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【受験生必見】経営学部ってどんな学部?似ている学部との違いも紹介

こんにちは。武田塾蕨校講師の橋本です。今回は経営学部について紹介したいと思います。

経営学部は多くの大学に設置されており聞いたことがある人が大多数だと思いますが、具体的にどのような内容を学ぶのかイメージがわかない人もいるのではないでしょうか。

今回は経営学部と似た学部としてよく比較される経済学部や商学部との違いにも触れながら、経営学部で学ぶ内容について紹介していきます!

 

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経営学部について

経営学とは?

そもそも経営学とは、主に企業の経営管理について研究する学問です。

企業活動の大きな要素となるのは「ヒト」「モノ」「カネ」の3つだと言われており、この三つの要素を柱としながら、具体的に「どのような組織を作り、社員をどう配置すれば無駄を省き、人材を有効活用できるか」「どのような商品を、誰をターゲットに売るべきか」「どうすれば低いコストでたくさんの商品を生産できるか」などの戦略を考えていき、よりよい企業運営の理論と方法を研究していくのが経営学の本質です。

経営学部で学ぶ内容

経営学部で学ぶことは、主に「企業経営の方法」です。経営管理や労務管理、生産管理といった部分がメインになります。企業における事業計画の立て方や、従業員の管理方法、経営関連の法務に関する知識などを身に付けることも経営学に含まれています。

経営学部では、経営の基本ともいえる経営学の概論的知識と、簿記・会計の知識、また経済学、社会学、法学などの関連する分野の基礎的内容を学びます。さらに経営管理の手法や企業会計のシステムなどへの理解も深め、個々の組織での課題解決力を養います。

https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/36013/ https://shingaku.mynavi.jp/future/gakumon/15/より引用

 

このように経営学部では、企業経営に関して経営管理・労務管理・生産管理など全般的な知識を身に着けることができ、理論だけでなく様々なケーススタディを通じて現実の企業活動や市場への影響について実務的な内容を学ぶことができます

そのため、大学で学んだ経営に関する具体的な知識や情報は、就活の面接時や就職後にも生かすことができます

また、経営学部で養った組織解決力を活かしてNPOなどの公益性の高い組織で発揮したり、起業したりする人も少なくありません

ですから、経営学部は一般企業に就職したいという人だけではなく自分で起業したい家業を継ぎたい経営者になりたいと考えている人にもおすすめです。

 

似ている学部について

次に、よく経営学部と比較されることの多い二つの学部を紹介します。

経済学部

経済学部について

経済学部では生産した物を交換する「市場」において、国や企業、消費者がどのような役割を果たしていくのかを学びます。国際社会における世界各国の景気動向や経済成長、物価変動、また企業の経済活動や個人の消費行動を分析し、世の中の経済活動を多角的に考察していきます。

具体的な研究分野としては、国家レベルの経済や財政を考える「財政学」、世界各国の経済情勢を分析する「国際経済学」、銀行のメカニズム、外貨(外国の貨幣)の影響を分析する「金融論」などが挙げられます。

https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/36013/

https://www.yotsuyagakuin.com/gakubu/social-sciences/economics/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=yobikou&gclid=Cj0KCQjw2NyFBhDoARIsAMtHtZ6_KNlaFZ3tNwzc824bGvx7SpKCuS3zP6QqC1N6B_EfMxMh4Sxti6QaApDlEALw_wcB より引用

 

そして、経済学部は分析には数式やグラフを使うのですが、ここが経営学部と商学部との間で大きな違いがみられる部分だと思います。

そのため、数学が割と得意である人にはおすすめですが、数学が苦手な人は少し選ぶのに躊躇してしまうかもしれません。

しかし、そこまで難しい数式を使うわけではないので基礎的な内容を勉強すれば十分対処できます

 

商学部

商学部について

商学部では「マーケティング」や「会計関連科目」のような、より「商業」に寄った学びが中心となります。マーケティングでは、市場調査を行うことで消費者のニーズを分析し、新商品の開発・既存商品の改善につなげます。会計科目では、商品生産にかかる人件費・材料費など広い範囲から見たコストに対する感覚を身に付けます。つまり、実際に会社で使われることが多い知識を身に付けるのが商学部での学びだといえます。

商学部は消費者が購入する「商品」を中心に据えて企業活動を理解しようとする一方で、経営学は「企業」における経営資源(ヒト、モノ、カネ)に関する戦略的行動を理解することが中心になるため「組織と戦略」というキーワードが重要になります。

https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/36013/ https://www.nucba.ac.jp/commerce/diff.html より引用

 

この説明を見ると経営学と商学は内容こそ多少異なりますが、同じ「企業」に対する研究を行う学問だということがわかります。その点ではこの二つの学問はかなり似ていると考えられます。

また、経済学と経営学・商学を比較したこのような説明もあります。

経営学・商学は主に企業などの具体的な運営や経営の「ノウハウ」を学びます。また、経済学では「世界の景気動向」など、より幅広い視点に立つことも多いのですが、経営・商学ではあくまで個々の組織の活動を研究の対象としています。簡単に言うと、経済学は「世の中のお金の流れを学ぶ」のに対して、経営・商学は「(企業などが)どうすれば利益を高められるかを学ぶ」のだと考えてよいでしょう。

https://www.yotsuyagakuin.com/gakubu/social-sciences/economics/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=yobikou&gclid=Cj0KCQjw2NyFBhDoARIsAMtHtZ6_KNlaFZ3tNwzc824bGvx7SpKCuS3zP6QqC1N6B_EfMxMh4Sxti6QaApDlEALw_wcB より引用

言葉だけを聞くと経営学は経済学と似ているように思われがちですが、実際には経営学は商学の方が似ている部分が多いのです。

 

経営学部でも経済学や商学については必ず学ぶ!

これまで経営学についてと経済学部・商学部との違いについて説明してきましたが、経営学部に入ったからといって経済学や商学について学ぶことができないのかというと全くそうではありません!

経営と経済・商は密接な関係にあり、どちらも経営学を学ぶ上で不可欠な学問です

実際に私は経営学部の中でも市場経営を主に研究対象とする学科に所属しているのですが、マーケティング以外にもファイナンスや流通、情報、金融など経済学や商学に関する勉強もしており、学部というカテゴリを超えて様々な関連する学問を学べる学部だと思っています。

また、経営学部といっても大学によっては経営学科だけではなく会計学科、市場戦略学科、産業経営学科、国際経営学科など細かく分かれている場合もあり、どの学科を選べばよいか迷ってしまう受験生もいると思います。

学ぶ内容やメインテーマは異なってくることもありますが、大元の「経営学」を学ぶこと自体はどの学科も共通しているので、自分の少しでも興味のある分野を研究対象としている学科を選ぶことをおすすめします!

 

最後に

今回は経営学部について紹介しました。

経営学部は毎年コンスタントな人気があり、大学卒業後一般企業への就職や起業を目指している文系受験生必見の学部です。

文系の受験生の皆さんに経営学が具体的にどのような学問であるのか、経済学部・商学部との違いを理解していただき、学部選びの参考にしていただけると嬉しいです!

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