山口大学人文学部は何が勉強できるの？大学生活や進路を徹底解説！＜必読入試対策もアリ！＞

こんにちは。

JR山口駅から歩いてすぐ。

武田塾山口校です。

本日は、山口大学において「何を勉強してるの？」聞かれる学部ランキング第一位（自分調べ）の、山口大学人文学部について紹介します。(筆者は人文学部在籍の講師)

山口大学人文学部
各学年における学生生活の流れ
1. 1年生
2. 2年生
3. 3年生
4. 4年生
卒業後の進路は？？
終わりに

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山口大学人文学部

学部について

定員：185名（前期日程：115名、後期日程：33名、総合型選抜：7名、学校推薦：30名）

山口大学人文学部は、1学部1学科5コースから構成されます。コース配属は3年次からで、受験段階では皆同じ「人文学部人文学科」として試験を受けます。

学べる内容は多岐にわたっており、入学前から研究内容を決めて入学する人もいれば、1・2年次の学びから興味を持ったコースへ進む人もいます。

学部の雰囲気

人文学部は185人で1学科が構成されているため、いろんな人と出会う機会があります。学部として何か大きなイベントなどがあるわけではないので、最初のうちは友達づくり等も難しいかもしれませんが、同じ授業の人や3年時に向けたコース説明等で仲良くなることが多いので、似たような趣味や共通の趣味を持つ人が集まりやすく、明るい雰囲気が学部内で形成されます！

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入試科目

前期日程

・共通テスト

4教科4科目(400点満点)

【国語】国語(100点）

【社会】世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B・現社・倫理・政経・倫理政経から1科目(100点)

【数学】数Ⅰ・数ⅠAから1科目(100点)

【外国語】英・独・仏・中・韓から1科目(100点）

・個別学力検査

2教科(200点満点)

【国語】国語(100点)

【外国語】英語(100点)

※個別学力検査の配点比率：33％

後期日程

・共通テスト

4教科4科目(600点満点)

【国語】国語(200点）

【社会】世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B・現社・倫理・政経・倫理政経から1科目(100点)

【数学】数Ⅰ・数ⅠAから1科目(100点)

【外国語】英・独・仏・中・韓から1科目(200点）

・個別学力検査

学科試験無し(200点満点)

【その他】面接(200点)

※個別学力検査の配点比率：25％

合格への道しるべ

人文学部の受験は、「国語」と「英語」が重視されます。特に前期試験は、共通テストだけでなく二次試験でも英語と国語があります。難易度自体はそこまで高くはなく、基本的には共通テスト対策の勉強の延長線上と考えても良いです。また、前期後期共に共通テストが占める割合が7割近くなので、まずは共通テストに向けて、安定した点数を取るための勉強をしていきましょう！

共通テスト

共通テストの対策は、参考書を解く→知識がついたら過去問or対策問題集で演習→復習→不安な所を参考書に戻る　ということの繰り返しです。

参考書を解くだけでは、同じ問題は解けるようになっていても類題や応用問題が解けるようになっているとは限りません。他の大学・学部での受験も同じですが、大事なことは知識を付けたら「慣れ」という意味合いも含めてとにかく何度も演習をすることです。共通テストが終わるまでは、何度も演習をしましょう！

二次試験

二次試験の対策は、先にも触れましたが共通テストの延長線です。英語は長文読解が2題、対話文が1題出ます。

大問1は長文読解なのですが、本文・問題文ともに英語で書かれています。ここで大事なのがいかに時間を掛けずに正確に理解することができるかです。問題文も英語のため、正確な理解が出来るよう日頃から意識しましょう。

大問2と大問3は、それぞれ長文読解・対話文なのですが、大問2の長文読解は和訳などの日本語で答える問題か記号問題で、大問3は対話の空欄を英語で埋める問題になっています。単語力や語彙力が求められますが、共通テスト対策がしっかりできていれば過去問演習で対応できる問題になっているので、ここで点を落とさないようにしましょう！

国語は現代文・古文・漢文が1題ずつ出題されます。

現代文は日頃から漢字や語句についての意識を持ち、古文・漢文については古典文法と単語を何度も繰り返して記憶に定着させましょう。記憶に必要なことは、インプットとアウトプットの繰り返し、そして十分な睡眠です。

山口大学の入試対策は、難問をいかに解けるか。ということよりも、どれだけ基礎が定着しているか、定着した基礎をどれだけ活用することができているかということが大事です。合格最低点は約6割が相場ではありますが、共通テスト・二次試験通じて最低8割を取るための勉強をしましょう！

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各学年における学生生活の流れ

1年生

1年生の間は、全学部共通の共通教育科目の履修が主です。教職等の科目を取っていなければ、かなり自由に使える時間が多いです。自動車免許の取得やアルバイト等をする学生は1年生が多いような気がします。

また、第二外国語の学習も1年次です。中国語・フランス語・ドイツ語から選んで前後期にわたり履修するのですが、中国語は人気圧倒的ナンバーワンです！

後期になると、共通教育科目に加えて学部専門科目の分野入門という講義が始まります。学生は自分の興味に応じて様々なコースの分野入門講義を受けることができます。

2年生

2年生になると、分野入門より一層専門的な科目である講読や特殊講義と呼ばれる講義が始まります。特殊講義というのは先生が研究している内容について講義してくださるもので、少し難易度の高いものとなっています。それに対して講読は、学生が外国語文献や古典文献の担当箇所について出典を調べたり精読したりして発表する講義となっています。

2年次の後期から、コース及び研究室に仮配属されます。仮配属されたからと言って大きく何かが変わるわけではありませんが、研究室に出入りしやすくなり、気持ちも研究へと向く学生が多いです。

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3年生

3年生になると、研究室に正式に配属され、本格的に自分の研究したい内容に目を向けることとなります。授業としては、2年次に引き続き講読や特殊講義、さらには演習という授業が始まります。また4年次の卒論に向けて動き出す人も少なくないです。

この時期になると、公務員志望や教職員志望の学生以外は就活を始めることになります。授業数的にはかなり少なくなるため楽ではありますが、就活をする人はやることの多さや焦りで慌ただしくなります…

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4年生

卒業を控え、卒論を書き始めます。卒論は割と自由にテーマを決めることができ、古典文献や外国語文献について研究する人もいれば、アニメや現代的な言葉遣いについて研究する人もいます。

大抵の人は卒論に苦しめられるのですが、教員志望者や公務員志望者は採用試験もあるため、3年時に楽をした分4年次で苦しめられることになります…

卒業後の進路は？？

人文学部では、卒業後は一般企業に就職する人が多くいます。各自の研究分野を活かす人もいれば、研究とは関係なく自分の仕事を目指す人もいますが、どちらを選んでも成功する人に共通しているのは、「自分の研究に精一杯取り組み、企業の人へアピールしきった」ということではないでしょうか。

また、資格として教員免許（英語・社会・国語）・司書資格・学芸員資格、社会調査士資格の取得が可能なので、それぞれ資格を取得してその仕事に就く人もいます。特に教員免許取得者は人文学部内でも多く、実際に出身地域や山口県で教員になる人もいます。司書資格や学芸員資格については、司書や学芸員の就職難易度の高さから、資格は取得したけど実際の仕事は他のことをするという人もいます。