に対応するには、過去問を何度も解いて問題のパターンを掴んでいくことが重要となってきます。
大問1~2を通して、文章全体としては、構文的にはそれほど難しいものはないものの、語彙はかなり難しいものも見られ、注のついていない単語は前後関係から類推することが求められています。
さらに、英文の文章量がかなりの量であるため、ある程度の速さで、かつ設問に沿った形で内容を理解していく必要があるため、速読力と正確な読解力が求められていると言えます。
大問3 会話文
会話文問題では、特別な口語表現が問われることは少なく、話の流れは理解しやすいことが多くなっています。
基本的な会話表現の知識さえ持っていれば、空所補充問題は比較的容易に解答できるだろうと思われます。
和文英訳は、会話文中の和文を英語に直す形となっており、基本的な語彙や構文を正しく使いこなせるかどうかを問われています。
代名詞や指示詞、省略をしっかりと意識しつつ、フェイクの選択肢に惑わされないようにしっかりと解答を吟味する癖をつけていきましょう。
全体的な対策をまとめると、長文読解の占める割合が多いため、読解力を養うことはもちろんのこと、少し難易度の高い単語も含まれるため、前後の文脈から判断したり、消去法で判断するなど、粘り強く英文を読む癖をつけていく必要があります。
例年、出題形式・量ともに大きな変化はないため、過去の問題に積極的に取り組んでいくことが一番の対策になるだろうと思います。
時間配分としては、長文2題で70~75分、会話文問題で25~30分当たりを目安にすればよいでしょう。
まとめ
今回は関関同立の英語対策の4回目として、同志社大学の英語の特徴や対策を述べていきましたがいかがだったでしょうか。
同志社大学の英語の問題の特徴をまとめると、
・長文読解問題は、構文は平易で、論理展開の明快な文章が多いが、語彙には難易度の高いものも見られるため、前後関係から類推したり消去法で選択肢を絞ることも必要である。
・文章量がかなり多いため、速読力と正確な読解力が求められており、文章全体の論旨を押さえて読むことを心掛けなければならない。
・会話文問題はそれほど難しい表現等が問われることはないので、基本的な語彙や構文をしっかりと身につけ、使いこなせるようにならなければならない。
などがあげられます。
しっかりと過去問演習を行って、同志社大学独自の問題形式に慣れるようにしていきましょう!
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