こんばんは、武田塾和歌山校です!
本日は以前古文の勉強法やおすすめの参考書を紹介していたブログに続き、志望校別におすすめの参考書をご紹介していきたいと思います!
志望校レベル別の古文おすすめ参考書
日東駒専レベル志望の受験生
まずは単語帳は以前のブログでも紹介した「古文単語ゴロゴ」です。
565語と単語量としては多めですが、基本的にはレベルA、Bのところだけ(336語)を完璧にしていきましょう。
これと同時並行で勉強を進めてほしいのが「富井の古文文法をはじめからていねいに」です。
こちらは読み物として「そういうものなんだ」とあまり深く気にせず、読み進めていって下さい。
こちらが一通り終わったら初めからていねいにシリーズの「富井の古文読解をはじめからていねいに」で読解を進めていきましょう。
ここまででかかる時間は復習を含めて2か月弱ほどです。
その後いよいよここまでで固まった古文の基礎知識を使って、入試レベルの問題へと読み進めていきたいのですが、ここで一冊取り組んでほしいのが、「こわくない古文漢文」です。
こちらは高校入試向けの教材なのですが、古文の読み方を学ぶ上で非常に有用な1冊です。
入門編と実践編の2つから構成されており、実践編には高校の入試問題が収録されており、入門編ではそれらの入試問題が漫画形式で説明されています。
ですので、漫画を読んだうえで文章を読むことで人物関係の把握などができれば「古文って簡単に解けるんだ!」ということがわかってもらえる一冊となっています。
その後、文法問題集や解釈の参考書である、
を進め、これらの問題集を経て、実践編として
「古文上達45」の問題集をすすめていきます。
こちらは難しい訳ではありませんが、解説が詳しく文法問題もたくさん載っているので、基礎の仕上げにはうってつけの参考書となっています。また、作品としても古文で扱う有名なものはほとんど載っているので2、3周してほしい問題集となっています。
センター試験(2020年から共通テスト)対策
レベルとしてはここまで扱った参考書で対応可能なのですが、センター試験を実際に解いた受験生には「センター古文って難しくないですか?!!」と言われることがあります。
センター試験の古文では問題文も日東駒専、MARCHの問題に比べ長く限られた時間の中で解くには非常に難易度の高いものになっています。
ただ、センター試験の古文では以前のブログでもお話した「選択肢を使って問題文を読み取る」練習になります。
ですので是非日東駒専レベルの参考書が終わった受験生の方々は、マーク式センター問題集やセンター試験過去問をやりこんでみましょう。
ここまででかかる時間は大体4~5か月と想定されます。
さらに日東駒専レベルで強化していきたい場合には
こちらの問題集や過去問を解いていきましょう。
もしこの問題集や過去問を解いている中で、古文の読み方の要点だけもう一度復習したいという方には
こちらの問題集もおススメです。
MARCHレベル志望の受験生
まずMARCHレベルの入門編としておすすめなのが「有名私大古文演習」です。
問題数が少ないため、三週間ほどで終わる参考書となっています。
ここからは単語帳のところでも紹介した「読み解き古文単語」という単語帳を増やして単語を覚えながら、古文を毎日読むということを意識していきましょう。
こちらの単語帳と並行して行っていってほしいのが、首都圏「難関」私大演習です。
こちらも復習含めて1か月ほどで終わる参考書となっています。
この参考書まで解いてMARCHレベルは2か月程で終了します。
早稲田レベル志望の受験生
早稲田レベルはほとんど過去問演習がメインとなってきます。
まず1冊目としては「早稲田の国語」の古文範囲です。
こちらが終わったら、自分の受けたい学部の問題をひたすら解いていきましょう。
とくに早稲田の中では、文学部、法学部、文化構想学部が古文の難易度が高いのでしっかり取り組んで下さい。
早稲田の古文では、内容を理解するのが難しく、省略なども多いので受験生が自分でストーリーを作成してしまいがちです。センター古文の勉強法のでもご紹介した「選択肢」を利用して文章を理解し解いていくことを意識していきましょう。
さらに古文を最低限乗り切るだけではなく「得点を稼ぎたい」という方は過去問と並行して仕上げの1冊として「最強の古文」を解いていきましょう。
早稲田レベルの問題集を解くのにかかる時間としては、
早稲田の国語:2週間
早稲田の過去問:1~2か月
(最強の古文:2か月)
東大レベル志望の受験生
ここまで私立の古文についてお話してきましたが、次は国公立の古文についてさらには国立最難関の東京大学の古文についてお話していきたいと思います。
国公立の文章の難易度としては私立に比べると簡単なものが多くなっています。ただ、記述に対応するためには正確に読めることが必要となってきます。
記述論述対策としてご紹介していく参考書が「入試精選問題集」「得点奪取 古文」2冊となっています。
「入試精選問題集」は記述問題が多く国立向けで問題の難易度は高いが解説は詳しくなっています。
「得点奪取」は国語の記述対策といえばこの1冊といった問題集となっています。
例えば、東京大学の古文に関してはしばしば「満点」を狙いに行け!と言われたりします。
というのも文章自体の難易度は比較的高くないかつ「正確」な解答で得点がもらえるからです。
この正確な解答というのは指示語の内容を明らかにしたわかりやすい訳です。
ですので、先ほど紹介した2冊の記述向け問題集を解く上で、しっかり指示語や省略の内容を補うことを意識しながら解いていきましょう。
東京大学レベルの古文にかかる時間は紹介した2冊合わせて2か月程度となっています。
勉強法まとめ
志望校のレベル別に参考書をご紹介してきましたが、とにかく何をすればいいのかわからないまま勉強することがないようにしましょう。
「訳がわかれば」解ける状態では、源氏物語のような難しい文章が出題されたときに解けなくなってしまいます。
文章が難しい問題であれば、選択肢はたいてい簡単なことが多いので、選択肢を利用して本文の内容をしっかり理解しながら解きましょう。
また、問題の中には「主語」さえわかれば選択肢を絞れるあるいは答えがわかるものもあります。勉強法のところでもお話しましたが、「敬語」がわかれば「主語」もわかります。
ですのでそうした「古文の解き方」をしっかり身に着けた上で問題を解くように心がけていきましょう!
ここまででお話した内容がみなさんの勉強のお役に立てたら幸いです。
もし、ここまでで紹介した参考書を使った武田塾に興味がわいた方は是非一度無料相談会までお越しください!
武田塾ってどんな塾?
①日本初!授業をしない
武田塾の1番の特徴ですね!
一般的な個別指導塾では、講師の先生から新たに勉強する部分の解説を受けたり、分からない問題の説明をしてもらうなど「授業を受けること」がメインです。
もちろん、1人ひとりに応じた、わかりやすい説明はありますが、授業を受けるだけでは「わかる(理解する)」だけで止まってしまい、実際に問題が「できる(解ける)」ようにはなりません。
これを読んでいる人でも、たくさん授業を受けて「めっちゃわかった!」「これでテストも完璧だ!」と思っていたのにテストが出来なかったり良い点を取れなかった経験はありませんか??
「授業を受けること」だけでなく、自分で復習なり演習をしないと、確固たる知識として定着させることはできません。授業で習ったことは、忘却の彼方に行ってしまうのです。そのため、武田塾では授業を行わず、
自分に合った参考書を使用した自学自習の徹底管理を行うことで
「わかる」から「やってみて」「できる」状態に持っていきます!
勉強のやり方からしっかり教えて、出来るようになるまでやってもらう、これが武田塾です!
※武田塾では、学習の三段階を指導しています。
①「わかる」=教わって理解!
②「やってみる」=実際に解く!
③「できる」=入試でもできる!
②毎週の確認テストと個別指導
<1日単位の明確に決まった宿題>
武田塾では1日ごとに宿題の範囲が決まっています。塾生は毎日どれだけの時間どんなこと勉強すればいいのか明確です。また、武田塾では「4日進んで2日戻る(復習する)」勉強法を徹底するため、やりっぱなしになることはアリエマセン!※英単語も数学の問題集も6日間の間に3回完璧にしています。
しかし、宿題をしっかりやっても「これで出来るようになったのか不安」と思ってしまうこともあると思います。武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので、しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!そのため、毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため、志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも、武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。これを全部丸暗記することなど、不可能だと思いませんか?②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導では、一般的な個別指導塾のような問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか、口頭でチェックしています!
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」その根拠を講師の先生に説明してもらっています。武田塾の目的は、参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることではありません。
※試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。これを続けていくことで「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」が養われていくのです。
この2つの力は、センター試験に変わる大学入学共通テストにも必要な力です。一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているのか」まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じてアドバイスしていきます。
例えば、英単語。
今週英単語が中々覚えられず、確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は、
〇どのように英単語を覚えて来たのか
〇時間は毎日取れていたか
〇2日間の復習日でもしっかり取り組めていたか(ノートを確認)
これらを確認したうえで、効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ、武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。教室長の受験知識や教務知識が高い場合は1人ひとりのカリキュラムを設定していることもあるのですが、大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。この方法だと、自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし、武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは、、、
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点ですね!
以上、武田塾と一般的な個別指導塾の違いについて紹介しました!以下、参考動画です!
武田塾と普通の個別指導の違いの動画
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