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英検新級「準2級プラス」出題内容・難易度・対策は

こんにちは!武田塾豊洲校です。今回は2025年より実施になる英検新級「英検準2級プラス」の内容、難易度、対策について紹介していきます。

武田塾English Director、武田塾英語課課長、武田塾豊洲校のオーナーでもある森田鉄也先生がサンプル問題を分析した内容をYouTubeに投稿しましたので、大事なポイントを抜粋してお伝えします。

 

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時間は

リーディング+ライティング85分、リスニング25分、面接約7分

難易度は

「準2級」と「2級」の間と言われている「準2級プラス」ですが、難易度的には2級寄りになっています。

出題形式は

出題形式は2級とまったく同じになっています。同じ出題形式で難易度が下がっていると考えるとよいと思います。

語彙・熟語問題17問、長文中の空所補充2セット6問、メールの読解1セット3問、長文1セット5問

2級で文法問題はなくなるのと同じように準2級プラスでも出ない予定です。

リスニング:会話15問、1人が話すもの15分

ライティング:要約、エッセイ

面接:音読、その文章に関する質問、3コマ漫画の描写、質疑応答2問

2級との差異は

単語

すべて過去の2級の問題に登場した単語でしたので、2級の過去問の単語を全部やっておけば、それで完璧です。

準2級プラスサンプル問題に登場した単語のレベル: (    )は過去の出題回数

enlarge (2級3回・準1級1回)

promise (準2級5回・2級4回・準1級1回)

yell (準2級3回・2級1回)

irritate (2級1回・準1級3回)

maximum (2級1回)

impose (2級2回・準1級8回)

climate (準2級8回・2級3回)

narrow (準2級3回・2級1回)

frequency (2級2回)

despite (2級2回)

空所補充

森田先生がサンプルの問題で最も難しく感じた箇所だそうです。

長文の空所補充は文脈で解くようになっています。

読解

2級と比べると、時間的にはだいぶ楽になっていますが、難易度的にはそこまでは易しくはありません。

Eメール・文章読解は段落ごとに読んでいけば大丈夫です。

しかし、読解の5問目は文章全体的に答えの根拠がちらばっています。

ライティング

ライティングに関して2級との違いは語数になっています。

英文要約: 準2級プラス(25語~35語)、2級(45~55語)2級は1段落に3文あるのに準2級プラスでは1段落に2文しかありません。

エッセイ:準2級プラス(50~60語)、2級(80~100語)で理由を2つ挙げる。

リスニング

音声のサンプルがなかったので、現時点でスピードは把握できていません。内容は講義・クラスや店でのアナウンス、ある人物のストーリーで、2級への架け橋になっている難易度

スピーキング

音読:読みやすい単語や構文

文章に基づいた応答:

準2級・・1文中の前の部分と照らし合わせる、

2級・・一つ前の文章と照らし合わせ、照らし合わせる名詞は後ろに関係詞などがかかっている。

準2級プラス・・前の文章と照らし合わせる必要があるが、照らし合わせる名詞は(修飾部)名詞で、照らし合わせが容易になっている。

3コマ漫画:2級と同じで2級ポイントは1コマ目1つ、2コマ目2つ、3コマ目2つですが、準2級プラスは2コマ目にセリフ付き吹き出しがある。

質疑応答:Yes/No 疑問文が2つ、2級と同じく、2文で答える。

対策は

準2級プラスの対策本がなくて困っている人も多いと思いますが、2級の対策本を使えばすべて網羅できます。2級の対策本を使いつつ、英作文は少ない文字数で書けるようにするとよいと思います。

大学入試で難関大を目指している人は、苦戦せずに解けると思いますので、出題形式だけをしっかりと把握しておいてください。

まとめ

今回は2025年から新たに導入される英検準2級プラスについて、現時点で把握している情報をお伝えしてまいりました。現在のところ、英検2級向け対策をするのがベストな方法と言えるでしょう。

新しい情報が入りましたら、その都度皆さんにお伝えしてまいります。

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