こんにちは！武田塾宇都宮校です！
「大学受験攻略法」と題して、宇都宮校の講師が合格した大学について攻略法を書いていきます！
今回は福田先生による学習院大学経済学部の攻略法です。
GMARCHとして有名な学習院大学、目指している人も多いのではないでしょうか？
では、早速攻略法を聞いてみましょう！
学習院大学経済学部の各科目の配点は？
学習院大学経済学部の各科目の配点は次のとおりです。
個別学力試験
国語（漢文を除く） ：120点
外国語（独・仏選択可） ：150点
地歴・公民・数学から1科目 ：120点
学習院大学経済学部の科目ごとの傾向、難易度は？
英語
問題は大問7問から構成されており、記述型＋マーク式で試験時間は90分です。
長文問題が3題、英文法問題3題、和文英訳問題が1題ですので時間的には若干短めな印象があります。
私立大学では珍しく記述問題が出題されるので、記述対策が必須となります。
国語
国語は全3題から構成されており、現代文＋古文＋漢字書き取りとなります。
英語と同様に記述問題が出題されるので私立大専願でマーク式の問題の対策しかしていない受験生は注意が必要です。
古文に関しては古文常識に関する知識を利用して文章を解釈できるかどうかというよりは、文法に忠実に従って訳を行えるかどうかが重要だと思いました。
日頃の勉強の際に現代語訳と見比べて、文房に忠実な訳ができているかチェックするのがおすすめです。
数学
全4題で構成されており、試験時間は60分です。
数学も私立大学にしては珍しく、記述問題のみの出題となります。
大問1題にかけられる時間は15分とかなり短めなので問題文をみて素早く解く方針が立てられるかが非常に重要です。
途中の考え方なども見られる場面がありますので、公式などの使い方を問題演習の解答から研究していく必要もあります。
学習院大学は確率が多く出題されているのでそちらにも注意が必要です。
学習院大学経済学部の入試に向いている人は？
1.記述型の問題が得意な人
上述の通り、英国数すべての教科に対して記述問題が含まれます。
数学に関しては解法に縛られないために解きやすいという人もいるかもしれませんが、対策は必須となります。
さらに国語に関しては解答を探す思考プロセスも単純な私立型とは異なりますので過去問の解法から傾向を探りましょう。
2.時間配分が得意な人
記述型のためでもありますが、時間が他大学と比較してあまり余裕がありません。
過去問演習を通して全体の難易度やボリュームを把握しておいて、時間配分を決めて得点しやすい得意な分野から解き進めるのがおすすめです。
3.基礎を重点的に行う人
学習院大学の出題傾向に関しては特色という特色もなく、時間を多分に使わなければならない難問は少ないです。
基礎を重点的に行なって素早く解答を行う力が求められる用に感じられますので、日頃の学習からそのアウトプットなどの練習を行うようにしましょう。
学習院大学経済学部の入試に苦戦しそうな人は？
1.記述問題の対策が満足にできていない人
一般的な私立大学と異なり記述型の対策が必須になります。
日大レベルの基本的な参考書を遅くとも9月までには完璧にして、9月以降は本格的な記述対策をスタートするのがおすすめです。
2.感覚で解こうとする人
現代文の記述問題では、キーワードによる加点方式が採用されます。
そのため基礎が固まっていなく感覚で解こうとすると中間点しか貰えないなんてことが起こります。
他にも数学は全記述式ですので途中までの案内が全くありません。
感覚ではなく基礎や問題に対する根拠を完全に理解して十二分に活用することが学習院大学では求められます。
3.基礎を固めない人
学習院大学では問題の難しさというよりも短い制限時間でどれだけの合格点を取れるかの勝負になってきます。
最初に全体の時間配分を決めてもそれ以上に時間がかかってしまっては元も子もありません。
基礎のアウトプットを重点的に行なって時間に余裕を少しでも作る努力をしましょう。
学習院大学経済学部に合格するための必携参考書
数学チャート問題集
チャートの問題演習で記述型の問題に慣れていきましょう。
公式の成り立ちなどを見てどんな要素がその公式に必要なのかなどを押さえ、根拠をもって回答できることを目標に学習してください。
夏休み終了までにチャートは数ⅠAⅡBの範囲を最低でも1周は行って、解法のパターンを理解しておくと秋以降の過去問演習に向けてとても良い準備になります。
NextStage
文法の基礎はこの一冊で完璧にできますのでおすすめします。
しかし同じ問題ばかりだとマンネリ化したり問題を覚えてしまって効果が薄くなったりとしますので、別売りのネクステ対応の文法問題集を買うこともおすすめです。
こちらも8月が終わる頃までには解答に根拠を持てるレベルで1周してください。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は福田先生による学習院大学経済学部についての記事でした。
記述型の問題が多数出題される学習院大学は早い時期から基礎内容の完成を目指していく必要があります。
時間配分も大切ですので考える事柄が多い学習院大学はたくさん過去問を解いて解答スピードに慣れていきましょう。
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