みなさんこんにちは!
武田塾和歌山校です。
4月になりいよいよ受験学年がスタートですね!
本日は以前まで某有名予備校に在籍されており、この春から武田塾教務科の英語科に移籍した森田先生のお話をもとに、共通試験の英語って?センター試験と具体的に何が変わったの?医学部の英語って他の二次試験と違うの?など様々な疑問にお答えしていきたいと思います。
共通テストの英語
センター試験との比較
今回比較に使うのは
センター試験は2020年度に実施したもの、
試行問題は2019年に実施したものです。
リーディングについて
まず、時間や大問構成についてはセンター試験からの変更はありません。
ただアクセントや発音や文法語法の単独出題はなくなり、長文のみの出題となる予定です。
また長文の内容はウェブやブログ、雑誌、メモ、などより実践的なものとなると言われています。
また設問がすべて英語になったことも変更点といえます。
長文の難易度については問題を進むごとに難易度が高くなると言えます。(英検3級レベル→英検2級レベル)
もともとは4技能試験のうちのリーディング要素という立ち位置での共通テストであるため、移行期間の現在4技能試験を伴わない中で受けるとなるとかなり難易度としてはセンター試験より簡単で対策も楽になったと言えます。
そのためもともと難関大志望の生徒さんにとってはかなり簡単で、いままでよりも9割から満点の壁が低くなった試験であると言えそうです。
対策としては、今までのように文法書から英語を始めるというよりは短く簡単な長文から徐々に慣れていくことや速読を意識した長文読解などをしていくことが挙げられます。
今後共通テストの問題が難化していくとすれば、
長文の量が長くなる・情報処理の問題が多くなる
といった可能性が挙げられるので、中学生・高校1年生などでこのブログを読んだ方はそういったことも頭に入れながら対策していくことも大切です。
リスニングについて
まず、大問構成についてはセンター試験は4問に対し、共通テストは6問となっています。
読まれる音声の回数についてはセンター試験はすべて2回であったのに対し、共通テストは1回あるいは2回といった形になっています。
難易度については、リーディング同様問題が進むにつれて難易度が高くなるようで、前半の問題は流れる音声が2回、後半の問題は流れる音声が1回となっています。
問題全体の難易度としても1回しか読まれない音声も含まれているため、高くなったと言えます。
試行試験の中で正答率が低くなった問題としては、言い換えが難しい問題、音のひっかけ問題、推測させる問題などが含まれていました。
二次試験の入試英語
医学部医学科の英語
医学部医学科には総合大学の医学部と単科医科大大学(医学部医学科や医療系の学部しかない)の大きく分けて2つがあります。
総合大の医学部では他学部と共通の問題が多いこともあり、難易度は易~標準でありその分高い得点力が求められます。
それに対し単科の医科大学や私立の医学部では、医学科独自の問題であるため難易度が前者と比べ高い印象です。
本日は単科医科大学の中でも特に英語に力を入れていると言われる順天堂大学医学部、東京慈恵医科大学の英語についてみていきたいと思います。
順天堂大学医学部の英語
まず、入試の制限時間は80分、配点は500点のうち200点を占めます。
入試問題の内容としては、自由英作文が1題、他4題が長文となっています。
長文の内容としてもレベルは高く、雑誌や新聞の記事などがそのまま出題されており、受験生にとっては非常に読みずらい内容となっています。
ジャンルとしては、化学・医学系のものが多いのが特徴といえます。
また近年は有名人のインタビューが1題出題されており今後も出題される可能性が高いと言えます。
長文としてもネイティブレベルものであるため、いかに知らない語彙やイディオムを推測できるかが重要となってきます。
また、文挿入の問題も出題されていますが、これは基本的に代名詞、指示詞、指示語を使えば簡単に解けるものとなっています。
これらのことから、長文問題に関しては英文自体や問われてる単語は難しいが設問は標準レベルであるといえます。
設問が標準レベルといえる一つの理由として、どこをみて問題に答えればいいのかが設問に明確に記されているからであります。
ただ設問の種類に関しては、文挿入・内容一致問題・同義語の問題・主題の選択など多岐にわたるため十分な過去問演習が必要となってきます。
自由英作文に関しても、問題文をきちんと読むことができれば、書かなければならない内容自体はさほど難しくはないといえます。
東京慈恵医科大学の英語
近年、問題形式が変わり続けている東京慈恵医科大学ですが、以前まで出題されていた和文英訳もなくなり、問題がすべて英語となったため、ますます難易度は上昇している印象です。
時間は60分で配点は100/400 で大問は3題そのなかに英作文も含まれています。
英作文は文中の一部分を自分の言葉で要約する形式や、文中の一部分が穴抜きになっており、その中を埋めるという形式のものが出題されていました。
問題文全体の特徴としては、学術的な文章も多く医学単語に注釈がつかないことが多いと言えます。
そのため合格するためには、医療系の長文と単語に十分慣れる必要があります。
設問の特徴としては、文章が読めていれば推測出来たり解けるものも含まれていますが文章の難易度が高いため、必然的に設問の難易度としても高いと言えます。
特に内容一致問題はひっかけの選択肢がよく作られており、かなり難易度が高いと言えます。
また対策として、医療系文章が読めることも大切ですが、実験系の文章が読めることも必要になってきます。実験の目的、プロセス、結果がすべて聞かれるのできちんと抑えれるようになることが大切です。
まとめ
本日のブログでは入試問題の英語に関して受験生の方からいただく質問のいくつかに答えていきました。
武田塾ではこうした入試情報配信も積極的に行っています!
他にも勉強法やおすすめの参考書などについてのブログもありますので気になる方は是非見てください!
武田塾ってどんな塾?
①日本初!授業をしない
武田塾の1番の特徴ですね!
一般的な個別指導塾では、講師の先生から新たに勉強する部分の解説を受けたり、分からない問題の説明をしてもらうなど「授業を受けること」がメインです。
もちろん、1人ひとりに応じた、わかりやすい説明はありますが、授業を受けるだけでは「わかる(理解する)」だけで止まってしまい、実際に問題が「できる(解ける)」ようにはなりません。
これを読んでいる人でも、たくさん授業を受けて「めっちゃわかった!」「これでテストも完璧だ!」と思っていたのにテストが出来なかったり良い点を取れなかった経験はありませんか??
「授業を受けること」だけでなく、自分で復習なり演習をしないと、確固たる知識として定着させることはできません。授業で習ったことは、忘却の彼方に行ってしまうのです。そのため、武田塾では授業を行わず、
自分に合った参考書を使用した自学自習の徹底管理を行うことで
「わかる」から「やってみて」「できる」状態に持っていきます!
勉強のやり方からしっかり教えて、出来るようになるまでやってもらう、これが武田塾です!
※武田塾では、学習の三段階を指導しています。
①「わかる」=教わって理解!
②「やってみる」=実際に解く!
③「できる」=入試でもできる!
②毎週の確認テストと個別指導
<1日単位の明確に決まった宿題>
武田塾では1日ごとに宿題の範囲が決まっています。塾生は毎日どれだけの時間どんなこと勉強すればいいのか明確です。また、武田塾では「4日進んで2日戻る(復習する)」勉強法を徹底するため、やりっぱなしになることはアリエマセン!※英単語も数学の問題集も6日間の間に3回完璧にしています。
しかし、宿題をしっかりやっても「これで出来るようになったのか不安」と思ってしまうこともあると思います。武田塾ではその不安を「確認テスト」と「個別指導」で無くします!
<確認テストと個別指導>
武田塾では1週間に1度「確認テスト」と「個別指導」を行います。テスト内容は宿題の問題と全く同じ問題なので、しっかりこなせていれば満点を取ることが出来ます!そのため、毎日頑張って勉強しないとやっていないことがバレるのです。
また、確認テストで80点以上を超えないと次に進めないため、志望校合格までの道を進んでいくことも出来ないのです。こうして武田塾では確認テストで「勉強をサボれない」仕組みを作っているのです。
ずる賢い人や要領の良い人はここまで聞くと「解答の丸暗記をすれば良いし楽勝♪」と思ったかもしれませんがそれは絶対に出来ません!それには2つ理由があるので説明していきます。
①宿題の量が丸暗記出来ない程多い
そもそも、武田塾の宿題はどの科目でも丸暗記することが不可能な量です。下の表が実際に出される1週間の宿題量です。例えば、英文法の問題集ネクステージは9~16章で全部で数百問あります。これを全部丸暗記することなど、不可能だと思いませんか?②個別指導の時間で口頭チェックがある
武田塾の個別指導では、一般的な個別指導塾のような問題解説や新しい事項の説明をすることはほとんどありません。本当に問題が出来るようになったのか、暗記になっていないか、口頭でチェックしています!
この口頭でのチェックでは「答えを答えるのではなく何故その答えを選んだのか」その根拠を講師の先生に説明してもらっています。武田塾の目的は、参考書の問題が解けたり確認テストで点数を取ることではありません。
※試験や入試で得点できなければ意味がないので、そのために根拠の確認をしていくわけです。これを続けていくことで「自分で考えて理解する力(思考力)解法やプロセスを説明する力(表現力)」が養われていくのです。
この2つの力は、センター試験に変わる大学入学共通テストにも必要な力です。一般的な個別指導塾では授業中に進んでいくことが講師の先生に求められるため、「生徒が本当に分かっているか」「明確な根拠があって答えられているのか」まで見ることはほとんどありません。
また、そのほかに確認テストの結果や生徒のノートを確認と生徒へのヒアリングを行うことで1週間の勉強のやり方や学習時間が適切かどうかをチェックし状況に応じてアドバイスしていきます。
例えば、英単語。
今週英単語が中々覚えられず、確認テストで8割を切ってしまった生徒の場合は、
〇どのように英単語を覚えて来たのか
〇時間は毎日取れていたか
〇2日間の復習日でもしっかり取り組めていたか(ノートを確認)
これらを確認したうえで、効率の良い正しい単語の覚え方を指導します。ここまで講師の先生から手厚く見てもらえるのが武田塾の個別指導です!
③カリキュラムを全体で管理
もう1つ、武田塾と普通の個別指導塾の違いは「カリキュラムを塾全体で管理」していることです。
個別指導塾では講師の先生に生徒のカリキュラムを丸投げしていることが多いです。教室長の受験知識や教務知識が高い場合は1人ひとりのカリキュラムを設定していることもあるのですが、大半の場合は講師の先生にすべて任されてしまっています。
アルバイト講師が全て自分でカリキュラムを決めるなんてこともよくあります。この方法だと、自身の経験のみを元に作っているため非常に危険ですよね?
しかし、武田塾では志望校に応じてカリキュラムが決まっておりそれをもとに講師の先生が指導しているため講師の先生に依存することはありません。ここまでをまとめると武田塾と他の個別指導塾の違いは、、、
①授業をしない
②毎週やってきた範囲の確認テストと個別指導
③カリキュラムを全体で管理している
の3点ですね!
以上、武田塾と一般的な個別指導塾の違いについて紹介しました!以下、参考動画です!
武田塾と普通の個別指導の違いの動画
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