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【理系必見!!】今年の受験のカギを握るのは○○だった!?

はじめに

こんにちは!

武田塾宇都宮校です!

 

皆さん、受験勉強は順調に進んでいるでしょうか??

理系の現役生は数学Ⅲに入り、何かと苦戦している時期ではないでしょうか。。

私も数学Ⅲにはかなり手を焼かされた経験があります。。

数学は理系の生徒にとっては厳しい受験戦争を勝ち切る為のメインウェポンとなる訳ですが、数学の進め方がなかなかわからない、なにから始めたらいいか悩んでいる、といった方は以前上げたブログを是非ご参照ください!

 

さて、今回お話する内容は数学の話でも、理科の話でもありません。

「国語」の話をさせていただきます!

ん?今は理数科科目の話を聞きたいのに!私は理系だぞ!と思ったそこのあなた。後悔はさせません。

なぜ今国語に力を入れなければいけない理由や背景を交えてお話させていただきます!

それでは早速本題に入りましょう!

 

「共通テスト難化」の原因

 

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各メディアのニュース、SNSなどで報じられている通り、

2022年度の大学入学共通テストは「難化したと言われていますが、その多くは理系科目に集中しており、

数学ⅠA、生物基礎、生物、化学、日本史の平均点は共通テスト、前身のセンター試験と合わせ過去最低点を記録しています。

 

数学ⅠA・・・37.96点

生物基礎・・・23.90点

生物・・・48.81点

化学・・・47.63点

日本史・・・52.81点

 

この理数科目が軒並み最低点となってしまったのにはきちんと理由があります。

それは文章量の圧倒的な増加です。

センター試験から、共通テストへ移行した際に数学ⅠAは60分から70分に引き延ばされました。

これは多くの問題を思考・解釈する為に時間が引き延ばされたと考えられます。

また、今年の数学ⅡBに関しては冒頭から13行もの長文が出題されており、条件もかなり増えている印象を受けました。

加えて、私自身生物の教員を目指していたこともあり、生物の共通テスト問題を毎年解くようにしているのですが、

解いてみた感想としては、まず時間がギリギリ、そして文章内から条件を整理するのにとても苦労した覚えがあります。

 

そもそも思考力が問われる問題の上、形式が大きく変わり、加えて文章量が増えたことによって適切な情報を文章や設問から読み取る読解力、多くの条件を整理し計算に移行するための整理力・要約力が試されるような問題が昨年度には多数出題されました。

このように問題文だけでなく、設問や条件に対する読解や要約が必要とされたことにより2022年の共通テストが難化したのだと考えられます。

 

ではなぜここまで読解力を要する共通テストになってしまったのでしょうか。

 

読解力重視の問題。その裏側にあるものとは...

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実は今、「国語力(日本語力)」が重視され、どの教科の問題でも確かな読解が出来ないと点数がなかなか上がらない状況になりつつあります。

その背景として次の二つが挙げられます。

・PISAショック

・指導要領の改訂

これらについてただいまからお話しします。

 

PISAでの読解力における点数の低迷を不安視

国際的な学習到達度調査である「PISA」で日本の読解力の順位が前回8位だったものが、2018年の調査では14位へと低迷。

当時大学で教育学を学んでいた私も、このことは「PISAショック」として大きく取り上げられたことを覚えています。

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つまり、各国と比較するPISAの調査における読解力の点数が大きく傾いた結果、

これではまずい...と読解力を重視するテスト内容が検討され、共通テストに盛り込まれたわけですね。

実際にセンター試験から共通テストへ名前が変わった2020年の問題では、英語・国語は問題文の量が増加、理数科目をはじめとする他教科では「資料から読み取れることは何か、それを用いて問題が解けるか」を問う問題が多く出題されました。

 

今年の問題に関しても上記のような傾向は変わらず、数学を初めとする理数科目に著しく読解力が求められる形式になりました。

つまり、今年度もこの「読解力」を初めとする国語力を試すような問題形式になることは変わらないと想定されます。

 

学習指導要領の教育内容「言語能力の確実な育成」

現在の受験生に適応されている学習指導要領(各校のカリキュラムを作るベースとなるもの)にも教育内容の主な改善事項として、「言語能力の確実な育成」を掲げています。

噛み砕いて説明すると以下のような言語能力の育成を計っていくことを明記しています。

・各科目における語彙を確実に習得すること。

・主張に対する根拠を示しながら推測できること。

・情報を正確に理解し、得た情報を効果的に表現できる力の育成。

・各教科の言語活動を通して、調査の過程と結果を整理し報告書にまとめる力の育成

 

以上が学習指導要領で定められ、学校教育でもカリキュラムとして授業が形成されていきます。

なかでも、「情報を正確に理解すること」「過程と結果を整理しまとめること」「主張に対する根拠示し、推測することなどは、共通テストで必要とされている国語力、読解力に直結するような内容です。学校の授業の延長線上に共通テストがあることを考えると、学校教育でも国語力が重要視されていることが分かります。

 

このような状況下にある今だからこそ、改めて国語を勉強することの重要性を理解して欲しいのです!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

昨年度の「共通テスト難化事件」はこのような背景のもと生まれたものでこれからも続いていくであろうことがわかっていただけたかと思います。

また、共通テストに限らず日常生活で使う日本語を今のうちに鍛えておくことは高校を卒業した後、大学生、社会人と経験していく中で大きな武器となるでしょう。

例えば、何かをプレゼンするとき。資料を読み込み適切な情報をキャッチする読解力やそれらをまとめる要約力、わかりやすく伝える文章力その他諸々の国語力が必要となってきます。

ですので、「いかに国語が大事か」「今の内から始めないとまずいか」受験生だけでなく多くの生徒に一度読んで欲しい内容として書かせていただきました!

 

我々は生徒の掲げる強い気持ちに応えるためにも、絶対に合格へと導くという覚悟を持って受験生を指導しています。

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